将棋の藤井聡太王位(22)が今月9日、静岡県牧之原市を訪問した際、市内の旧家で今春見つかった200年以上前の詰将棋(つめしょうぎ)が披露されました。藤井王位が一目で解いてみせたこの詰将棋に、解答とは別の謎が秘められていたことが、その後の調べで分かりました。愛好家が「約20年ぶりの大発見」と興奮し、藤井王位も「気づかなかった」と驚いた、図面に隠された秘密とは―。東京新聞連載「バン記者・樋口薫の棋界見て歩き」の「盤外編」としてお伝えします。(樋口薫)
腹筋を鍛える運動器具「ワンダーコア」を使用中に死亡したのは器具の欠陥が原因として、名古屋市の男性=当時(46)=の親族女性が、ワンダーコアの輸入販売会社「オークローンマーケティング」(同市)に七千万円の損害賠償を求め、名古屋地裁に提訴した。提訴は十四日付。 訴状によると、男性は昨年五月九日未明、自宅でワンダーコアを使用中、首につけていたネックレス二本が、器具のヘッドレストか背もたれ部分のピンに引っかかり、首を締め付けられて窒息死した。
食べるものにも困る極度の貧困が、静かに広がっている。病気や失業など誰にでも起こり得るつまずきが、深い落とし穴へとつながることもある。記者は今春から、貧困家庭に無償で食糧を配るフードバンクかわさき(川崎市多摩区)で、同行取材を続けている。参院選を控えたこの国の貧困の「実相」を、川崎から報告する。 (木原育子) 晴天だった五月五日のこどもの日。助手席に乗り込み、「いい天気ですね」と運転席の柴田修一さん(68)に話しかけると、「いたたまれないよ」と思わぬ答えが返ってきた。柴田さんは川崎市内で建設会社を営む親方。昨年一月から、配達ボランティアをしている。 多くの自治体の生活保護費の受給日は「月初めの平日」。六日に受給する家庭も多く、その前日は「一番ひもじい日」になる。そこに降り注ぐ太陽は子持ちの家族を惨めな気持ちに追い込むという。「今日はいつも以上の笑顔で頼みます」と念を押され、ワンボックスカーが
環境省は23日、耐用年数を過ぎて、ごみとして排出される太陽光パネルが2040年度に77万トンに達するとの推計を公表した。現状では大半が埋め立て処分されているが、パネルに含まれる鉛などの有害物質による環境汚染も懸念されており、同省は来年3月までにリサイクル推進や適正処理を促すための事業者向け指針を作成する。 環境省によると、太陽光パネルは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が導入された12年以降、大規模太陽光発電所(メガソーラー)や一般家庭での普及が進んだ。 パネルの寿命は約25年で、今後ごみの排出増加が予想されている。推計では、15年度の排出量は2400トンで、30年度に2万8000トン、40年度に77万トンと急増。40年度には国内で1年間に埋め立て処分されるごみの量の6%を占めるようになるという。パネルには銀や銅など資源価値の高い金属も含まれるが、鉛やセレンといった有害物質も含まれ
<Q> 小惑星探査機「はやぶさ」やスペースシャトルなどが大気圏に突入すると高温が発生するのはなぜですか?(岐阜市・男性) <A> スペースシャトルの先端は表面温度が千数百度、はやぶさのカプセルでは三千度にもなります。これは落ちてくる機体の底面で空気が圧縮されて温度が上がるからです。自転車のタイヤに空気を入れていると、ポンプが熱を持ってくるのと同じです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く