2024/06/05に行われた、OCHaCafe Season8 #5 - Kubernetesで作るIaaS基盤で用いた資料です。 commpass: https://ochacafe.connpass.com/event/316645/
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章立て はじめに Docker・Container型仮想化とは Docker一強時代終焉の兆し Container技術関連史 様々なContainer Runtime おわりに 1. はじめに Containerを使うならDocker、という常識が崩れつつある。軽量な仮想環境であるContainerは、開発からリリース後もすでに欠かせないツールであるため、エンジニアは避けて通れない。Container実行ツール(Container Runtime)として挙げられるのがほぼDocker一択であり、それで十分と思われていたのだが、Dockerの脆弱性や消費リソースなどの問題、Kubernetes(K8s)の登場による影響、containerdやcri-o等の他のContainer Runtimeの登場により状況が劇的に変化している。本記事では、これからContainerを利用したい人や再度情報
はじめに WASMをブラウザの外で動かすトレンドに関して「Linuxコンテナの「次」としてのWebAssemblyの解説」というタイトルで動画を投稿したのですが、動画では話しきれなかった内容をこちらの記事で補完したいと思います。 2022年もWebAssembly(WASM)の話題が多く発表されましたが、そのひとつにDocker for DesktopのWASM対応があります。FastlyやCloudflareもエッジ環境でWASMを動かすソリューションを持っていますし、MSのAKS(Azure Kubernetes Service)でもWASMにpreview対応しています。WASM Buildersでも2023年のWASMの予想としてWASMのアプリケーションランタイム利用に関して言及されました。 WASMといえば元々ブラウザ上で高速にC++のコードなどを実行するところから始まっている
By Yuval Avrahami March 3, 2022 at 5:09 PM Category: Cloud Tags: containers, CVE-2022-0492, Linux, vulnerabilities This post is also available in: English (英語) 概要 2022年2月4日、Linuxはカーネルにおける新たな特権昇格脆弱性CVE-2022-0492を公表しました。CVE-2022-0492はコンテナの基本構成要素であるLinuxの機能、コントロールグループ(cgroup)における論理バグです。この問題は最近発見されたLinuxの権限昇格脆弱性のなかでもとりわけその単純さできわだつもので、「Linuxカーネルが誤って特権的オペレーションを非特権ユーザーに公開してしまった」という内容になっています。 さいわい、ほとんどのコン
はじめにPID 1 問題というのは、コンテナを実行した際にアプリケーションのプロセスが PID 1(プロセス番号が1番)で実行されることで、コンテナに対して SIGTERM などのシグナルを送信してもコンテナ内のプロセスが正常に終了しないというものです。ここでは2020年3月現在でこの PID 1 問題を回避する方法を Docker と Kubernetes のそれぞれで紹介します。 TL;DRアプリケーションが「明示的にシグナルをハンドリングするようにする」、または「PID 1 で実行されないようにする」の2つの回避策があるアプリケーションプロセスが PID 1 で実行されないようにする場合、Docker では Tini のような軽量 init を使う、もしくは Docker 1.13 以上の場合は docker run の --init オプションを使うで問題を回避できるKuberne
Docker社、WSL2に最適化した次期「Docker Desktop」でKuberntesサポートなど、さらなる機能強化を表明 Windows 10にLinuxカーネルを組み込むことで、フル互換のLinux環境を実現する新機能「WSL 2」(Windows Subsystem for Linux ver.2)は、現在のところ2020年春に予定されている次期Windows 10のメジャーバージョンアップで登場予定です。 参考:[速報]Windows上でフル互換のLinuxシステムコールを実現する「WSL 2」発表、Dockerも実行可能に。Microsoft Build 2019 Docker社はこれにあわせて、Windows 10でDockerコンテナの環境を構築するツール「Docker Desktop」のWSL 2対応をすすめています。 同社はそのWSL 2対応Docker Deskt
最近勉強を始めたコンテナ技術に関する基礎的な知識をまとめました。 [訂正と注釈] p.27-30: 「Deployment」内の「Version: 1」 => 「Version: 2」 p.37: 「終了コードをから」 => 「終了コードから」 p.39: 「HTTPSが利用できない」=> AWS上では、SSL終端するLBがサポートされています。https://kubernetes.io/docs/concepts/services-networking/service/#ssl-support-on-aws p.40: 「ユーザがingress controllerをmaster上にセットアップする必要」 => master上にセットアップしなければならないという制約はありません。例えばGCEのingress controller(GLBC)はPodとして動作します。https://gi
英Canonicalは4月26日(英国時間)、Linuxディストリビューション「Ubuntu 18.04 LTS(Bionic Beaver)」を公開した。デフォルトのディスプレイサーバーはWaylandからX.orgに戻っている。 Ubuntu 18.04は2017年10月公開の「Ubuntu 17.10(Artful Aardvark)」に続くもの。 Canonicalは5年間セキュリティアップデートを提供する長期サポート版(Long Term Support、LTS)を2年おきにリリースしており、2016年4月に公開された「Ubuntu 16.04 LTS(Xenial Xerus)」以来のLTS版リリースとなる。Ubuntu 18.04のサポート期間は2023年4月まで。 Linuxカーネルは4.15を採用した。CPUの脆弱性であるSpectre、Meltdown向けの対策を行った
Docker vs. CoreOS コンテナ戦争とは何だったのか? ―Linux Foundationが「Open Source Forum 2016」でOSSプロジェクト最新状況を紹介 Linux Foundationは11月15日、日本におけるオープンソース活用を推進する活動の一環として「Open Source Forum 2016」を横浜にて開催しました。 Linuxの普及をサポートするNPOであるLinux Foundationは、これまで毎秋に国内外のユーザ企業向け技術カンファレンスとして「Enterprise User's Meeting」を開催してきました。Linux Foundation 日本担当VPの福安 徳晃氏は、毎年改善を繰り返してきた「Enterprise User's Meeting」を今年から「Open Source Forum」として始動することになったといい
DockerCon 2014 に行ってきた。 この会期中には各社からいくつもの製品が紹介/発表された。そして、それによってクラウドという技術は次のステージに移行したと言っても過言ではないだろう。 より自由にユーザーがクラウドベンダーを選べる時代へ。どうやってクラウドにうまくデプロイするかではなく、アプリケーションそのものに注力できる時代へ。 Dockerとは Docker とはいわゆるコンテナ技術の1つで、Linuxホスト環境の中に隔離された別のLinux環境を作ってくれる技術だ。 軽量仮想マシンと呼ばれたりもする。 Solaris Container とも似ている。 新しくないDocker 1つ述べておくとDockerは技術的には新しくない。Dockerの価値は技術以外にある(とDockerのCEOもDockerConで言ってた)。 技術的にはSolarisにはSolaris 10の頃か
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