シカゴの自宅で刺殺された6歳のパレスチナ系米国人男児の葬儀で祈りを捧げる人々/Kamil Krzaczynski/Getty Images (CNN) イスラエルとパレスチナ自治区ガザのイスラム勢力ハマスの戦闘が続き、ガザ地区の窮状が深まる中で、タヘル・ヘルザラーさんはガザに閉じ込められた家族と必死の思いで連絡を取り合っている。 ヘルザラーさんの家族は食料も電気も水も燃料もないと訴えているという。 「この前話した時は『もうこれまでだと思う。今回は助からない』と言っていた」とヘルザラーさんは話す。「自分の家族からそんな話を聞かされるパレスチナ系米国人がどんな思いでいるか、想像してほしい」 ガザの家族を案じると同時に、米国で暮らす妻や子どもたちの身の安全が脅かされる不安も増大している。米国では、イスラム教徒やパレスチナ人とみなされた人に対する襲撃が全土で報告されている。 16日には、シカゴ市内