トレードから錯誤相関を排除せよ - manie's blog の続き。 錯誤相関を起こした集団の思考を迷信と呼びます。ウソや噂ではなく、事実から迷信が生まれます。迷信のメカニズムを知ることで、自分に迷信があるかどうか確認できます。 講義では迷信の例として雨乞いが出ていました。 雨乞いと降雨に関連があるかどうかは 雨乞いする or 雨乞いしない 降雨 or NOT降雨 の四分割で確率を検証することが必要です。数式は単純です。 ところが人間の基本的なふるまいとして雨乞いにより雨が降る事実を目の当たりにすると、錯誤相関が出現します。 ならば雨乞いと降雨は相関がある しかも雨乞いは「雨が降ってほしい日照り続きの時に雨が降るまで続ける」という条件も追加されてしまうため、結局は確実に起こります。(起きなければその村は全滅する) 迷信が生まれるメカニズムです。迷信は事実によって誕生します。生まれた迷信は