これまで、ソニーモバイル(旧ソニー・エリクソン含む)が日本市場向けに投入してきたXperiaシリーズは、すでに海外で発表または発売されたモデルがベースになっていることが多かった。しかしNTTドコモが2012年夏モデルとして発売したXperia GXとXperia SXは、ベースモデルのない、完全な“日本向け”のモデルだ。そのため、「ドコモさんとやり取りも含め、完全にゼロから企画がスタートしました」と内田氏は振り返る。 小型のXperiaといえば、日本では2011年8月に発売された「Xperia ray SO-03C」が思い浮かぶ。Xperia SXも、どちらかといえばこのrayと同じ系譜に属するモデルといえる。ただしrayはFeliCa、ワンセグ、赤外線通信はサポートしておらず、これらの「3種の神器がないのが惜しい」という声が多く挙がったという。そこで「まずFeliCa、ワンセグ、赤外線通
リサーチ・イン・モーション・ジャパンが3月22日、NTTドコモから発売予定のスマートフォン「BlackBerry Bold 9900」の記者発表会を開催し、マーケティング部担当部長の小林盛人氏が、あらためてBlackBerry製品全体の概要や、BlackBerry Bold 9900の特長を説明した。 世界のBlackBerry販売数は1億8000万台 小林氏が「ナンバーワンスマートフォンのブランドだ」と話すBlackBerryは、世界でどれだけ支持されているのだろうか。まず、ユーザー数は世界で7500万人を超え、端末販売数は1億8000万台以上に上る。端末は175カ国、630の通信事業者に供給している。カナダに加え、インドネシア、英国、スペイン、オランダ、中東、南アフリカ、南米でもトップシェアを得ているという。BlackBerry向けアプリを入手できる「App World」では、約6万の
NFC/FeliCaの世界標準化を推進、LTEスマホの消費電力を下げるチップも――ドコモ:Mobile World Congress 2012 MWCのNTTドコモブースでは、同社の最新技術やサービスが披露されている。 今回初めて参考出展した取り組みの1つが、NEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、富士通と共同開発しているモデム技術を用いたベースバンドチップ。現行モデルは3GとLTEで個別にチップセットを搭載しているが、この新技術によって3GとLTEを1チップに集約できるようになる。実装面積を減らせるのはもちろん、低価格化や(回路が減るため)消費電力の低減にも貢献する。ドコモの調べによると、2チップに比べて連続待受時間(LTE)が約1.25倍、連続通話/通信時間は3Gが約1.25倍、LTEが約1.45倍伸びるという。特にLTE対応スマートフォンは消費電力がネックと言われているだ
いまNFC (Near Field Communications)技術に関する動向が熱いが、その理由の1つはGoogleが「Google Wallet」の名称で同技術を使ったサービスをプッシュしており、同社謹製のNexus S、そして19日にも正式発表が噂される「Galaxy Nexus」での目玉機能になっている。だがこのNFC、インターフェイス的に日本で使われているFeliCaと互換性があるため、NFCに対応している携帯であれば「おサイフケータイ」として利用できるという誤解が広まっているようだ。ここではGalaxy Nexus登場前に、両者の違いと互換性の有無、そして今後の動向についていま一度簡単に確認しておこう。 10月18日、都内で開催されたNTTドコモの新製品発表会ではXi対応のスマートフォンを含む多数の製品ラインナップが紹介されたが、その最後に同社社長の山田隆持氏は謎のシルエット
スマートフォン&モバイルEXPOの特別講演「国内キャリア キーマンが語る、最新スマートフォン戦略」で5月11日、NTTドコモ 代表取締役副社長の辻村清行氏が「ケータイの今とこれから」というテーマで、同社の携帯事業の現状と発展のあり方を語った。 災害に強いネットワークを作る ドコモの未来像を語る上で外せない問題が、東日本大震災で発生した地震と津波だ。震災により、東北地方で稼働していた約1万の基地局のうち、伝送路の切断や停電などにより、約4900局が停波した。基地局には予備バッテリーを積んでいるため、停電後すぐにサービスが中断することはないが、「バッテリーの持続時間は平均で3時間ほど。長くて10時間ほど」(辻村氏)だったため、基地局を持続させることは困難だった。 その後、商用電源やドコモの復旧工事により、4月末で中断局は約4900局から約300局に、現在は17局にまで減った。この17局は、主に
NTTドコモは2011年2月14日から17日までスペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2011」においてNFC(Near Field Communication)関連の展示を行っている。ユーザーが海外から日本に旅行をすることを想定した動態デモと,FeliCaとNFCを携帯電話機上に同時実装する際のロードマップについてのパネル展示を実施している。 デモでは海外からの旅行者が(1)FeliCaベースのEdyのカードを購入し,スマートフォンのリーダー/ライター機能を使ってEdyカードにお金をチャージする,(2)日本で公演されるコンサートのチケットを海外で購入して会場で携帯電話機をかざして入場する,(3)空港などでNFCを使って割引クーポンを取得して商品購入時に携帯電話機をかざし割引サービスを受ける,といったシーンを見せていた(写真1,写真2)。(1)に関して
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