カメラ随想 前言 小さいながらもカメラメーカーを経営している私が他社の現行カメラについて書けば色々都合が悪いことが起こる。よってこのコラムで取り上げるカメラは既に無くなってしまったメーカーのものや産業としてメインストリームから外れているものに限られる。 メジャーなカメラの情報なんてWEB上にあふれている。世界の果てにあるカメラの話の方がきっと面白い。
カメラ随想 前言 小さいながらもカメラメーカーを経営している私が他社の現行カメラについて書けば色々都合が悪いことが起こる。よってこのコラムで取り上げるカメラは既に無くなってしまったメーカーのものや産業としてメインストリームから外れているものに限られる。 メジャーなカメラの情報なんてWEB上にあふれている。世界の果てにあるカメラの話の方がきっと面白い。
闇に隠れて生きる 日立デジカメ (1) カメラ店では見つけられないデジカメ 日立製作所と言えば日本を代表する大企業で、原子力発電所から電球まで様々な物を作っている。ところがデジカメは作っていない。それなのになぜ日立デジカメが存在するのか、まずここから話を始めよう。日立製作所は国内だけでも数百の関連会社がある。これらは多かれ少なかれ日立製作所と関連しているので、ニセ日立ではなく「日立の一種」である。その中に日立リビングサプライという会社があり、ここが「日立デジカメ」を出しているのだ。もちろん日立リビングサプライが自力でデジカメを開発しているわけではなく、どこかのメーカーがOEM製品として作ったものに日立のブランドを付けて販売しているだけだ。ところがこの「日立デジカメ」はカメラ本体やパッケージに「HITACHI」とか「Inspire the Next」とか書いてあるわけだから、普通の人は日立製
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く