ひとつのソフトウェアコンポーネントが多くの開発者によって変更されると、品質に悪い影響を与えると経験的に感じている。設計に一貫性が失われることや、知識の浅い状態で変更することによるバグ混入の可能性が高まるからだ。 2011年9月に公開されたマイクロソフト社の調査結果、"Don’t Touch My Code! Examining the Effects of Ownership on Software Quality" は、この「コードのオーナーシップはソフトウェアの品質を左右する」という経験則を裏付けるものだった。全体のコミット数のうち5%未満の貢献にとどまる開発者が多いコンポーネントは、リリース前後における故障が増加するというものだ。 本稿では、このマイクロソフトによる調査結果を紹介し、それを踏まえた上で、ソフトウェアプロダクトの品質悪化を抑えるための組織やプロセス、アーキテクチャについ
Windowsで一部のモニターを省電力から復帰させたり、手動で落としたモニタの電源を入れなおすとウィンドウのサイズや配置が変わってしまうことがあります。 スクリーンショットを見ても意味不明かもしれませんが、作業しやすいように配置しておいたウィンドウのサイズや位置が勝手に変わってしまうので、地味だけど結構イラッと来ます。 ウィンドウの中がずれてしまっている例もありました。(一個上にある画像のダイアログが正しい表示) というわけでいつも通り検索してみると、類似の現象が確認できました。 Windows7Home 省電力の設定でディスプレイの自動OFF後にマウスなどでディスプレイの電源ONになった際に開いていたいくつかのWindowが全て小さくなるディスプレイの電源を切って入れ直すとデスクトップの各ウィンドウサイズが変わるWindows7がDisplayPortを見失う場合の回避策自分で検証した結
Windows 7のサポートは2020年1月14日に終了し、それ以降もセキュリティパッチの提供を受けるには、マイクロソフトとボリュームライセンス契約を結んだ企業のみが延長サポートを有償で購入できる、というのが、これまでのマイクロソフトの方針でした。 米マイクロソフトはこの方針を転換。ボリュームライセンス契約を結んでいるかどうかにかかわらず、あらゆる企業がWindows 7の延長サポートを購入できるようにすると発表しました。 「Announcing Paid Windows 7 Extended Security Updates」から引用します。 today we’re announcing the availability of paid Windows 7 Extended Security Updates (ESU) through January 2023 for businesse
「Windows Virtual Desktop」正式サービスとして提供開始、マイクロソフト純正のVDI環境。Azureの東西日本リージョンからも利用可能に マイクロソフトはクラウドサービスとしてWindows 10の仮想デスクトップ環境を提供する「Windows Virtual Desktop」を正式サービス化したと発表しました。 パブリックプレビュー版は米国リージョンからのみ提供されていましたが、正式サービス化に伴い、東日本と西日本リージョンを含む全世界のMicrosoft Azureのリージョンから提供されるようになりました。 Windows Virtual DesktopはMicrosoft Azureのクラウドサービスとして提供されるため、Azureのクラウドコンソールから容易にプロビジョニングが可能。 クライアントとしてWindowsマシンは当然のこと、シンクライアントやiPa
更新履歴 [ 全て表示戻す ] 2016.08.31:「Windows 10/8.1へアップグレードしたPC」の項目追加と一部情報整理。 2015.08.21:「OSがWindows 8/8.1/10 の場合」の項目を追記 2015.07.09:「KP41エラー発生時のイベントビューアのチェック方法」を追記。 はじめに KP41病を疑う前に、まず当サイト内の「KP41病を疑うな」を読んでみて下さい。 KP41病を疑う場合は、まずは「Windowsの省電力設定」を疑いましょう。 「Windowsの省電力設定の無効化」で症状が改善しない場合は「KP41病ではない」と考えて対処方法を探しましょう。 フリーズや再起動、ブルースクリーンエラーの原因特定が難しく、かつ頻繁にシステムが停止する場合は、そのPCは複数の問題を同時に抱えています。原因は一つではないと考えましょう。 自作PC向けの対処方法との
昨年あたりからWindows XPのサポート終了にともない、Windows 7へクライアントOSを移す企業が多い。 私の仕事PCも過日、ついに7に変更された。 さすがに色んなところが改善されていて使いやすくなっているのだが、なぜかSambaに置いてあるファイルが壊れたり、誰も開いていないはずなのに読み取り専用でしか開けない事象が頻発した。 特に共有設定したOfficeドキュメントで顕著。 しばらく悩んでいたのだが、Sambaのログにoplocks failedという記録を見つけて(おそらく)対処方法が分かった。 以下に示す。 Sambaのバージョンは3.6.22である。 結論 smb.confのglobalセクションに以下を書け。 ネタ元 ネットを渉猟したところ、やはりOplocksの評判はあまりよくない。 以下のホワイトペーパーが分かりやすかった。 Oplocksとread cachin
Windows 7のメインストリームサポート終了が意味すること:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/2 ページ) 依然ユーザー数の多い「Windows 7」が延長サポート期間へ 現時点で最新のWindows OSは「Windows 8.1 Update」だが、実際は法人を中心に、「Windows 7」をメインOSとして使っている方は多いだろう。そのWindows 7の「メインストリームサポート」が、2015年1月13日(米国時間)に終了したことはご存じだろうか。現在は「延長サポート」期間へと突入しており、これも2020年1月14日に終了する。 昨年2014年は「Windows XPの延長サポート終了」がさんざん騒がれたため、記憶に新しいかと思うが、そもそもこの「メインストリームサポート」と「延長サポート」とは何を意味するのか。Windows 7のメインストリームサポートが終了し
2011年7月31日日曜日 ゲームプログラマの小ネタ 0x0003 Windows 7環境下でVisual Studioを用いてプログラムをデバッグ開始すると、 「出力」ウィンドウに FTH: (nnn): *** Fault tolerant heap shim applied to current process. This is usually due to previous crashes. *** と表示されることがある。 これの意味と対処法とか。 ■FTHとは FTHは、"Fault Torelant Heap"の頭文字をとっている。 Windows 7から実装された機能で、メモリ破壊を起こしたプロセスを覚えておいて 次の実行時からは、壊される領域を織り込んでメモリ確保するという仕組み。 開発者視点では、バグの再現が難しくなるだけであって、迷惑極まりない機能。 ユーザー的には、
Windows 7 のメインストリーム サポートは 2015 年 1 月 13 日 (米国時間) に終了させていただきました。 マイクロソフトの製品サポートは、製品発売後、最低 5 年間のメインストリーム サポートと、最低 5 年間の延長サポート (合計最低 10 年間) が提供されます。サポートが終了することで、セキュリティ更新プログラムの提供や、仕様変更、新機能のリクエストなどがマイクロソフトより受けられなくなります。 2015 年 1 月 13 日 (米国時間) には、Windows 7 のメインストリーム サポート期間が終了し、無償サポート、仕様変更、新機能のリクエスト受け入れが終了しました。すでに延長サポート期間に入っています。 サポート終了に備え、新しい環境への移行を早めにご検討ください。
昨日Windows Updateを行ったところ、特定の更新プログラム(KB2952664)でインストールに失敗する現象を確認しました。ここではその関連情報をまとめます。 確認した事象 Windows7向け更新プログラム KB2952664のインストールに失敗した。 発生環境:Windows 7 64bit版 KB2952664とは何か Microsoftの説明によると次の通り。KB2952664はセキュリティ更新プログラムではないので更新に失敗しても脆弱性が残ったままとなることはなさそうです。 Windows 7 アップグレードの互換性に関する更新プログラム この更新プログラムは、最新のバージョンの Windowsへのアップグレード エクスペリエンスを容易にするためにマイクロソフトが現在のオペレーティング システムを改善することに役立ちます。 http://support.microsof
Internet Explorer 11の新機能にみる「Windows 2020年問題」とは?:鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8.1 Update」(1/3 ページ) Windows 8.1 Updateで追加された新機能の1つに、「Internet Explorer(IE) 11における“エンタープライズモード”の追加」がある。これはIE11に「IE8互換の動作モード」を追加することで、古いバージョンのIEのみに対応した企業のWebアプリケーション等を円滑に動作させ、最新システムへの将来的な移行を手助けすることが狙いだ。 (集計方法にもよるが)IE8は2014年5月現在においてもデスクトップ向けWebブラウザで20%超と最大シェアを誇っており、いまだ利用者が多いことが分かる。今回は、この辺りの背景を整理することで、Microsoftの資産であると同時に、過去に蓄積された不
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