1で株式現物市場について述べましたが、続いて株式デリバティブ(派生商品)市場。 通常、デリバティブはオプション・フューチャー・その他デリバティブという風にいわれます。 その中で一番簡単で有名なのが先物だと思われます。 先物はある期日(満期日)での当該銘柄(指数)の指定値で決済されるという派生商品です。例えば日経平均先物は、日経新聞社が発表している日経225種といわれる指数に連動するデリバティブです。 一般に間違えられやすいのですが、先物は先渡し契約の一つの分野です。これは指定期日に指定した値段で決済を行うことを先渡し契約といいます。例えば現物株を指定値段(例えば3ヵ月後の引値など)で売買することを先渡し(フォワード)契約といいます。 この先渡し契約を標準化して上場させたものを先物(フューチャー)といいます。時々このへんの知識があいまいな方が「先物をOTCで売買したいんですが、、」というとん
