あらら……という数字だった。日本高野連が7月に実施したアンケート結果によると、タイブレーク制の導入について条件付きも含めて賛成とした学校がほぼ半数(49・7%)にのぼったというのである。選手の健康管理は重要だけれど、野球本来のおもしろさをそがないことがまず優先される、つまりタイブレークには消極的な結果になると思ったのだが。 このアンケートは、選手の健康管理について実施し、4030校のうち3951校が回答した。そのうち延長試合が一定回数で決着しない場合、走者を置いた状態から攻撃を始めるタイブレーク制度について、アンケート結果はこうだ。 ・条件付きも含めて導入賛成 1964校(49・7%) ・投球数制限 474校 (12・0%) ・投球回数制限 423校 (10・7%) ・現状維持を含むその他の方法 1090校 (27・6%) 軟式野球で延長50回という破天荒な試合が行われたとき、「甲子園での