.Net アプリケーションは DLL(アセンブリ)をロードする場合、Exe と 同じフォルダ、もしくは、グローバルアセンブリキャッシュ(GAC)を検索します。しかし、probing , codebase, developmentMode といった手法を使用すると検索範囲を拡張したり変更する事ができます。それぞれの手法には特性があり、どのような振る舞いをするのか、適切な利用シーンは何処なのか、検証してみました。 ■ probing プロービングはDLLの検索範囲をサブディレクトリまで拡張する手法です。アプリケーション構成ファイルに以下の様に設定すると DLL サブフォルダまで検索してくれます。 複数のサブディレクトリを指定する場合は、;(セミコロン)で区切ります。以下の指定だとlibサブディレクトリも対象にしてくれます。 アプリケーション構成ファイルは、プログラム名.exe.config と