会談に臨む自民党の浜田靖一国対委員長(左)と立憲民主党の安住淳国対委員長=国会内で2024年5月16日午前9時58分、平田明浩撮影 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正の法案審議は、自民や立憲民主党など与野党の改正案提出のめどが立ったことで、来週にも国会で審議が始まる見通しだ。だが今国会最大の焦点となる規正法改正は、自民が公明党との与党案をまとめられなかったことで先行きの不透明さを増している。 「来週半ばに衆院政治改革特別委員会のスタートを切りたいということで調整をお互い急ぎましょうということになった」 立憲の安住淳国対委員長は16日、自民の浜田靖一国対委員長と国会内で会談後、記者団に合意内容を説明した。その上で「今国会中(に成立させる)ということであれば、5月中に(衆院で)一定の結論を出さないとまずい」と指摘。「特別委は連日開催しようという話になっている」と明