記者会見で辞任を表明する日本相撲協会の北の湖理事長(左)と新理事長に決まった武蔵川理事(中央)=東京・両国国技館で2008年9月8日午後2時19分、丸山博撮影 大相撲のロシア出身兄弟力士、幕内の露鵬(28)=大嶽部屋=と、十両の白露山(26)=北の湖部屋=の大麻使用疑惑で、日本相撲協会の北の湖理事長(55)=本名・小畑敏満=が理事長職を辞任することになった。北の湖理事長は8日、東京・両国国技館で開かれた理事会で「責任を取って辞任する」と話した。露鵬、白露山は解雇が決まった。北の湖理事長の後任には武蔵川理事(元横綱・三重ノ海)を決めた。 同日開かれた日本相撲協会の再発防止検討委員会(検討委)には伊勢ノ海生活指導部長ら相撲協会の8委員と、日本アンチ・ドーピング機構専門委員の大西祥平慶大教授ら外部委員4人が出席。外部委員のやくみつる氏は欠席した。 検討委では、関取69人を対象に抜き打ちで実施した