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人間と脳に関するreqanuiのブックマーク (5)

  • わたしたちの世界は、わたしたち自身だ『生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来』 - HONZ

    作者:アンディ・クラーク 翻訳:呉羽 真、久木田 水生、西尾 香苗 出版社:春秋社 発売日:2015-07-24 「サイボーグ」といえばまず真っ先に、義体が当たり前になった近未来世界を描く攻殻機動隊シリーズや、そのままずばりタイトルに入っている石ノ森章太郎原作の『サイボーグ009』シリーズに代表されるイメージを思い浮かべる人が多いかもしれない。その特徴を一つ上げるならば、生身の人間ではなく一部だったり全体だったりが機械の身体に置き換わっていることだろう。 書が提示するサイボーグ観 ところが書が提示するサイボーグ観はアニメ・漫画的な「身体のどこかが機械に置き換わったもの」とは大きく異なっている。そもそも、元々「サイボーグ」が意味するところは、「サイバネティックな有機体」あるいは「サイバネティックな方法でコントロールされた有機体」を表す略語であり、『それは、人間─機械間の融合という考え方と

    わたしたちの世界は、わたしたち自身だ『生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来』 - HONZ
  • わたしたちの世界は、わたしたち自身だ──『生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来』 by :アンディ・クラーク - 基本読書

    生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来 (現代哲学への招待 Great Works) 作者: アンディ・クラーク,呉羽真,久木田水生,西尾香苗出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2015/07/24メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る書名でまず惹きつけられ、表紙デザインの素晴らしさにがっとやられてしまうが実をいうとSF的ななんかあれのではない。「サイボーグ」といえばまず真っ先に、義体が当たり前になった近未来世界を描く攻殻機動隊シリーズや、そのままずばりタイトルに入っている石ノ森章太郎原作の『サイボーグ009』シリーズに代表されるイメージを思い浮かべる人が多いかもしれない。その特徴を一つ上げるならば、生身の人間ではなく一部だったり全体だったりが機械の身体に置き換わっていることだろう。 書が提示するサイボーグ観 ところが書が提示するサイボーグ観はアニ

    わたしたちの世界は、わたしたち自身だ──『生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来』 by :アンディ・クラーク - 基本読書
    reqanui
    reqanui 2020/11/21
    "人体と道具と環境の総体" としての人間
  • 人間を超えた存在になりたいと願う人々──『バイオハッキング―テクノロジーで知覚を拡張する』 - 基本読書

    バイオハッキング―テクノロジーで知覚を拡張する 作者: カーラ・プラトーニ,田沢恭子出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2018/11/08メディア: 単行この商品を含むブログを見るこのを読むまで僕もまったく知らなかったのだが、世の中にはバイオハッカー、グラインダーと呼ばれるアマチュア科学者からなる探索コミュニティーが存在しているらしい。彼らは電気工学を得意とする一派で、自分たちの身体を拡張するために”バイオハック”する。たとえば、磁石を身体の中に埋め込むとかして。磁石を身体に入れてどうすんねん、と思うが、手にコインがくっついたりしたら宴会芸的におもしろいし、磁石を身体に入れた人たちがいうには、磁気を感じ取れるようになるらしい。 書は、そうしたバイオハッカーたちの企みや考え方を追うと同時に、人間が持つ各種の近く──視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚がどのようにして生じており、現在それを拡張

    人間を超えた存在になりたいと願う人々──『バイオハッキング―テクノロジーで知覚を拡張する』 - 基本読書
    reqanui
    reqanui 2020/07/07
    最近だとロボット指を装着して手の指が6本になると身体イメージが変化するなんて報告がありましたね。VRのアバターなんかでも似たようなことが起こるそうで安全基準とかも徐々に作られてくんですかね。
  • 子どもっぽさが賢さのもと?〜日経サイエンス2009年10月号より

    脳の発達と進化に関する新しい見方が登場 人間の大人とチンパンジーの子どもには身体的に似た点がある。小さなあご,平たい顔面,薄い体毛などだ。幼体の特徴を保っていることを「幼形成熟(ネオテニー)」と呼び,特に家畜にはっきり見られる。例えばイヌは人間の好みに合わせて育種されてきた結果,垂れ耳や短い鼻先,大きな目など,成犬に育ってからも子犬の特徴を保つ品種が多い。 ヒトとチンパンジーの遺伝子はほとんど同じで,種が分かれたのも進化上ではそう遠くない600万年前なのに,両者の知能がまるで違うのはなぜなのか──最近の研究によると,幼形成熟が関連している可能性がある。 発現時期が遅いヒト遺伝子 動物の幼形成熟は発達過程の遅れから生じるものだと,ドイツにあるマックス・プランク進化人類学研究所の分子生物学者カイトビッチ(Philipp Khaitovich)は指摘する。例えば人間が性的に成熟するのはチンパンジ

    子どもっぽさが賢さのもと?〜日経サイエンス2009年10月号より
    reqanui
    reqanui 2020/05/23
    永遠の少年であるピーター・パンは大人になれない代わりに知能を発達させ続けられるのかななんて
  • 意識は傍観者である: 脳の知られざる営み - 基本読書

    僕たちは自分の身体は「わたし」が支配していると感じるが、実はそれは間違いである。正確には行動の大部分は無意識的な行動で支配されていて、意識は行動の最後に現れて「これは自分が決断したことだ」と思い込まされている。僕達が脳について真っ先に学ぶことは、僕たちは自分たちがとる行動にたいして意識はほとんど決定権を持っていないという事実である。 それが『意識は傍観者である』というタイトルによく現れている。これを説明するのにちょうどいい、最近の脳科学を読むとどこにでも書いてある衝撃的な実験がひとつあるのでご紹介しよう。 被験者の脳に電極をつけて、指を上げるという非常に簡単な動作をしてもらう。そして「指を動かそう」と感じた瞬間を記録する。面白いのはここからで、被験者が「指を動かそう」と意識する一秒以上前に、指を動かそうという脳内活動が生じている。ようするに、脳が「指を動かそう」と指令を出した一秒以上後に

    意識は傍観者である: 脳の知られざる営み - 基本読書
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