12月末で2022年度分の申し込み期限を迎える「ふるさと納税」。 この「ふるさと納税」は、応援したい自治体などに個人が寄付をすると、所得税などの一部が控除される制度で、昨年度、全国の自治体に寄付された額は8302億円あまりとこれまでで最も多くなっています。 最近では、気軽に利用してもらおうと、「自動販売機」も登場しています。 自販機での「ふるさと納税」…返礼品 “すぐに使える” 神奈川県相模原市は、去年8月から市内にある遊園地やキャンプ場などを備えたレジャー施設にふるさと納税ができる自動販売機を設置しました。 自動販売機は市外の客が多く訪れるキャンプ場の受付に設置され、利用者は1万円から10万円までの範囲で選んで寄付をすると税の控除に必要な書類が後日、郵送で届きます。 寄付の返礼品として3割にあたる金額分のクーポン券を受け取り、施設内の利用料などとしてすぐに使える仕組みになっています。