木造住宅 倒壊解析ソフトウェア
熊本市役所のすぐ近くのアーケード街にひょっこり姿を現した「ダンメン」が、たいへん見事で感激した。通行人の多い繁華街だったので視線が若干気になったんだけど、しばらく佇んでじっくり鑑賞せざるを得ない迫力だった。 建設以来はじめて露出したであろうコンクリートブロックによる図像として、木造二階建ての家屋のフォルムが鮮やかに浮かび上がっている。ビルの壁面全体をキャンバスと見立てると、テクスチャーの差異の現れ方が絶妙なバランスで構成されていることに気付く。ベニヤ板によってふさがれた窓、モルタルの奥にうっすらと感じられる柱と梁の存在、木造家屋の名残かもしれないやつれたトタンなど、見れば見るほど味わい深さが増してくる。 このまま手前側に新たなビルが建設されるのか、コンクリートブロックの表面を手当てしてからなのか、いずれにしてもかつての街並みの記憶を示すこの眺めは、すぐになくなってしまうだろう。そう考えると
巨額の建設費用が世論の反発を受け、計画見直しの声が高まる新国立競技場。2020年東京オリンピックのメーン会場建設をめぐる数々の問題について、筆者は「日本の政治家、官僚システムが抱える無責任構造が生んだ象徴的な事例だ」と指摘する。 2020年7月、東京オリンピックの開会式は近代オリンピックの歴史に残る画期的なものとなった。神宮の森に囲まれ、真ん中に赤レンガ色のトラックがある11万m2の真っ青な芝生。世界各地からの選手たちはその芝生の上で互いの参加を祝福し、健闘を誓いあった。そこには外界を遮断するスタジアムの高い壁もなく、ましてや屋根もない。真っ青な芝生の上での交歓には、世界からの観戦者が加わり、その様子が最新技術によるネット中継によって世界中で共有、体感された。オリンピックの開会式が近未来デザインの巨大なスタジアムと過剰な演出の競い合いから解放されることの素晴らしさを世界が実感した瞬間だった
建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba マンガ建築考の森山高至が「たてものと生活と社会と文化」を考えています。 twitter始めました。https://twitter.com/mori_arch_econo 連絡先は moriarchecono@gmail.com 新国立競技場の基本設計の着手が遅れているなんてもんじゃなくて、そもそも「フレームワーク設計」という作業内容不明の設計の準備作業に駆り出されたのが日建設計・日本設計・梓設計・アラップジャパンというエース級の設計会社であったということ、 そして日建設計・日本設計・梓設計・アラップジャパンという会社がどういったところなのか、、でした。 日建設計 日建設計(にっけんせっけい)は元々は19世紀末、1900年(明治33年)に住友財閥の建築部門として設立された老舗設計会社です。 住友というと今では銀
今日お話する「地域社会圏」というテーマは、2008年の11月に『新建築』の巻頭論文で書いたことです。これは横浜国立大学の大学院生課題にも取り上げています。なぜ私がこのテーマについて考えているかというと、現在の社会の組み立て方がなんとなく私たちの身体にしっくりなじまないと私自身がつねづね思っていたからです。 現在、建築をつくるという行為が社会の中で信頼感を失っている気がします。今日は建築の設計や施工に携わっている方がたが大勢いらっしゃると思いますが、皆さんは建築をつくるということが社会の中で重要な働きをしているという信念を持って日々取り組まれていることと思います。私もそうです。ところが私たち建築に携わる者のそうした信念と、社会の受け止め方が非常に乖離していると強く感じています。私はここ何年か建築家としての居心地の悪さを感じていますが、最近はますますその思いを強くしています。 皆さんはご存知か
建築確認申請は、これから建築される予定の建築物について、その法的適合性を確認する手続きであるが、小さなものまで含めた全ての建築物を詳細に審査することは、必要な労力に対して効果が薄い。労力は審査担当者に支払われる人件費となり、同時に審査に要する期間ともなって、これらは建築主(広くは国民全体)に対する負担となる。効果の薄い審査によって、高額の審査手数料、長い審査期間、大量の申請書類などの負担を強いることは好ましくないことである。 この思想に基づき、一定の条件を満たす建築物については、一定範囲に関して法的適合性の審査を省略できるようになっている。 審査が省略された部分については、建築士と建築主の責任において法的適合性を確保することが求められる。 4号特例の存在は、特例が適用されず建築のハードルが上がる3階以上の戸建て住宅が絶対少数に留まっていることや、集合住宅でも特例が適用される2階建アパートと
岩手県は7日、同県奥州市水沢区の「KOSO建築設計室」が1999~2005年に設計した戸建て木造住宅90軒で、地震や強風に対する強度が不足していたと発表した。 東日本大震災で、別業者が設計した住宅の壁にひびが入ったことから、施工した同市の建設会社が、同設計室などが設計した住宅を調査して判明したという。 県によると、同設計室は2級建築士の個人経営。設計を手がけた木造住宅のうち、215軒を調査したところ、90軒で強度不足が確認された。地震や風圧に対し、強度が2~3割不足している住宅もあったという。 県と市は今後、建築基準法違反の疑いが強いとみて、この建築士が設計した他の約370軒も調査したうえで処分する方針。県は建築士に対して計算書の提出を求めたが、提出しなかったという。
大きな揺れを想定し、耐震壁の横から圧力をかける実験。だぼなどの効果で破損は起きなかった(鳥取県林業試験場提供) 鳥取県倉吉市内の工務店が、日本建築の伝統技術と県産杉板を使った住宅リフォーム用の耐震壁開発を県林業試験場と共同で進めている。 板のつなぎ目に小さな木片「だぼ」をはめ込み、揺れを吸収させることで、震度6強クラスの大地震にも耐えられるという。関係者は「耐震改修と県産材の利用を促進できる一石二鳥の取り組み。東日本大震災の記憶が新しいうちに実用化し、改修ニーズに応えたい」と意気込んでいる。 倉吉市福光の池田住研。同試験場の提案を受けて約10年前から杉板を使った耐震壁の開発を進め、今年3月に共同実験で強度を確かめた。 堅いカシで作っただぼは、長さ9センチ、横4・5センチ、厚さ3センチ。実験では、震度6強の揺れに相当する圧力を横からかけたが、だぼが板のずれを抑え込み、壁は水平方向にゆがんだも
図面の描き方を指導する舞鶴高専の教師たち=舞鶴市浜の白糸中学校 京都・舞鶴工業高等専門学校の建設システム工学科の教師たちが21日、舞鶴市立白糸中学校(同市浜)で2年生に出前授業をした。暮らしについて考えようと、漫画「サザエさん」の磯野家の住宅を全面改装する想定で、生徒たちが新たな間取りを考えた。 家庭科の「わたしたちの生活と住まい」という学習課題の一環。訪問した尾上亮介准教授は「これまでの出前授業は中学の授業内容から離れたテーマだった。普段の授業にかかわる内容で取り組むのは初の試み」という。 2年2組を担当した徳永泰伸助教は、磯野家の間取りを模型やスライドで示し、図面の描き方を説明。「ちょっとでも住みやすい家にしよう」と、生徒たちに新しい間取りを考えさせた。先生たちは「大切な部屋は南側が良い」「磯野家は2世帯であることを忘れず」などと助言。生徒たちは消しゴムで何度も消しながら「初めて
手すり不備で妊婦転落、出産女児死亡…建築士を書類送検へ 2011年01月11日09:36 ◆県警と加茂署、業過致死傷容疑を適用 美濃加茂市大手町のアパートで2007(平成19)年4月、2階のベランダの手すりが外れ、妊娠中の女性(37)が転落して重傷を負った上、緊急出産した女児が死亡した事故で、外れた手すりはベランダ用ではなく窓用だったことが10日、関係者への取材で分かった。窓用の手すりは、ベランダ用より強度が低いという。 県警捜査1課と加茂署は、手すりの設置方法に問題があったとして、業務上過失致死傷の疑いで、アパート設計を手掛けた男性建築士を近く書類送検する方針。 関係者によると、女性は高さ約1.2メートル、幅約2.5メートルのアルミ製の手すりに干してあった布団をたたこうとした際、手すりが外れて約4メートル下のアスファルトに転落。女性は骨盤骨折などの重傷を負った。帝王切開で出産した女児は転
Bahnhof ISP in Stockholm is hosting Wikileaks servers. Spectacular server hall is located in nuclear bomb shelter built during cold war under 30 meters of rock mountain. All rights reserved © Jann Lipka 2010 Please use FULLscreen button for better experience ! mail jann@lipka.se More 360x180 interactive www.fotograf.nu/360 For publishers: images are available for licensing ( Ipad etc), even stills
開発部神村で御座います。 今日は、災害の時に被害を受けない住まいを目指しておられる方や、 予定地の安全性を知りたい方をお客様にされている皆様に、 多くの方が、長くお住まいの街やご両親の自宅の近くなど馴染みの地域や お子様の転校がない地域など、多くの制約条件の中で夢の一戸建ての場所探しを されていることと思います。このように、住まいの場所選びにあっては、 地盤はあまり重要視されません。
致命的な構造欠陥を引き起こすコンクリートの亀裂を修復する目的で、遺伝子改造された枯草菌(こそうきん)(Bacillus subtilis)が、英ニューカッスル大学で開発された。iGem主催の合成生物学のコンテストに応募された制作物で、BacillaFillaと命名されている(2010.igem.org)。 以下は修復過程の顕微鏡写真(io9)だが、ちょっとづつ埋まっているように見える。 BacillaFillaは、コンクリートの亀裂に深く侵攻し、炭酸カルシウム(CaCO3)とレバンスクラーゼ(levansucrase)の接着剤を生成し、細長いフィラメント状になる。炭酸カルシウムは、コンクリートと同じ割合になるため、理想的な充填材になるそうだ。フィラメント状のBacillaFillaは、繊維強化コンクリートの化繊と同じ伸張力があり、炭酸カルシウムを強化する。レバンスクラーゼは炭酸カルシウムと
でこぼこのない面であれば、壁であろうが柱であろうが机であろうがドアであろうが、とにかくなんでもかんでも塗るだけでホワイトボード化することができるという画期的な塗料がこの「IdeaPaint(アイデアペイント)」です。 実際にどういう場面で利用されているのか、価格はどれぐらいなのか、日本で入手するにはどうすればいいのか、などの詳細は以下から。 IdeaPaint | Dry Erase Whiteboard Paint for Home, School, and Work http://www.ideapaint.com/ 使用するシーンとしては、職場・学校・家庭の3つ。それぞれについて以下のような感じの使用を想定しています。 ・職場の場合 よくある会議室ですが、壁一面がホワイトボードに。 これは壁2面がホワイトボード化 目の前の壁自体がホワイトボード、電話のメモも簡単 背後の壁がホワイトボ
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