2024-02-09 で GitHub に入社して丸 3 年経った。入社日は 2021-02-09 だった。 (これは 2024-03-06 に書いている) 3 年目はあまり良い一年ではなかった。年末年始は US テック業界にレイオフの嵐が吹き荒れ、GitHub でも 2 月にレイオフが行われた。比較的仲がよかったエンジニアも対象になり、数少ない「つて」がなくなった。春以降は同僚が育児休暇に入り(これはとても良いことだ)、仕事量が増えてオーバーワーク気味になった。勤怠の記録を振り返ると実稼働時間(残業)が顕著に増えたわけではないが、週末も翌週の仕事のことが頭から離れなかったり(まあそれは昔から割とそうだが)、仕事中も息つく暇なく次から次へと問い合わせをこなす感じで余裕がなかった。秋には状況が改善したが、知らずのうちにストレスを溜め込んでいたようで、職場に関連して思慮の浅さからくる失敗をして
GMOペパボを退職します 感謝 退職する理由 勤務スタイル モチベーション 3月からLeaner Technologiesで働きます 尊敬できる同僚 事業領域 カルチャー おわりに GMOペパボを退職します 2024年2月29日付けで、2018年9月から5年5ヶ月間を過ごしたGMOペパボ株式会社(以下ペパボ)を退職します。 1月末に最終出社を終えて、 お世話になりました!!!!1 pic.twitter.com/Reu8aSWfTm— たなけん (@tanaken0515) 2024年1月31日 2月は勉強をしたり毎日声日記を記録したりして過ごしていました。 listen.style ペパボではSUZURIというサービスの開発に携わっていました。 やってきたことは前回のブログ SUZURIでの5年間でやったこと - tanaken’s blog にまとめてあります。 感謝 本当にたくさんの
8月、街の一等地にある大型デパートが閉店しました。そのデパートが入居しているショッピングモールも撤退を決めています。その周りを見ても、空き店舗ばかり・・・。 ここはアメリカ西海岸の大都市、カリフォルニア州サンフランシスコ。入り江にかかる真っ赤なゴールデンゲートブリッジに、急な坂を行き来するケーブルカー。華やかなイメージに彩られた町の中心部には驚くべき光景が広がっています。 (ロサンゼルス支局長 佐伯敏) サンフランシスコの歩道 歩道にはテントが張られ、バス停は路上生活者、いわゆるホームレスの荷物で埋め尽くされています。 座り込んで顔を突っ伏し、動かない人もいれば、小刻みに震えている人、奇声を上げる人。 こうした光景は、サンフランシスコの中心部で決して珍しくなくなっています。 近年のサンフランシスコと言えば、テック企業が集まる都市として広く知られてきました。あのイーロン・マスク氏がツイッター
米国人の「出社嫌い」突出 在宅勤務が定着、経済を圧迫 2023年08月10日07時19分配信 市内地下鉄駅で降りる乗客ら=5月、ニューヨーク(AFP時事) コロナ禍発生から3年以上がたち、米国社会はほぼ正常化した。しかし、その間に在宅勤務がすっかり定着し、多くの会社員が職場に戻らない状態が続いている。米国人の「出社嫌い」は商業用不動産市場の悪化を招き、不動産融資を主要業務とする地方銀行の経営を圧迫。米景気の足を引っ張る一因になっている。 テレワークかオフィス回帰か 企業、割れる働き方―コロナ「5類」移行 ◇「通勤は無駄」 「効率的に仕事ができる。通勤時間は無駄だ」。ニューヨーク市の金融機関で株式トレーダーをしている米国人男性(50)は、在宅勤務の利点をこう強調した。ぜんそくの持病もあり、コロナ禍以降は週5日家で働く。「ストレスが減り、『燃え尽き』状態にもならなくなった」といい、今後も在宅を
今年に入ってから、オフラインのIT系勉強会や開発者カンファレンスがじわじわと復活してきているが、興味深いと思っているのは、開催にあたってより大きなコストのかかるカンファレンス規模のイベントのほうが、復活のスピードが早いように思われることだ。 逆に小規模の、駅名+技術のような勉強会のほうが復活していないものが多いように感じる。これには会場確保の難しさやオーガナイザーの状況の変化などいろいろな要因が簡単に思いつくが、特に考えてみたいのは「集う」ということそのものの困難さに気付かされているのではないかということだ。 人が集まって何かをイベントを開催するためには、そこに人を「集わせる力」が必要である。大規模なカンファレンスと小規模の勉強会の大きな違いは、その「集わせる力」に対する投下コストにあると思う。より商業的な色合いを持つイベントであるほど、そのコストの多くは「集わせる力」の増強に使われる。集
レイオフは会社のお金が実際にあるかないかというよりも、株価・株主を意識して行われるものだということを今回初めて知ったというか認識した。お金が少なくなってきた・このままだとなくなるから節約する、というロジックではなく、株価が下がったので・下がらないように予防的に対応するもの、というか。つまり実際にお金が少なくなってから手を打っては遅すぎる、ということなのだろう。 最近知人が「レイオフは絶対値ではなく相対値で行われる」と言っていて、それも新しい認識だった。ビッグテック企業が絶対値としてはものすごい金額を稼いでいる、それは事実なのだが、目標・予想に届かなかったのでレイオフ、というロジック。「儲かっていればレイオフしないされない・儲かってないからレイオフする」のではない、という。「儲かっている」の定義の問題、とも言える。 GitHub 完全リモートに移行の話 パンデミック前から元々、過半数が完全に
アーキテクチャの議論でよく出てくるのが、コンウェイの法則と、逆コンウェイ戦略です。これについては、うっかりIT用語をバズらせてしまう達人のマーチン・ファウラーのブログにも詳しい説明があります。角さん、いつも翻訳ありがとうございます。 「逆コンウェイの法則」が持ち出された議論が苦手なんどけど、なんでなのかな。コンウェイの法則はよく理解できるんだがー。 — Kazunori Otani (@katzchang) February 28, 2023 この@katzchangさんのツイートもそうですが、逆コンウェイ戦略に関しては僕も少しモヤモヤするところが個人的にあり、そのあたりを周りの人(@katzchangさんや@tokoroten、@__garsue__氏)と議論したらいろいろ自分が思っていなかった知見も得られたりしたので、まとめてみます。 コミュニケーションがかえって増える問題コンウェイの
Appleが「オフィスで働いて」と社員に望む理由 日常が戻ってきた米国の「ハイブリッドワーク」事情:シリコンバレーから見た風景(1/3 ページ) シリコンバレーのIT企業にソフトウェアエンジニアとして勤務する五島正浩さんが見た現地のテック動向を紹介する連載「シリコンバレーから見た風景」。第25回は、コロナ禍から3年がたち、日常が戻ってきた米国の「ハイブリッドワーク」事情について紹介します。 振り返ってみるとコロナ禍が始まってから3年がたちます。先が見えない在宅勤務生活が続いていましたが、昨年からは経済再開に伴いオフィス勤務に戻る動きが始まりました。シリコンバレーではこれをRTO(Return To Office)と呼んでいます。 オフィスに出社してオンサイトで働くのか、これまで通りリモートワークを続けるのか、二つのバランスを取ったハイブリッドを導入するのか。ワークスタイルの在り方が大きく議
エアビーアンドビーの共同創業者兼CEOのブライアン・チェスキー。 Kimberly White/Getty Images エアビーアンドビーのブライアン・チェスキーCEOは、給与を減らすことなく社員が恒久的にリモートワークできるようにすると発表した。 タイム誌のインタビューでチェスキーは、「我々が知っているようなオフィスの時代は終わった」と述べた。 彼は、週3日オフィスで働くハイブリッドモデルに欠陥があると考える理由も説明した。 エアビーアンドビー(Airbnb、以下エアビー)のブライアン・チェスキー(Brian Chesky)CEOにとって、オフィスで仕事をすることはもはや過去の遺物であるという。 2022年5月8日に公開されたタイム(Time)誌の「The Leadership Brief」で彼は、オフィスは「デジタル化以前の時代のもの」であり、「時代錯誤の形態」であると考えていると述
TOP ニュースリリース ミクシィ、リモートワークとオフィスワークを融合した新しい働き⽅「マーブルワークスタイル」を4月より正式に制度化 株式会社ミクシィ(東京都渋谷区、代表取締役社長:木村 弘毅)は、これまで試験運用を行っていたリモートワークとオフィスワークを融合した新しい働き方「マーブルワークスタイル」を、本年4月1日(金)より正式に制度化することを決定しましたのでお知らせいたします。4月からの本制度では、部署ごとに状況に応じて最適な出社回数を選択でき、フルリモートワークも可能とするほか、日本全国どこでも居住を認め交通手段の範囲を拡大するなど、これまで以上に柔軟性のある働き方ができるようになります。 当社は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、2020年3月から全社的にリモートワークを導入し、同年7月からはコロナ禍以降を見据えた新しい働き方として、「マーブルワークスタイル」の試験運用を開
こんにちは。中部オフィスで開発部長をやっているmoaiと言います。これは、freee Developers Advent Calendar 2021 - Adventarの13日目の記事です。 今ではfreeeの中部オフィスで楽しく働いております。 freeeの中部オフィスの開発チームは働く環境としてはとても気に入っています。 中部オフィスでうなぎを食べている様子 でも、今日はその話ではありません。 今日話したいのは、地方で働く際に検討しておいたほうが良いことをフラットに書いてみようと思います。 コロナ禍が始まってから、もう二年近くなります。 freeeも2020年3月からフルリモート体制に移行しています。 そんな中、安い物価、豊かな住環境、子育て環境などを夢見て地方移住を検討された方も多いかと思います。 一方で東京と比較して仕事はあるのか?など不安材料もあると思います。 私も2018年に
株価低迷でも年収4500万円、好待遇維持するテンセントの狙い:浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(1/4 ページ) 中国のメッセージアプリ「WeChat(微信)」を運営するテンセントが12月1日、業績優秀な従業員2万5700万人に合計441万800株の株式報酬を付与すると発表した。テンセントの当日の株価で単純計算すると、1人当たり約8万香港ドル(約116万円)相当のボーナスになる。 この金額だけだと大した事のないように見えるが、同社が株式報酬を付与するのは今年に入って4度目で、秋には住宅手当も大幅に引き上げている。中国IT企業は人材の引き抜きが激しく、大盤振る舞いは恒例行事だが、最近は別の事情もあるようだ。 テンセントが、1人当たり116万円の株式報酬を付与すると発表。また11月下旬にSNSへ流出した同社社員の収入明細には、今年の年収が手取り額で約4500万円と記載されていたという(写真は
私の所属している事業部では昨年の4月から今まで、1年と半年以上在宅勤務を行ってきた。 所謂SIerをやっている会社なんだが、うちの事業部は受託ではなく業務システムを開発、販売しており、50人ほどのメンバーがいる。 当時の部長がめちゃくちゃ優秀な人で、在宅勤務への転換にあわせてすぐに社内のコミュニケーションをメールからSlackにしたり、社内外のMTGをすべてZOOMで行うようにしたりと、情シスの人と一緒に色々ルールとツールを整備してくれた。kintoneも入れてくれて、社内申請や案件情報共有などいろんなことがオンラインでできるようになった。 その結果、出勤から在宅勤務に切り替えても売上は右肩爆上がり。 通勤の疲れがなく一日の可処分時間が増えて、ほとんどのメンバーが在宅勤務に関してとてもポジティブに感じていた。 オンラインでの雑談時には 「たまには出勤してもいいけど、在宅でも業務に支障がない
新型コロナウィルスの影響によって、急激に働き方が変わってきた。コロナ禍の初期、大体1年目においては、まだタイトルのような「家族やプライベートを犠牲にして仕事や実績を得ていた」ことから目をそむけることができていたし、なんとなくモヤモヤしていたけれど、そのような考えにある種至っていないような感覚であった。 コロナ禍の初期は、働き方が一気にオフラインからオンラインになって、出張や勤務など多くの時間的な制約から解き放たれ、随分と様々なオンラインの取り組みやコミュニケーションに参加しやすくなった。また、そのタイミングで僕はInfraStudyと呼んでいる大規模オンライン勉強会を企画し、運営してきた。 そういった様々なオンライン上の取り組みの中で「オフラインだったら夜の勉強会や懇親会に参加できるけれど、オンラインだったら家族もいるし難しい」といったような話を聞くことが増えてきた。その時僕は、正直、なぜ
“けしからん”天才プログラマーはなにを考える? 登大遊氏を形成した歴史と日本のこれから けしからん本屋とけしからん大人たちが僕を育てた 天才プログラマー登大遊氏をかたちづくった「あの本屋」 例えば自分がエンジニアを目指したとき、どのように視野を広げればいいのか、漠然と不安を抱えたことはありませんか。そんな時、自分とは異なる“天才”の頭の中はどうなっているのか、その中身を覗いてみたいと思いませんか? そこで今回は、天才プログラマーとしても知られる登大遊氏に、その考え方や思想の根源がどこにあるか、ちょっと頭の中を覗かせてもらいました。まずは、登氏がプログラミングに出会った幼少期について。 雑誌やマニュアルを読んで学んだ幼少期 ーーまず、登さんの幼少期についてお尋ねします。登さんは、小学生2年生の頃に自宅にあるPCでプログラミングをはじめたとのことですが、当時はどのように勉強されていたのでしょう
全国の土地の価格を調べた「都道府県地価調査」が公表され、新型コロナウイルスの影響が長期化する中、全国平均の地価は商業地、住宅地ともに下落が続く結果となりました。 ただ、下落幅は「商業地で拡大」する一方「住宅地では縮小」しています。背景には、コロナ禍での新たな働き方やライフスタイルの変化がありました。 全国平均 去年比マイナス0.4% 2年連続の下落 「都道府県地価調査」は毎年7月1日時点の全国の土地の価格を都道府県が調べるもので、国土交通省はことし対象となった2万1400余りの地点の結果をまとめ21日、公表しました。 それによりますと、全体の地価の全国平均は去年に比べてマイナス0.4%と、2年連続の下落となりました。新型コロナウイルスの影響が長期化する中、全国的に土地の需要が低迷していることが要因です。
多くのマネージャや経営者に会ってきた中で、マネジメントの手法や組織のあり方の背景には、大きく二つの流派があるのではないか感じています。 一つは、未来の目標を決めて突き進もうとする考え方。もう一つは、将来は予測しきれない前提に立ち、変化に対して柔軟であろうとする考え方。 この本質的な部分で考え方(マインドセット)が合っていないと、世の中にある多くの手法や制度を真似てもうまくいかない。これは、どちらが正しいといった話ではなく、違いを認識することが重要ではないかと考えて整理してみました。 本稿では、この2つのマインドセットを「予測型マインドセット」と「適応型マインドセット」と定義して、その違いについて深掘りをしてみましょう。 未来の想像を先にするか、現在が続く先に未来があるか 「未来の働き方はどんな風になっていると思いますか?」 先日、とある大企業のイノベーションを担う部門の人たちから、リモート
最高の夏を迎える中庭 前回の記事投稿からだいぶあいていますが、あいかわらずGAFAではない会社でソフトウェアエンジニアをしています。今回は最近の個人的な大仕事であった家を買った話を書きます。ちなみにこの記事にソフトウェアエンジニア要素はほぼないので釣りタイトルになります、ただプロダクト設計やプロジェクトマネージャー的な感覚は必要になって非常に面白かったです。 注意事項: この記事は素人の個人的な意見や感想です、また家に関して何が一番良いかは人それぞれなのでそういった議論もしません。 なぜ家を買ったのか? 子供の小学校入学前であることコロナ禍であることで決断しました。元々、自分や妻のキャリアや子供のことなども含め賃貸で暮らしてきましたが、子供も大きくなり小学校入学前には持ち家を買いたいなと漠然と考えていました。大体2年前くらいから都内で4LDKの戸建てやマンションを探していて、実際に買う寸前
2020年春より始まったCOVID-19の影響で各社在宅勤務へ切り替えました。 また、IT企業を中心として働いてる人の地方移住が進み今後も在宅勤務が継続しそうな雰囲気です。 自分の働いてる企業でも今のところフルフレックスで在宅勤務できています。 在宅勤務のメリットとして、働く場所を自由に選択できることがあります。 そのため、知り合い含め東京の狭くて家賃の高い東京を離れ地元や地方へ移住する人が出てきています。 しかし、自分は東京近辺に住み続けようと考えています。 東京近辺に住み続ける理由 東京には似たような人が沢山いるから 学生時代とは違い、人生が進むと先鋭化し、自分と似たような生活・職についている人は減っていきます。 また、似たような考え方をしている人は地元よりも東京近辺に住んでいる人の方が多いと感じています。 何か困ったことが起きたり、相談したりする相手は必然的に東京近辺に住んでいる人が
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