松山市などによりますと12日午前4時前、松山市緑町で頂上に松山城がある山の斜面が幅50メートル、高さ100メートルにわたって崩れ落ち、ふもとにある複数の住宅やマンションに土砂が流れ込みました。 このうち、木造2階建ての住宅に住んでいたとみられる90代の男性と80代の女性、それに40代の男性の3人と連絡が取れなくなっているということで、消防や警察がおよそ170人態勢で捜索を続けています。 捜索活動は、現場の住宅に水分を含んだ大量の土砂が流れ込んでいるため難航しているということです。 消防や警察では夜も捜索を続けることにしていますが、現場は雨が再び強まると予想されていて、安全を確保しながら進めるとしています。