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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kamimagi (35)

  • 『面白い=オレと同じ知識を共有している作者への共感』 - モノーキー

    ▼他の読み手を煽動するような政治的な感想で使われるおける『面白さ』は読み手の知識限界問題。 面白さというのは大抵は『オレの思想に沿っている』とか『オレの所持知識と同じ作者』という理由で使われることが多い。 オレが判る事しか、面白いと感じない問題。 じゃあ、お前の知識の外にある事は下劣で面白くないのかという 昔、欧米が俺らが経済的にも技術的にも勝っているから思想が優れていると思い込んでいたようなアレだな。 ただ、恵まれた環境に居たから偶然、人より一つ頭が図抜けられただけで 同じ環境に居れば、他の同等の知性や文化だって同様に成りあがれたかもしれなかったのだ。 科学技術文化様式の優劣は別なわけで。 文脈として可笑しいという意味で面白いとつかわず、優れているという意味で面白いと使う場合で作者に向けて口ずさむ時は 「オレと同じ思想を理解しているとか考えられる作者は賢しいなあ」

    retlet
    retlet 2009/10/29
  • 天才を恋や愛や友情で俗人にする話が好き。(時代を変え、戦闘美少女が主流でも残る囚われた姫の構図) - モノーキー

    ▼時代を超えて残る囚われた姫君の構図。 囚われているものが、物理的なものから宿命的なものに変わった。 女性が囚われているのが牢獄から、自身の境遇による制約(いけにえの宿命や戦闘美少女である宿命)になったので 主人公は屈強で勇敢な勇者である必要がなくなり、宿命を取り除ける知恵があればよくなったのかな。 結局、女の子は何かに囚われて、かつ露出度が少ない方がハァハァするというのは万国共通というオチで。強引ですね。 世界を揺るがせる才能の持ち主を、一人の人間としてみてあげる事で俗人化させてしまう能力って感じか。 または 「世界を動かし、望むにしろ望まぬにしろ他人を動かしてしまう天才 VS 己の運命を切り開けるだけの俗人」の構図が好きな自分に気がついたという話 それが、運命を変えるというか切り開く能力を持つ凡人がやってのけてしまう。 そういう話がファンタジーやまあそういう恋愛モノに

    retlet
    retlet 2008/09/22
  • CROSS†CHANNELの議論について - モノーキー

    名は森丸とかkamimagiとか上真木とか神マギとか好きに呼んで。 メール、メッセ歓迎 kamimagi@hotmail.comまで。 kamimagi@mail.goo.ne.jpでもOK

  • 優しく配列されたおたく☆まっしぐら。良作(高知名度?)ならユーザーが盛り立てるのが顕著になった時代 - モノーキー

    関連:【ヒットの“共犯者”に聞く】涼宮ハルヒの場合 I (EXPRESS X):NBonline(日経ビジネス オンライン)(via:はてなブックマーク) ■今回ののロミオはひぐらし戦略をねらった? それともハルヒ戦術か? 風向きが変わったなあ。 最果てへ☆まっしぐら - おたく☆まっしぐらwiki - livedoor Wiki(ウィキ) (via:REVの日記 @はてな→Shamrock's Cafe) >現在のシステムでは満足にプレイできない「おたく☆まっしぐら」を >吉里吉里にコンバートしてプレイできるようにしたものです ということで、優しく配列されたヤツがでたらしい。 ある種、個人で作られた修正パッチみたいなもんだよなあ。 原作のデータが一つも入ってない。ただの変換プログラムだけれど。 あー、これあるなら余計に買いたくなるなあ。  Shamrock's Caf

  • まじかる★プリンス。TRPG的製作。自分で作れる新しいエロゲの夜明け! - モノーキー

    Twitter / 中条: 「自分で作って遊べるエロゲツクール」というと DNML...というのを見たので、ざっとまとめてみた。 おまけ:DNMLまとめサイト おまけ:葉鍵DNML WIKI - 葉鍵板DNML WIKI すげー、有志でスレでリアルデバッグが行われてるとか。 っていうか、デバック版を製品として放出したとかで簡単に中身がいじれるからエロゲツクールみたいになってるって逆に凄いな。 なんかほのぼのする。(とか、注目を浴びても売り上げ伸びないんだろうなあ……) ▼取り上げてるサイト。 まじかる★プリンスの問題について(あと頑張れライターさん) - longlowの日記 ・孫引き >199 名前:尾崎貞夫 ◆g5GTSHLbXY [sage] 投稿日:2008/03/30(日) 11:51:40 ID:3BkThIpE0 >ライター4人としゃちょうとの打ち合わせ

  • みんなでつくるおもひで(フラグ複雑すぎ) - モノーキー

  • CROSS†CHANNELの群青色の出発点。ギャルゲのお約束を逆手に取って物語に生かす。 - モノーキー

    ▼普通のギャルゲーのヒロインってみんなあたまおかしいじゃん? 女の子が異常な言動したり変な性格って、ギャルゲーのお約束を逆手にとったんだよな。 ヒロインの性格や言動が変だから、リアリティがないっていうなら「じゃ、ヒロインはみんな心のかわいそうな人にすりゃいいじゃん」って発想から始まってるんだろうなあ。群青色は。 そう考えるとギャルゲのシステムを皮肉った作品とも言えるよなあ。 ヒロインたちの頭のおかしさが、物語の世界の中でも認められてて、それが物語のシステムとして非常に重要にからんでくるわけだから。 ループシステムがそもそもギャルゲーの選択肢(平行世界)を現実的、合理的に解釈しようとしたシステムだよねーという突っ込みを受ける。そしてそういう話は以前もどこかでされてたのを思い出す。 アリガチな事でもその成立理由がただ単に「物語のお約束だから」じゃなくて、物語に必要であるという意味を

  • 教養がニコニコ動画の代わりだった時代があったんですよ。 - モノーキー

    ▼永遠に喪われ続けるポストエヴァエヴァで『おめでとう』そしてAIRで『ゴール』した先の時代ってのは YouTubeだったりニコニコだったりブログだったりとかツールの時代なんだよね。 つーか、とうとう着ちゃったんだよね「圧倒的な楽園」に。  批評のインタラクティブ性と社会接続性が奪われちゃって。 「読みの理論」だけが残った、ともいえるかもしれない。 と、とにかく。ソーシャルブックマークの事を『KA☆RA☆SA☆WA @ マッシュアップ』とか呼べばみんなの溜飲が下ると思います! KA☆RA☆SA☆WA氏のブログを引用してた俺涙目。   ▼もう、世代共通の名作はやってこない?(ポストエヴァは高確率で生まれない、その代替としてのwebサービスSF1000冊読め、名作だけは押さえておけ、昔言われたのは、それが必要なソフトウェアでSF1000冊がインストールされてないと、特定

  • 「もってけ!セーラーふく」の歌詞って女の子同士の会話そのものじゃん。 - モノーキー

    ▼女の子の会話は男の子みたいに言葉尻を追いかけない。 (歌)『もってけ!セーラーふく』フル推定歌詞 :Syu's quiz blog 次のフレーズで意味が急に飛んだり、関連の薄いものに主題が変わったり。 交流というより「私の話」をかわりばんこ話していく。話すというより並べていくんだよな。 つまり「俺のターン」を交互にぶつけていき全体のイメージで友達間の独自の交流の立ち上げていく。 男の子みたいに単語の意味で論理的に主導していくんじゃなくて、言葉をとりあえず並べて全体からなんとなく動いていく会話。互いが一方的なのに会話が成立している。 「何かだるぅ 何べる 愛してる」のくだりはまんま女の子の一方的な会話の再演だし。(一人で言ってるのではなくて「何かだるぅ」「何べる」「愛してる」を別々の女の子が言ってると連想するとかなり女の子の会話っぽくなる) で会話の一方通行が極限まで達し

  • 自分の性癖に忠実である事? - モノーキー

    つよきすのライターが人気がある理由がなんとなく判った。 たぶん、自分の欲求にある程度忠実だからなんだろうなあ。 こう、気高いものに従われたい欲求ってのが姉とか強気とかに執事に現れてる所っていうか、そんな感じで。 従う事に快楽があるわけじゃなくて、神に従う事を心地よく思うみたいな。 一種の何かを信仰したい願望なのかなあ、とかアリガチでダサイな精神分析をしてみる。 追記:デレたらもどりません。たぶん。 追記の追記:彼女になるとヒロインの声色が変わるのは必見。 エロシーンはしらない。 でも、ネタが切れそうになったら容赦なく自分の好きなものや知ってるものを片っ端から引っ張り出してくる節操のなさってのは強いなあと思った。 なんつーか綺麗な技をみせる格闘技じゃなくて、相手をどんな手段でもいいから殺す方法に長けてるサバイバルさは、きっと商業ライターにとって必要不可欠な要素なのかもしれな

  • モノーキー オタクの世代間に断絶がある理由はオタクが優越感ゲームだから。

    世代差ができる理由はオタクというのが権威主義(学術的アプローチ、歴史の堆積)ではなく優越感ゲーム(その場限りの悦楽=シニカル)で出来てるからに他ならない。 江戸時代の大衆文化が栄えた頃の考えとオタクが相性がいいのはそういう理由かもしんないね。 ▼「キャラクター小説」って読み方は優越感ゲームを権威主義から見た形に過ぎない 優越感ゲームを権威的に読み解けば「(テクストの悦楽という)形式を無視してて、断片的な読みにすぎないから来ならナンセンスだよなあ」って話になるからね。 さて『オタク=優越感ゲーム』という相対主義に俺の鑑賞法が権威だっていう絶対主義を持ち込んだから、惑星開発なんたらってのが一時期、バカなオタクどもに「そんなん余計なお世話だよ」って肩を叩かれたわけで。 オタクが惑星開発委員会や東浩紀のみこしを担いだ理由は「権威だから」ではなくて「ブームだったから」に過ぎない。 だか

  • え〜、おバカの発言力がでかくなる時代だからポストモダンじゃないんですか? - モノーキー

    ・厳密にはバカでも気軽に情報を発信できて、スプリンクラーになれる時代というべきか。 ヒトは賢く(大人に)なるとバカ(子供)だったの頃の気持ちを忘れてしまうイキモノなのかもしらんね。 ▼おバカ代表として一言だけ。揚げ足取りなんですが勘弁してください。 lainの極私的独白:ライトノベル史について? - livedoor Blog(ブログ)(via:はてなブックマーク) >WEB上にどう見てもきちんとリサーチせずに書いているテキストがあふれる現状を見ていると、もっと勉強してくれという言葉が出てきてしまうのだ。 言ってることは尤もだし、義憤するお気持ちも当然かもしれないとは思いますがちょっと気にかかったので、一言だけ。 『なんつーか、ポストモダンの社会にケチつけたってしゃーないじゃん』と。 終わり。 以下蛇足。 こういうバカテキストが溢れているってのはモダン以前では考えられない

    retlet
    retlet 2007/03/02
  • 愛はワケもわからず殴られる頬と同じように唐突であるべきだ - モノーキー

    ▼設定や関係性の変化が緻密であっても、愛と暴力だけは唐突であるべきだ。 そう、常々思うようになりました。 愛と暴力は唐突な方が破壊力が大きい。 だって、物語と社会を壊せるのは愛と暴力なんだから。 愛は読み手に準備させちゃったらお約束とか言われちゃうし。 なら笑顔で理由も無く唐突に思いっきり平手打ちをすればいいじゃん! みたいな。 世界をいくら緻密に作っても愛と暴力があれば、いとも簡単に崩れ去ってしまう。 むしろ、愛や暴力で崩れ去るために世界や登場人物の緻密な設定というのが用意されてるんじゃないのかなんて。 つまり緻密なストーリー進行。つまり登場人物の性格や人間関係や、それらの変化ってのは、愛や暴力で崩される為に存在する砂の城みたいなもんなのかもなー。とか妄想しちゃったよ。 平和が崩されるのが唐突な方が平和だった日々を強く回顧できてしまいそうな気がする。 何かモノを語って

  • 【低速更新ニュース】「カンペキな正論」と「終われない思春期」と「完全正義」と「しあわせそうな人々」 - モノーキー

    ▼批評が終わった時代の正しい反論 CutePlus-Blog - ネガティヴキャンペーンが発生してた(via:はてなブックマーク) >まあ、ネットってのは、一度忘れられたテキストが再び新しいテキストとして紹介される場所だから、それはそれで仕方ないことでもあるし、そういう傾向がこの数年、どんどん強くなっているのが、ネット上に評論の類を載せなくなった理由の一つでもあるのです。*1 >つまり、ネット上での理論武装ツール化を防ぐには、結局、商業媒体で書いて消費されるのが一番だ、と思い至ったわけですね。 >で、「アーカイヴ」の原稿は最近の原稿を読んで、過去の思考まで辿りたくなった奇特な読者さんへのサービスで置いているだけというか、「あんなものは過去の思考に過ぎないんだから、真面目に人格攻撃したいのなら、最新の思考で書かれた原稿を商業媒体で読んだ方が良いと思うのよ。人間の思考なんて、常に修正パ

    retlet
    retlet 2007/01/12
  • オタク文化は世代で断絶してるのではなく、世代間で別物と考えた方がいいのかも。 - モノーキー

    追記。 端的にいえば第一世代、第二世代という世代の区分けは、第一種、第二種、第三種とか甲種、乙種みたいな感じで世代発展というか進化(変化)というよりも年齢によって全く目的用途が違う別の集団な気がする。 可燃物って区分けがオタクみたいなもん。石油とアルコールじゃ別物だし。 つまり、サブカルチャーってのがメインカルチャー以外なら何でもサブカルチャーなのと同じってことなんだろうなあ。ってこと。 ▼オタクは世代によって断絶してるわけではなく、別の文化を世代とかオタクという言葉だけでムリヤリつなげているだけなのかも。 araig:net - オタクが死んだのは記憶術の問題かもしれない 僕が考えたいのは、何故オタクが第一・第二世代と第三世代とに断絶してしまったのか、ということ。 もしかしたら、オタク文化の世代の断絶は似て非なるものだから起こっているのかもしれない。 [WWF]「動物化」

  • 創作深度。作品のインスピレーションが人の作品だけじゃなくて、断片からうけられるようになること。 - モノーキー

    なんつーか。創作の起源つーのが、知った面白い話を誰かに語りたいって欲求だからさ。 噂みたいなのに近いんだよな性質が。 自分が知った面白い話を広めたいっていうのがある。 だから、多くの人(作家志望者)の場合ヒット作に似たような話を書きたいって欲求から創作が始まる。 ARTIFACT ―人工事実― : ファウスト賞の応募作品には吸血鬼と同性愛話が多い ってのはそういう部分がある。 こういう状況に陥ってしまうのは誰もがワタシが考えた作品というより、ワタシの大好きな作品そのものを書きたいって欲求に駆られてモノを書きたいからだ。 そして、尊敬する作家と同一になりたいって欲望から、たくさん尊敬する作家だの作品だのに触れていくことで 作家と同じ、みたいな『同じ物語要素を書きたい』って状況から、 『同じジャンルを書きたい』と真似したい対象が広くなる。 で、そうやって書いてるうちに、パク

    retlet
    retlet 2006/12/28
  • リフレイン。再帰性、或いは運命、宿命、前世でも可。 - モノーキー

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    retlet 2006/12/28
  • ギャルゲーはつまらないから、つまらなさを埋めるために考察する。 - モノーキー

  • 『朝比奈ミクルの大冒険』でナレーションだけが異常にクオリティが高い理由 - モノーキー

    ▼『朝比奈ミクルの大冒険』こそがハルヒの世界にとっての正しい現実認識(フィクション) ということで、みくる考察おまけ。 モノーキー ハルヒ考察追加。〜朝比奈みくるがおしえてくれたこと〜 | キョンとハルヒが神である理由。のコメント欄 >あ、映画のラストの『フィクションです』発言はどうなんでしょう?あれ裏返すと劇中現実を現実として肯定しちゃいそうですが 上のリンク先のコメント欄にも書いたけど一応。 あれのフィクションって意味は、多分 あれが『ハルヒの世界にとっての現実がフィクションそのもの』ってことなんじゃないかな。 要するにあの世界がフィクション(パラパラマンガ)ってこと 正確にいえば「朝比奈ミクルの大冒険」こそがハルヒの世界の正しい認識の仕方ともいえる。 ハルヒ世界の正しい認識は 『朝比奈ミクルの大冒険と同じようにクソなストーリーなのにやたら饒舌なナレーション(書き手

  • ゼーガペイン。今を生きる。 - モノーキー

    ZEGAPAIN -ゼーガペイン- - Wikipedia >生まれつき痛覚を持たない為、他人の痛みを理解できなかった。また明示的ではないものの、感覚を感じない現実世界がナーガにとってはバーチャルな世界と何ら変わらなかったことも暗示する。 ZEGAPAIN -ゼーガペイン- - Wikipedia >虚構の中に実体がある―肉体(実体)を持つ復元者は痛みを失い、もはや人間ではない(虚構)。しかし、幻体は肉体を持たない偽りの存在(虚構)であるが、痛みを感じる人間(実体)である)を説き、 繋がり。主観(アナログ) 分割、切断。客観(デジタル) この世界がウソであることを証明するには、この世界の外の客体を中の僕らの主観で認知しなければならない。 言い換えれば、世界の主観を広げることでもあるが。 世界がウソであっても、この認知がウソかどうかって疑えないんだよなあ。 結局どんなモノで