マンガを取り巻く現況を俯瞰し、マンガと人々がいかにして出会うことができるか、その可能性を綴ったDOTPLACEの連載コラム「マンガは拡張する」。これまでの全10回の更新の中で著者の山内康裕が描いた構想を、第一線でマンガ界を盛り上げる人々に自らぶつけていく第2部「マンガは拡張する[対話編]」のゲスト一人目は、孤高のマンガ家・しりあがり寿先生です(なんとこの春、おめでたいことに紫綬褒章を受章されたばかり!)。 前編の今回は、近年のマンガに対するしりあがり先生のまなざしを探ります。肩の力の抜けた全3回のトークをお楽しみください。 ※本対談は2014年3月に収録したものです マンガは強い力を持っている。遊園地に拉致されるみたいな。 山内康裕(以下、山内):僕はDOTPLACEで「マンガは拡張する」という連載をやらせてもらっていて、その中でも書いているんですが、マンガって他の業界へ拡張していけばもっ
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