このゆびとまれ 作者:大澄剛 掲載誌:『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社) 単行本:ニチブンコミックス いま子役漫画が熱い! 吉田譲/野島伸司『NOBELU -演-』(少年サンデーコミックス)につづき、 天才子役「藤江恵那」の物語をとりあげる。 大人がもらい泣きするほどの演技力で、トップスターにのぼりつめた。 控え室でトレードマークのおさげ髪をほどくと、鬼の形相に。 マネージャー「田代」に当り散らし、脚本にダメ出しする。 「視聴率良いみたい? はっ ばかじゃね? 数字持ってるのは私なんだから!」 水鉄砲で憂さ晴らしするところに監督がはいつてくるが、 まだ小学一年生ゆえ、単なるたわむれにしか見えない。 コドモを演ずるコドモは無敵。 恵那は仕事をえらばない。 天使の笑顔で、イモ虫役のCM現場入り。 「気持ちのはいったイモ虫じゃなきゃ、OK出さねぇからな」とカントク。 イモ虫の気持ちつてなんだよ!!