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戦争と人間に関するringonouenのブックマーク (3)

  • 笑った嬰児 ― 日本軍は中国で何をしたか - 読む・考える・書く

    前回記事で、通州事件の仇討ちだとして、無辜の中国人を道案内に駆り出しては用済みになると殺していた通訳の話を書いた。 この話を語ってくれた坂倉清氏が、これとは別に、自分が兵隊となって初めて人を殺したときの体験を告白していた[1]。印象深い話なので紹介する。 山東省蒙蔭県に丈八邸という部落があった。山の麓の河原に細長く沿いポプラとアカシアの木に囲まれた静かな部落である。 (略) 部隊は昨夜来の行軍で今朝の七時頃にこの部落の外れに到着した。地下に兵器工場がある……との情報に基づいて行われた作戦だった。部隊は展開後間もなくこの部落に乱入した。(略) 警戒兵を命ぜられた私はアカシアの蔭に身体をひそめて見張りをした。部隊が乱入してからものの五分もたたない頃300メートル位先の高梁畑の中を籠を提げたり天秤をかついで走り去る七~八名の農民の姿を見た。(略)叫びつつ飛んで来た軽機は腰だめで火を噴いた。私も夢

    笑った嬰児 ― 日本軍は中国で何をしたか - 読む・考える・書く
  • 南京攻略戦従軍記者たちの「虐殺否定」座談会 - 読む・考える・書く

    「虐殺の“ギャ”の字もない」従軍記者座談会? 従軍記者たちの座談会発言と戦後の回想 座談会での記者たちの発言 足立和雄記者の回想 今井正剛記者の回想 右翼雑誌の編集者にプライドはないのか? 「虐殺の“ギャ”の字もない」従軍記者座談会? 右翼雑誌「Will」の2007年12月増刊号に、「朝日新聞支那特派員大座談会」という記事が載っている。 「むろん、虐殺の“ギャ”の字もない」という煽り文句から、てっきり戦後の座談会で従軍記者たちが当時を振り返り、「見なかった」「虐殺などなかった」といった発言でもしているのかと思ったら、なんと南京陥落当時の朝日新聞に載っていた記者座談会の再録なのである。 バカじゃなかろうか。 軍による検閲済みの新聞に虐殺の話など出ているはずがない。しかも当時の新聞といえば、朝日も含め、どこもイケイケドンドンで戦争を煽るプロパガンダに熱中していたのだ。 日中戦争が始まった後、朝

    南京攻略戦従軍記者たちの「虐殺否定」座談会 - 読む・考える・書く
  • 残虐行為の記憶は最終的に人の心を壊す - 読む・考える・書く

    ツイッターで「ブースカちゃん」さんが、日中戦争に従軍した経験を持つ方に、「聞いてはいけない質問」をしてしまったという話を書かれていた。 僕は1回だけ、従軍経験者に、聞いてはいけない質問をしてしまったことがある。 そのことを連ツイします。 (・ω・) https://t.co/H0sQBwnpPY — ブースカちゃん (@booskanoriri) 2018年8月16日 僕は学生時代、岐阜飛行場へ毎日のように飛行機の写真を撮りに行っていたんだけど、そこに梨畑があった。 梨園の所有者だったおじいさんとは、すっかり顔見知りで、僕が行くといつも軽口を言ったりする仲良しになった。 その老人のことを、僕らは「ナッシー」なんて呼んでいた。 (・ω・) — ブースカちゃん (@booskanoriri) 2018年8月16日 ある日、たまたまナッシー翁と戦中の話になった。 ナッシー翁も陸軍に従軍して支那戦

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