ドクターイエローという愛称は、国鉄時代から関係者が使っていたらしい。ドクターイエローの本来の仕事は「電気・軌道総合試験車」だ。架線やレール、保安信号などに異常がないか、あるいは交換・修理が必要な段階に至っていないかを検査する役割を担う。営業用には使わない。営業列車と同じ速度で走り、高速にデータを処理する列車だ。 関連記事 年末年始、なぜ「のぞみ」を全席指定にするのか 増収より大切な意味 JR東海とJR西日本が、ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始の3大ピーク時に「のぞみ」を全列車指定席にすると発表した。利用者には実質的な値上げだが、JR3社は減収かもしれない。なぜこうなったのか。営業戦略上の意味について考察する。 次の「新幹線」はどこか 計画をまとめると“本命”が見えてきた? 西九州新幹線開業、北陸新幹線敦賀延伸の開業時期が近づいている。そこで今回は、新幹線基本計画路線の現在の動きをまと
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