タグ

2019年2月15日のブックマーク (3件)

  • 痴漢にあっても、黙っているのが「ふつう?」日本の理不尽な常識を崩す"レディース集団"とは | NEUT Magazine

    すべてのクラブ、またクラブに来ているすべての人がそうではない。でも「クラブ=外では許されない卑猥な行為も許される空間」なんて思い込んでいる人たちもいる。そんな空間で誰かが「痴漢にあった」と訴えたら、どんな言葉が返ってくるか、想像できるだろうか? NEW ERA Ladies(新時代のレディース*1、以下NEL)は、ある女性がクラブで痴漢被害を受けたことをきっかけに始まった、フェミニストのzineだ。彼女はTwitterですぐに怒りを表した。「勘違いじゃないの?」「クラブはそういうもの」なんてセカンドレイプ、「告発されたことで楽しい気持ちが台無し」と黙らせようとする人もいた。 だが、同じ経験をした人から「私も!」といった共感も届き、男女を問わず「応援してます」という賛同の声もあった。友達同士で話し合うきっかけにもなった。女性のことでも、ひとりでは気づかない視点が沢山ある。 「フェミニズム」は

    痴漢にあっても、黙っているのが「ふつう?」日本の理不尽な常識を崩す"レディース集団"とは | NEUT Magazine
  • 日本のワーキングマザー 妻の過大な負担・夫の過少な支援 (Published 2019)

    東京 —  ニシマサヨシコさんの書類作業は、いくらやっても終らない。 彼女は、毎日こと細かに記録をつけなければならず、それ以外にも注意深くチェックし、押印しなくてはならない書類をたくさん抱えている。日々の会話、行動、事の内容までもすべて記録するのだ。 これらの作業のうち、マーケティングのプロである彼女の仕事のためのものはひとつもない。すべて、子供たちの保育園に必要な書類で、彼女が出社前に片付けるものなのだ。 38歳のニシマサさんは、日のほかの多くのワーキングマザーと同様に、仕事とは無関係の、しかし骨の折れる事務的作業を山ほど抱えている。このような作業は、彼女の働く機会を制限している。今、日は、彼女のような女性にもっと働いてもらう必要があると、唱えているのにも関わらず、だ。 安倍晋三首相は、「ウィメノミクス」というキャッチフレーズの女性活躍推進戦略を提唱し、停滞する日経済を活性化させ

    日本のワーキングマザー 妻の過大な負担・夫の過少な支援 (Published 2019)
  • 平等(2) 「機会の平等」と「結果の平等」 - 浮動点から世界を見つめる

    平野・亀・服部『法哲学』(27) 前回記事の「機会の平等」と「結果の平等」についての引用部分を再掲する。 分配的正義については、財の分配方式に関して、「機会の平等」と「結果の平等」という相異なる考え方がある。前者は、財を獲得するための機会が平等に保障されることを求め、後者は機会ではなく結果における財の平等な分配を求める。比喩的に、機会の平等はスタートラインの平等、結果の平等はゴールの平等といわれることもある。 このような財の分配方式を社会全体にわたってみた場合、「機会の平等」は自由競争を原則とする市場システムを介しての財の分配に、「結果の平等」は再分配を行なう福祉国家のような統治機構を介しての財の分配に多く見られることがわかる。分配的正義と平等をめぐり相対立するさまざまな見解が出てくるのはここからである。市場的分配か、政治的分配か。主として機会の均等によるのがいいのか、結果の平等を基

    平等(2) 「機会の平等」と「結果の平等」 - 浮動点から世界を見つめる