7月9日の「Rally For Truth アベヤメロ緊急集会」の様子。主催者が着ているこのTシャツはハードコアパンクの関係者がつくったものであり、主催者自身も音楽関係者だ。集会はDJつきで進められた(撮影/島崎ろでぃー)この記事の写真をすべて見る 海外ではミュージシャンが政治的意見を表明したり、政治運動に直接的にコミットすることは珍しいことではない。では日本のサブカルチャーは、政治にどのように向き合っているか。主に音楽関係者への取材から、その現状をレポートする。 * * * 7月9日、午後7時。 東京・新宿駅東口、アルタ前広場に横付けされた街宣車の上で、オーサカ=モノレールの中田亮はある詩を読み上げた。 なあブラザー もはや家に閉じこもっていられない テレビのスイッチをいれてくつろいでる場合じゃない ヘロインで夢心地になってる場合じゃない CM中にビールをとりに行ってる場合じゃない
