日本郵便とゆうちょ銀行(日本郵政グループ)は保険商品の販売手数料を開示する検討に入った。考えて見れば当たり前で、今さら感もあるが、報道によると、メガバンクや地銀も10月から開示する方向だという。なぜ今こうした動きが生まれているのだろうか。 銀行窓販の保険販売の重みが増している 開示の理由は、金融庁が以前から不透明さを問題視していたことだ。日本郵便とゆうちょ銀行では、全国約1000カ所の郵便局と、約200カ所のゆうちょ銀行直営店では顧客との取引の透明性を高めることになる。 メガバンクや地銀でも生命保険を販売する時には、例えば外貨建て保険や変額年金の販売に伴う手数料を顧客に配るパンフレットに明記したり窓販業務の際には行員が説明したりすることになる。各支店窓口で直接問い合わせることで商品別の手数料開示の説明はされているようだ。 銀行は保険販売の見返りに保険会社から実績に応じて手数料を受け取ってい
![郵便局とゆうちょ銀が保険手数料の開示を検討 その狙いは? 他行の動きは? | ZUU online](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f302efc1f192f9d17f9260180776b9155f6305d9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fprd-cdn-zuuonline.storage.googleapis.com%2Fimages%2FMyGuGvOlgxfUXUsSoFHShynLEbvARrjj%2F12c13cbcd007e2a6234e190ae9e4f598.jpg)