ミュージシャンの小山田圭吾氏が過去に障害のある同級生をいじめたと多くの「笑」マークと共に自慢げに話している記事を読んで「この人の音楽は二度と聞かない」と決めたのを覚えている。その内容は目を覆いたくなるような差別的発言と行為で、転載をすることも憚られる。 その小山田氏が、東京オリンピック・パラリンピック開会式に作曲担当として参加することが7月14日に発表され、多くの人が「辞職するべきである」「『平和の祭典』にふさわしくない」など批判をしている。これらの批判を受け、氏は16日に謝罪文を発表した。その後17日に組織委員会は本件について、いじめについて把握していなかった旨、また、現時点では反省をしているため引き続き担当をしてほしい、と明言しており、氏も組織委員会も留任の方針である(※1)。 (写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 「他だったら特殊学校にいるような子が普通クラスにいた」 小山田氏はイン