書店や雑貨店の手帳売り場がにぎわっている。スマートフォン(スマホ)の予定管理アプリを使う人も増えたが、手帳の人気は根強い。特に覚書や日々の生活の記録(ライフログ)を記すのに向く1冊を専門家に選んでもらった。1位 ジブン手帳970ポイント 目的別に3種の冊子で整理 広告クリエーターの佐久間英彰氏が2010年からネット販売していた手帳を、13年版(12年9月発売)からコクヨS&Tが共同開発して扱い始めた。1週間分と1カ月間単位で予定を記せる「DIARY」、非常時の連絡簿やパスワード記録など翌年以降にも持ち越せる情報を記録する「LIFE」、方眼ケイのメモ帳「IDEA」の3冊をカバーで1冊にまとめる。LIFEの記念日や自身の年表、資産、病歴や座右の銘と多彩な事項を書き込むほど「自分」が浮かび上がる。 「分冊化してありズボラな人でも整理しやすい」(岩崎多さん)、「さまざまなガイドがありライフログ初心