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第456回ではUbuntu 16.04 LTS上にCUDA 8.0をインストールする方法を紹介しました。これをもっと簡単に環境構築できるよう、今回は第458回で紹介したDockerを使ってみましょう。 NVIDIAのDocker 第458回で紹介しているようにDockerはカーネルのコンテナ技術などを利用して、アプリケーションをサンドボックス環境の中で動かす仕組みです。Dockerではカーネルの名前空間機能を用いてプロセスなどのリソースをホストの他のリソースから隔離することで、独立したサンドボックス環境を構築しています。KVMやVirtualBoxといった仮想マシンともっとも異なるのは、「ホストとコンテナのカーネルは共通である」ことでしょう。ホストもコンテナも同じカーネルインスタンスの上で動いています。つまりコンテナの操作によってカーネルがハングアップしてしまったとしたら、当然のことなが
お絵描きシステムを忘れていませんか? 今回は「Gyaki(ぎゃき)」というお絵描きシステムを紹介します。 計算機やWebがこれだけ普及しているのに、お絵描きシステムが世の中であまり使われていないのが不思議です。iPad Pro、Surface Pro、Surface Bookのような魅力的なペン計算機が最近たくさん登場しているのにもかかわらず、ペンを使ったお絵描きシステムは広く活用されていませんし、普通のユーザがお絵描きするシチュエーションも、あまり想定されていないように見えるのは気のせいでしょうか。スマホが流行る以前は、PalmなどのPDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)でメモを描く人も多かった気がするのですが、スマホやタブレットでお絵描きする人は以前より減っているような気がしています。 文章を使うよりも絵で説明するほうがわかりやすいことは多いで
技術的負債と開発環境の改善 本章では、サービスの成長とともに大きくなる「技術的負債」に着目し、筆者が勤務するpaperboy&co.(以下、ペパボ)で取り組んでいる開発環境の技術的負債を返済していく具体的な方法について紹介します。 技術的負債とは 技術的負債は、英語でTechnical Deptと呼ばれます。技術的負債の「概念」が最初に登場したのはWikiの開発者として知られるWard Cunninghamが1992年に発表した「The WyCash Portfolio Management System」という報文の中です。そこから年を経ること17年後の2009年に、アジャイルソフトウェア開発宣言などで知られるMartin Fowlerによって「技術的負債」という名前が付けられました。 Webサービス開発での技術的負債の例 技術的負債は、サービスを構成するソースコードそのものであるアプリ
UI/UXは進歩の激しい領域のために、時に前例なしの設計が求められることがあります。たとえば近年の例では、スマートフォンやタブレットが急速に普及し、まだノウハウのない中でこれらのデバイスに特化したUI/UXが求められました。これからも誰も触れたことないデバイスや状況でも、的確な設計を行うことが求められます。 そういった未踏の領域では、先端の研究領域に注意を向ける一方、UI/UXの原点を学ぶ必要があります。本コラムではインタラクションの研究者という立場から、これまでのUI/UXにおいて何が本質であるかを知るのと同時に、これから向かう未来を見据えながら、今何を学ぶべきかを分析、考察していきます。そしてUI/UXに携わる人に少しでもUI/UX設計の「なぜ」に答える材料になればと思います。 効率だけでは語れない道具の設計 スマートフォンやタブレットなど、高性能な端末を持ち歩く時代となりました。ネッ
大半の読者はUbuntuOneやDropboxといったオンラインストレージサービスを使っているのではないでしょうか。しかしながら、これらのサービスには、容量という制約が付きものです。 そこで、容量を気にすることなくオンラインストレージサービスを使うために、SparkleShareというソフトウェアを使って、自分でサービスを立ち上げてしまいましょう。 SparkleShareとは SparkleShareは、「Gitを使ったファイル共有サービスのクライアント」です。 Monoで作られたこのソフトウェアは、共有ディレクトリに放り込まれたファイルを、GitサーバーにSSH越しでpushし、他のクライアントから行われた変更点をpullします。 つまり先ほど「サービスを立ち上げる」と表現しましたが、サービス自体はGitサーバーが提供するのです。このため、Gitリポジトリさえ用意し、SSH経由でアク
本日(6月21日)行われている、RubyKaigi2008 1dayのPhotoレポートです。随時、更新予定です。本日は、大ホールの様子をメインにお伝えしていきます。 各セッションの模様は、角田さんにレポートしていただきました。 セッション前の受付の様子 セッション前の様子です。大ホール前で、RubyKaigi2008の受付が行われました。 開会の辞 RubyKaigi2008の1日目は、日本Rubyの会会長の高橋征義さんによる開会の辞から始まりました。昨年のRubyKaigiでのDave Thomas氏の「新参者を迎えよう」という言葉を受け、今回のテーマを「多様性」としました。また、異なる目的や習慣、文化を持つ人を抱擁すべく、Rubyの「多様性は善」というポリシーに基づき、2つの新しい試みを行っています。1つめはビジネス寄りなセッションを集めた0日目の開催、2つめは2つの会場を設けマルチ
昨日12月7日、iBooksがバージョンアップしました。その結果、Gihyo Digital PublishingのEPUBがiBooksで読めなくなりました(iBooksが落ちる)。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。そのほかにもiBooksは起動するのにEPUB等が読めなくなるという現象も発生しているようです。 本記事では、原因や今後の対応についてお知らせいたします。 今回起こったこととその対応について まず、何が今回の現象をを引き起こしたのかについてですが、前提と結果を次のように認識しております。 前提: 今回のiBooksのアップデートで、iBooksがEPUB3のナビゲーションドキュメントを解釈するようになった。 結果: iBooksのナビゲーションドキュメントの解釈が甘く、Gihyo Digital PublishingのEPUBを読めなくなってしまった。 iBooksは
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