株式会社ウルフチーフ 代表取締役。TIS株式会社にて19年半、さまざまな業種のシステムアーキテクチャ設計を担当し、2018年に退職、株式会社ウルフチーフを創業する。以降流しのアーキテクトとして、前職時代から書き溜めていたOSSプロダクトや技術記事を元に、様々な現場でアーキテクチャの設計や研修を実施している。 課題:リポジトリの肥大化に伴ってリリース頻度が低下 川島 freeeではどのような課題を解決するためにマイクロサービス化を検討されたのでしょうか? 横路 freeeのプロダクトの成り立ちからお話しすると、「会計freee」の最初のリリースが2013年で、翌年に「人事労務freee(当時の名称は給与計算freee)」をリリースしました。その段階で既に、各プロダクトや認証・認可を扱うサービス基盤などは、リポジトリやサービスを分割する形で開発・運用を行っていたんです。 しかし、プロダクトがマ
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