【読売新聞】 【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=冨山優介】人々を笑わせ、考えさせる優れた研究を顕彰する「イグ・ノーベル賞」の今年の受賞者が12日(日本時間13日)、発表された。哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組みを医療応用に結び
【読売新聞】 【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=冨山優介】人々を笑わせ、考えさせる優れた研究を顕彰する「イグ・ノーベル賞」の今年の受賞者が12日(日本時間13日)、発表された。哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組みを医療応用に結び
神戸市教育委員会は7日、今年8月末以降、運動会の組み体操の練習中に、市立小中学校30校の児童や生徒51人が負傷し、うち6人が骨折したと発表した。同市では、久元喜造市長が8月、組み体操の見合わせを市教委に要請していたが、市教委は「一体感や達成感が得られる演目だ」などとして、継続していた。市教委は「来年度以降は中止を含めて検討したい」としている。 市教委が、8月末から10月5日までの事故状況を市立小中学校に聞いたところ、6人が骨折し、1人が脱臼。捻挫が10人、打撲が16人だった。 市内では昨年度までの3年間に123件の骨折事故が起きていた。これを受け、久元市長は8月2日、市教委に組み体操の見合わせを文書で要請し、その後もツイッターで「やめる勇気を持ってください」などと学校関係者に直接訴えていた。 しかし、市教委は「すでに練習を始めた学校もある」などと組み体操を見合わせず、自主的に中止したのも2
制帽をかぶせられたタマ 21日から始まる秋の交通安全県民運動に合わせ、岡山県警岡山西署は18日、岡山市北区の県警察学校にすみつくメス猫「タマ」を交通事故抑止隊の隊員に任命した。 タマの年齢は不明。元々は学校近くにいた野良猫で、教官らが「タマ」と名付けてかわいがっていると、居心地が良かったのか、5年ほど前からすみつくようになった。同署員が交通安全運動に向けて啓発方法を検討する中で、「猫のお巡りさん」として協力してもらうことにした。 約70人が集まった18日の任命式で、署員から制帽をかぶせられたタマは、居心地が悪かったのか、すぐに制帽を脱いで、その場から逃げ出した。 同署では、一緒に任命した保育園児12人とともに、ドライバーに安全運転を呼びかける予定にしていた。任命は運動期間中の30日までで、署員は「猫の手も借りたいほどなのに……」と話していた。
カジノの合法化は、多くの重大な副作用が指摘されている。十分な審議もせずに採決するのは、国会の責任放棄だ。 統合型リゾート(IR)の整備を推進する法案(カジノ解禁法案)が、衆院内閣委員会で審議入りした。 法案は議員提案で、カジノ、ホテル、商業施設などが一体となったIRを促進するものだ。政府に推進本部を設置し、1年をめどに実施法を制定するという。 自民党や日本維新の会が今国会で法案を成立させるため、2日の委員会採決を求めていることには驚かされる。審議入りからわずか2日であり、公明、民進両党は慎重な審議を主張している。 法案は2013年12月に提出され、14年11月の衆院解散で廃案になった。15年4月に再提出された後、審議されない状況が続いてきた。自民党などは、今国会を逃すと成立が大幅に遅れかねない、というが、あまりに乱暴である。 自民党は、観光や地域経済の振興といったカジノ解禁の効用を強調して
インターネットによる音楽配信サービスの利用者が増える中、披露宴などで配信曲を流そうとし、結婚式場から断られるケースが相次いでいる。 配信曲の式場での無断使用が著作権侵害とされているためで、利用者からは「CDと同じように正規購入した曲なのに、配信曲だけ使えないのはおかしい」との声も上がっている。 「この曲は使えないので、CDを買って持って来てください」。友人の結婚披露宴で余興を頼まれた東京都内の女性は、式場担当者からそう言われて戸惑った。 使用を断られたのは、ネット上の配信サイトから有料でダウンロードした音楽データ。女性は「最近はネット配信限定の曲も多い。CDと同じように買った曲なのに、友人の披露宴で使うことが著作権侵害と言われても違和感しかない」と不満を語る。
強姦(ごうかん)罪などで懲役12年が確定した男性の再審請求に対し、大阪地裁(登石郁朗裁判長)は27日、「無罪を言い渡すべき明らかな証拠が発見された」として再審開始を決定した。 大阪地検が昨年11月、被害女性と目撃者の証言が虚偽で無罪の可能性があるとして、再審開始決定前に刑の執行を停止し、受刑中だった男性を釈放した。再審無罪が言い渡される見通し。 決定によると、男性は2004年11月と08年4月、大阪市内で同じ女性に乱暴したほか、08年7月にもこの女性の胸をつかんだなどとして、強姦、強制わいせつ両罪で起訴された。 男性は捜査段階から無罪を主張していたが、09年に大阪地裁で懲役12年の実刑判決を受け、10年に大阪高裁で控訴を棄却、11年に最高裁で上告を棄却され、11年に1審判決が確定。逮捕後の勾留、服役は釈放までの約6年間に及んだ。 男性は昨年9月、大阪地裁に再審請求。地裁の再審請求審で、被害
発表では、少年は6日午後9時頃、同市中郷町上桜井の市道で、歩いていた同市の看護助手の男性(41)を後ろから乗用車ではね、殺害しようとした疑い。男性は右脚骨折などの重傷。 同署幹部によると、2人に面識はなく、少年ははねる直前、歩いていた男性に車内から「金をくれ」などと声をかけ、無視されたという。調べに対し、少年は「間違えてひいてしまった」などと供述している。
茨城県つくば市内で救急車を蹴ったとして、つくば中央署に公務執行妨害容疑で20日に逮捕された同市吾妻、筑波大学講師平山哲治容疑者(54)が、同署の調べに対し、「過去に何度も救急車に乗車中の隊員に文句を言ったことがある」と話していることが31日、わかった。 市消防本部の救急車に乗車中の隊員が男に暴言を浴びせかけられた事案が、2008年から12回あるといい、同署で関連を調べている。 同署によると、平山容疑者は救急車を蹴った動機について、「サイレンがうるさく救急車が気に入らなかった。たまたま近くに停止していたのでやった」と供述しているという。 市消防本部警防課によると、隊員が男に暴言を吐かれたのは、路上や同大構内、病院前。「ばーか、ばーか」などの内容で、記録に残る限りで、08、09年に各2回、13年に1回。今年は7回あった。今年4月のケースでは走行中の救急車の前に男が飛び出して来ていた。 同課では
加茂市は1日、交通事故防止のため、自転車に乗らないよう呼びかける文書を市内の全小中学生約2000人に配った。8月に市内で自転車に乗っていた男子中学生が乗用車にはねられ、死亡した事故を受けたもの。自治体が自転車を使わないよう周知するのは異例だが、同日、記者会見した小池清彦市長は「あんな悲しい出来事があってはならない。命を守るためにこの程度は言わせてほしい」と訴えた。 文書では、車が走る道路は危険なので、なるべく自転車に乗らないようにし、どうしても乗る場合はヘルメットをかぶることなどを求めた。市内の小中学校の校長からも賛同を得て、児童・生徒とその保護者向けに2種類の文書を作成し、全校で配布したという。 小池市長は「車にヒヤヒヤしながら走らねばならず、非常に危険だ。今や自転車に乗ることは楽しいことではない」と趣旨を説明。代わりに市営バスの利用を勧めた。
盗撮行為を厳しく取り締まるため、カメラを下着などに向けて差し出す行為自体を禁止。現行の条例では対応できないソーシャルネットワークサービス(SNS)などによる嫌がらせも規制対象とする。来年3月の県議会定例会での可決を目指す。 同条例は1999年の施行で、ピンクビラの配布を禁止するために2006年に一部改正された。ただ、IT技術の発達などで悪質・巧妙化する最近の犯罪には対処が難しくなっていたため、2度目の改正に踏み切ることになった。 見直されるのは、〈1〉盗撮行為の取締対象を拡大〈2〉電子メールの連続送信など、多様化する嫌がらせ行為を禁止〈3〉罰則の強化――の3点。 現行の条例では盗撮画像の確認をしなければ取り締まることができない。このため改正では、カメラを衣服で覆われた下着などに向けて差し出す行為自体を禁止とする。背景には、スマートフォン(高機能携帯電話)のシャッター音を消せるアプリを使った
NTTドコモは6日、携帯電話利用者の位置情報などが分かるビッグデータを10月に企業向けに販売すると発表した。 携帯電話基地局が、エリア内の携帯電話の位置情報などを自動的に把握している特性を生かし、特定エリアの時間帯ごとの人口の変化などのデータを販売する予定だ。 基地局が収集するデータには、位置情報だけでなく契約者の年齢や性別、住所も含まれる。7月にJR東日本がICカード乗車券「Suica(スイカ)」の乗降履歴を利用者に無断で企業に販売していた問題が発覚したことから、ドコモは、携帯電話番号や生年月日を除くなどして個人の識別ができないようにする。 さらに、契約者が申請すれば、個人データをデータとして利用できないようにする。 ドコモは、企業などにデータを販売する際、顧客の要望に応じたデータを子会社の調査会社に提供し、データをもとに分析したリポートを渡す。
埼玉県坂戸市千代田の千代田公園で2日夕、小学5年の児童2人が男にカッターナイフのようなものを押しつけられたとされる事件で、児童が公園のベンチで寝ていた男の写真を無断で撮ったことを発端に、怒った男が木の枝を振り回し児童の腕に痕がついた可能性があることが3日、県警幹部への取材で分かった。 県警幹部によると、児童は事件直前、公園のベンチで寝ていた男2人を携帯電話で撮影したため、1人が怒って追いかけたという。児童は公園からいったん逃げたが公園に戻ったところ、追いかけた男が木の枝のようなものを振り回し、男児(11)が左腕に、女児(10)が右腕にひっかかれたような痕ができたという。 西入間署の調べに対し、児童らは「(男は)光る物を持っていた」などと話しているが、カッターかどうかは確認されていない。
みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長は25日、都内で開いた株主総会で、今週末に行うシステム統合に関し、「過去に起こしたシステム障害について非常に重い責任を負っている。今後二度と(トラブルを)起こさない決意で迎える」と述べた。 みずほFGは、傘下のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が7月1日に合併するのを前に、今月29日午前0時から7月1日午前8時まで、現金自動預け払い機(ATM)を含むすべてのオンラインサービスを一時休止して、システム統合を実施する。 みずほは、第一勧業、日本興業、富士の旧3行を現在の2行体制へと移行した2002年4月と、東日本大震災後の11年3月の計2回にわたり、大規模なシステム障害を起こした。
大阪府貝塚市で2011年10月、府立定時制高校1年・川岸朋之さん(当時18歳)が中学時代の元同級生らに金を要求されていたことを示唆するメモを残して自殺した問題で、大阪家裁堺支部(佐藤薫裁判官)は、窃盗の非行事実で送致された元同級生3人のうち、川岸さんにひったくりを指示したとされた無職少年(19)と専門学校生(19)を審判不開始(いずれも3月29日付)、この2人の指示で川岸さんとひったくりをしたとされた大工(19)を不処分(3月4日付)と決定した。 同支部は理由を明らかにしていない。 審判不開始は、家裁が、非行事実が認められなかったり、事件が軽微で更生が期待できたりすると判断し、審判に付さないとする決定。不処分も同様だが、審判を開いたうえでの決定で、刑事裁判の無罪に相当する。 川岸さんの父親は読売新聞の取材に「息子をいじめていたとされる2人が審判不開始になったが、その理由がわからないままでは
インターネット上に流出させる目的で児童ポルノ画像をパソコンに保存したとして、京都府警は13日、横浜市南区、IT関連会社員小沢正幸容疑者(35)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列目的所持)容疑で逮捕した。 小沢容疑者は、画像を流出させるソフトが存在しないように見せかけられる「仮想マシン」と呼ばれる機能を使っており、府警は摘発逃れを図ったとみている。 発表では、小沢容疑者は2月26日、ファイル共有ソフト「Share(シェア)」を使い、ネット上に流す目的で自宅パソコンに女児の裸の写真が入ったファイル3個を所持した疑い。黙秘しているという。 仮想マシンは1台のパソコンで複数の基本ソフト(OS)を別々に作動させる機能。府警が小沢容疑者宅を捜索した際、小沢容疑者はパソコンでシェアが使えないOSだけを作動させていたため、女児の写真を保存したシェアは確認できなかったが、その後のパソコンの解析で判明
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