鰻屋でせかすのは野暮というもの 新御徒町「やしま」鰻は裂きたて蒸したて焼きたてに限るという。注文が入ってからひとつひとつ裂いて焼くため時間がかかるため、蒲焼が出てくるまで新香で酒を飲むというのが昔ながらの粋というもの。「鰻屋でせかすのは野暮」という言葉もここからくるものだ。今回は新御徒町「やしま」を訪問いたします。 注文を受けてから鰻を裂く「やしま」 都営大江戸線、新御徒町駅近くの「やしま」に行く。新御徒町駅からは歩いて2分ほどだが、時間がある日はちょっと歩きたい、JR御徒町駅からは約10分。テーブル4卓とお座敷6卓。手入れの行き届いた純和風の内装でホッと落ち着く店内だ。 メニューはシンプル、うな重上2900円、特上3500円の二種類でそれぞれ香の物と肝吸いが付く。グレードで鰻の大きさが違うとのこと。白焼き、冷奴、板わさなどの酒の肴もある。うな重上2900円をお願いする。注文を受けてから活