韓国・ソウル(Seoul)で行われた北京五輪の聖火リレーで、五輪開催に抗議する韓国人を蹴りつける中国人学生(赤い帽子、2008年4月27日撮影)。(c)AFP/CHOI WON-SUK 【4月28日 AFP】韓国の首都ソウル(Seoul)で27日に行われた北京五輪の聖火リレーで、一部の中国人学生が韓国人の抗議グループと衝突し乱闘になったことを受け、韓国政府は28日、駐韓中国大使に対し「強い遺憾の意」を表明した。韓国外交通商省が明らかにした。 外交通商省のLee Yong-Joon副大臣は28日、当初から予定されていた同省内での会談の席で、中国の寧賦魁(Ning Fukui)駐韓大使に「前日の北京五輪聖火リレーの際の一部の中国の若者による過激な行為に対し、韓国政府は強い遺憾の意を表明する」と伝えたという。これに対し、寧大使は事態に対する謝罪を申し出たという。 警察当局によるとリレー当日、抗議