ホットアイルとはサーバー・ラックの列で区切られたサーバー室内の空間のうち,サーバーの排熱だけを集めた空間を指す。逆に,コールドアイルは,空調機が送り出してサーバーが吸引する冷気を集めた空間を指す。ホットアイルとコールドアイルを明確に区分けすることにより,空調機を使って冷却した空気を効率よくIT機器に供給できる。サーバー室内の冷却効率が向上し,空調機が消費する電力を削減できる。 サーバーやルーターの多くは,前面から空気を吸い込んでプロセサなどの内部部品を冷却し,背面から排気する構造になっている。このためラック前面が接する空間をコールドアイル,背面側をホットアイルにすることが多い。ラックを2列並べる場合は,ラックの前面同士を向かい合わせてコールドアイルを作る手法が一般的だ。 ラックの前面と背面が向かい合うようにレイアウトすると,別のIT機器が部品を冷却するのに使った排熱を吸い込むことになる。こ
AWS、独自開発したARMプロセッサ「Graviton 2」ベースのAmazon RDS MySQL/PostgreSQLをプレビュー開始。ARMはXeonを上回れるのか? Amazon Web Services(AWS)は、MySQLやPostgreSQLなどのリレーショナルデータベースをマネージドサービスで提供するAmazon RDSにおいて、Graviton2プロセッサのインスタンスをベースにしたサービスをプレビューとして開始したと発表しました。 New #AWSLaunches! Amazon Personalize enhances Recommendation Filters with filtering on item metadata Announcing Preview for Amazon RDS M6g & R6g instance types, powered by
アドテク本部の黒崎( @kuro_m88 )です。 2019/08/23にAWSの東京リージョンで特定のAZ内で大きめの障害がありました。 私が開発しているプロダクトもAWSの東京リージョンを利用していて、常時数百インスタンスが稼働しているため、今回の障害の影響範囲に含まれていました。 何が起きたのか? AWSから公式発表が出ています。 東京リージョン (AP-NORTHEAST-1) で発生した Amazon EC2 と Amazon EBS の事象概要 データセンタ内の冷却の障害が原因で一部のハードウェアホストが過熱し電源が失われてしまったようです。これにより影響を受けたハードウェアホスト上で稼働していたEC2インスタンスやEBSボリュームは電源が失われているため、外部から見ると突然応答がなくなったように見えました。 担当サービスでも公式発表と同じくらいの時刻にELBやその配下のサーバ
Netflix の Chaos Engineering 最新事情っぽい論文を森田が冷やかします。感想などはハッシュタグ #misreading か hello@misreading.chat にお寄せください。 [1905.04648] Automating chaos experiments in production Netflix TechBlog Four Reasons We Choose Amazon’s Cloud as Our Computing Platform (2010) 5 Lessons We’ve Learned Using AWS – Netflix TechBlog – Medium (2010) The Netflix Tech Blog: Chaos Monkey Released Into The Wild (2012, from Internet A
ニュース 「ディスクの信頼性を下げてよい」 GoogleがHDD業界にクラウド時代の提案 (2016/3/7 09:41) 次へ 需要爆発でコストが膨らむ 1 2 3 「データ損失の可能性が高くなってもよいので、キャパシティとシステムの性能にフォーカスしたディスクを」。巨大なデータセンターを世界で運用するGoogleが、こんな要望をブログに綴った。クラウド時代に合う新しいアプローチが必要というが、いったいどんなものか? この変わった要望にハードウェアベンダーは応じられるのだろうか? ディスクをグループ化してパフォーマンス改善 「Googleはデータセンター向けの新しいディスクを求める」。Googleのクラウド事業「Google Cloud Platform」の公式ブログが2月23日付で、こう題したエントリーを公開した。同時期に開催されていたイベント「2016 USENIX conferen
↓↓↓↓訂正あります。↓↓↓↓ 2018/07/02に株式会社エフコード社内で行われた勉強会のスライドです。 訂正版(随時更新中): https://docs.google.com/presentation/d/15HOMfAbtdWwO48njcB8IdkN3kVAMu3wsmZo0O3S-f_4/edit?usp=sharing 専門家による資料・専門家向けの資料ではありません。自分自身で学習し、論文・文献等を読解してまとめた内容となります。間違い等あるかもしれませんが、あれば是非コメント頂ければと思います。 【訂正事項】 スライド16: 誤:たった一つのプロセスが故障しただけでも有限時間で合意できない 正:たった一つのプロセスが故障しうるだけでも有限時間で合意できない スライド20: 誤: 重要: あるschedule σ1, σ2 がdisjoint (nodeが被ってない) なら
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog データセンタへの取り組み こんにちは、インフラ技術1部の松谷です。 私の部署では巨大なインフラを運用しているため、いろいろな取り組みを行っています。 今日はその中でも莫大なコスト発生源のデータセンタについての取り組みをお話したいと思っております。 データセンタとは データセンタの基本設備構成は電気、空調、ネットワーク、セキュリティ、災害設備などです。 これらの様々な組み合わせ方でTierが決定しますが、日本のデータセンタは殆どがTier3~4の間です。 たとえば1フロア、100ラックのデータセンタがあるとします。 この内1ラックのサービスがTier4の設備要求があったとすると、データセンタの構造上、他の99ラックも同じ設備要求にな
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