SlimDX は Promit Roy 氏によって開発が始められたオリジナルのライブラリであり、.NET 2.0 アプリケーションから、Microsoft の DirectX API やいくつかの関連する API を使うことが可能になります。 このようなライブラリとしては、.NET 1.1 アプリに対しては、Microsoft 自身の Managed DirectX (MDX) ライブラリが提供されていました。しかし、これが .NET 1.1 世代のものであり、また Microsoft が MDX に興味を示さなくなったために、新しいライブラリを構築する必要性が高まっていました。(※訳注:.NET 2.0 用に作られていた MDX 2.0 は開発が中止され、配布されていたバイナリも期限切れとともに実行できなくなりました。MDX 1.1 も開発は中止されていますが、こちらは今でもバイナリの