本書の第1巻を読んでいない方は第2巻を理解できません。ご注意ください。 ファイル形式はPDFです。 ■2022年4月13日修正 ----------------- ・『【間隔】の間、どのような状態で過ごすと、学習効果が高まるのか?』という章の末尾を修正しました。 ・『無【間隔】学習の再分析』という章を追加しました。(大人にとっても重要ですが、特に子供の学習効率に大きく影響する議論です)
ダニー・オブライエンが、知り合いの「気持ち悪いほど生産性が高い」70人にアンケートを送り、整理術の秘密を尋ねたところ、ほとんどの人が特別なソフトウェアや複雑なツールは使っていないと答えた。しかしかなり多くの人がGTDシステムに従っているという。それならペンと紙とフォルダがあれば済む。 ――『計画を立てるだけで効果あり』 意思決定のプロセスについての本かとおもいきや、「意志力」の効果的な使い方に関する本でした。すっごい面白いです。 意志力を使いこなそう! 私は、非常に優柔不断なんですよね。決断することが苦手だし、先延ばしする癖が抜けません。 『WILLPOWER 意志力の科学』は、そんな私にピッタリの本でした。意思決定をするパワーは毎日一定量で、意志力が消耗されると、良い決定ができなくなるそうです。 意志力についての研究結果や、意志力を高めるためにはどうすればいいのかについて書かれています。
今晩、同僚との飲みの場で行った会話を、以下に再現する。 きたけー: 週末、炊飯器でピラフ作ったんですよ。 あんちぽ: どういうレシピで作ったの? きたけー: まず、米をよくといで水を切った後に、溶かしたバターを絡めます。そこにコンソメの素、シーフードミックス、グリーンピースを加えて炊きました。 あんちぽ: なるほどね。美味しそうだね。 きたけー: 美味しかったです。 あんちぽ: ところで、ピラフとチャーハンの違いってなんだろう? きたけー: (少し考えて)ピラフは材料を加えて米を炊くのに対して、チャーハンは炊いた米と材料を一緒に炒める、ということですかね。 あんちぽ: その通りだね。つまりは、材料と米のコンビネーションのしかたの違いってことだね。 きたけー: なるほど。 あんちぽ: そう考えてみると、ピラフを炊飯器で作るのは当たり前のことだよね。炊飯器は白ご飯を作るだけのものじゃない。 き
はじめに こんにちは、Python界の情弱です。もうかれこれ5年くらい「僕にウェブデザインのセンスがあったら、いやせめてデザインのセンスがあったらどんなによかったことだろう」と思っていたわけですが、半ば諦めていました。しかし先日同僚の@kotarokパイセンに勧められるがままに「ノンデザイナーズ・デザインブック」を読んだら、これが素晴らしい書籍で、もう一度僕にやれば出来るかもと思わせてくれたわけです。 ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版] 作者: Robin Williams,吉川典秀出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2008/11/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 58人 クリック: 1,019回この商品を含むブログ (102件) を見る 本書が良いのは、多くのデザイン例があり、それも原則の適用後だけではなく、その前後でどれだけデザイ
・いますぐ書け、の文章法 論理的で立派な文章ではなく、読者を楽しませカネになる文章を書くにはどうしたらいいかを指南する本。堀井憲一郎。この人には、ディズニーが絶対に公認しないであろう超濃密ディズニーランドガイドにまず魅了され、話芸の本質をとらえた『落語論』でまともに感動し、タイムリーにでた『いつだって大変な時代』にはその通りと膝を打った。真面目で不真面目、粋な文章を書く、私がレスペクトしているライターの一人。 自分の言いたいことをいったん曲げてでも、読者に楽しんでもらう精神をもて。極めて不親切な読者、不熱心な読者を指定せよ。とにかく読者本位になれと何度も主張している。プロの書き手になれるかどうかの資質は「さほど熱心でない読者をこちらに振り向かせる工夫が好きかどうか」。ライターはサービス業なのだ。 小難しいことを語る面白くない文章は著者が一番嫌いなものだ。こんな辛辣な、しかし的を射た指摘をし
「最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか」では、チェルノブイリ原発事故、スペースシャトル・チャレンジャー爆発墜落事故をはじめ、潜水艦の沈没や航空機墜落事故、石油プラットフォームの爆発や橋の崩落といった巨大事故が実際に起こってしまった事例と、事故が起こる直前に食い止めることができた事例を通じて、事故を生み出してしまったシステムや体制、組織の規律やそこで働く人のメンタルな状態など、さまざまな切り口から事故の原因が考察されていく。 普段の生活において、自分のちょっとしたミスがこのような大事故につながるような場所に身を置いている人はそれほど多くないかもしれない。しかし、本書で述べられている内容のうち、事故の原因とそこから学ぶ教訓の部分について目を向けてみると、私たちが日常的に接しているような場面においても同じように当てはまる内容があまりにも多いことに驚く。 本書には実に数多くの教訓が含まれてい
◯忙しい人のための要約 1.返報性 人は、他者から何かを与えられたら自分も同様に与えるように努める ・先に与える方がイニシアティブを握る。 ・返礼は贈与以上になることがある(「返礼による搾取」が可能である)。 ・しかも、誰から与えられたかに関係なく作動する。 2.一貫性 人は、自分の言葉、信念、態度、行為を一貫したものにしたい(あるいは他の人にそう見られたい)という欲求がある ・コミットメントによる自己イメージの変化が、ループを形成する(コミット→イメージの変化→コミット・・・ による一貫性の再生産ループ) ・つまり、一旦作動すると、働きかけの追加を必要とせず、自動的に持続する。 3.社会的証明 人は、他の人々が何を信じているか・どう行動しているかを見て、自分が何を信じるべきか・どう振る舞うべきかを決める ・人間にとって根本的。人は社会で学習する動物であり、今信じているルールや規範も、元々
2009年2月の終わり。 不況不況といいながらも、仕事では色々と影響がある案件もチラホラありましたが、なんとなく他人事のように毎日を過ごしていた時。 「派遣切り」や、「正社員切り」なんて言葉も様々なメディアを騒がせました。 いつもと何も変わらない毎日の中での突然の出来事。 親会社の倒産、100%子会社である、在籍している会社の存続問題。そして、大幅な人員削減。 日々、まわりで、様々な事がありました。 とても、ここでは伝えきれません。 今の私の年齢で、今のこの時代で、この時期で。 聞きたくない事、知りたくない事、見たくない事もありました。 頑張り続けていると、やっぱり疲れてしまいます。 私自身も、強がったり、開き直ったり、ポジティブに保つ事ができなくなり、人を恨みかけたり、時にはあたったりする事もありました。 2月から早いもので、もう6ヵ月が経ち、ようやくこの話は、様々な方向へ収束しようとし
2010年12月27日 00:54 カテゴリ事業家養成講座 営業担当者、中小企業経営者のための「戦略思考」最初の一冊 Posted by fukuidayo No Trackbacks Tweet 賢いコンサルタントや学者が書く本は内容が高度過ぎ、あるいはトップマネジメント向き過ぎて、中小企業の経営者や一介の営業担当である僕(わたし)には、遠い世界のことに感じてしまう。 そんな人にオススメするのが、筏井哲治(ikatetsu)が書かれた、今すぐできる「戦略思考」の教科書です。 ■営業担当者、中小企業経営者のための「戦略思考」最初の一冊 僕がこの本を一読して感じた感想は、営業担当者、中小企業経営者にとっての「戦略思考」最初の一冊。というものです。なぜなら、超一流のセールスマンが書いた、「戦略の教科書」だからです。 著者である筏井氏は、叩き上げの営業担当者です。 それも、並の叩き上げではありま
東洋経済新報社刊、本田直之著、『レバレッジ・リーディング』を読みました。 本書で掲げられているレバレッジ・リーディングをレバレッジ・リーディングしてみました。セルフコンパイルみたいなものですね(笑) この本が言いたいことは、「書評やトレンドで良書を買って自分の目的にあった部分のみを拾い読みし(レバレッジ・リーディング)、大事なところに線を引いてそれをPCに打ち込んで印刷して(レバレッジメモ作成)、それを常に持ち歩き空き時間に読み、実生活に本の知識を使う」ことです。 たくさんの本を買い、本を汚し、さっさと捨てるというかなり富豪的な投資読書です。 可処分所得が少ない人は、図書館で本を借りて付箋を線代わりにするのが現実的でしょう。 本を買うか買わないかよりも、 本で学んだエッセンスを実生活で生かす のほうが65536倍大切なので、無理に買う必要があるとも思えませんが。 本を買う以外は誰でも無理な
2007年11月14日、梅田望夫さんによる『ウェブ時代をゆく――いかに働き、いかに学ぶか』(ちくま新書)の刊行記念講演会が、 丸善丸の内本店3F日経セミナールームで開催されました。以下はその講演の抄録です。 本に囲まれて育ちました。本が好きです。子どもの頃、当時の日本橋の丸善に、作家だった父に連れられて始終きていましたから、今日丸善でお話をするというのはとても感慨深いです。そういう環境で育ったので、本には特別な思い入れがあります。特に日本の出版をめぐる文化が好きで、出版社の編集者の人たちとか書店で本を売っている人たち、本に敬意を抱きながら日々生活をしている、そういう人たちやそういう文化が好きです。ある偶然でものを書くようになりましたが、職業作家ではありませんから、本を書くということは、自分の人生にとって突然訪れた大きなイベントで、本を書くことに過剰なエネルギーをつぎ込んでしまいます。 『ウ
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