5.5.1. Overview¶ ユーザーが入力した値が不正かどうかを検証することは必須である。 入力値の検証は大きく分けて、 長さや形式など、文脈によらず入力値だけを見て、それが妥当かどうかを判定できる検証 システムの状態によって入力値が妥当かどうかが変わる検証 がある。 1.の例としては必須チェックや、桁数チェックがあり、2.の例としては 登録済みのEMailかどうかのチェックや、注文数が在庫数以内であるかどうかのチェックが挙げられる。 本節では、基本的には前者のことを説明し、このチェックのことを「入力チェック」を呼ぶ。 後者のチェックは「業務ロジックチェック」と呼ぶ。業務ロジックチェックについては ドメイン層の実装を参照されたい。 本ガイドラインでは、基本的に入力チェックをアプリケーション層で行い、 業務ロジックチェックは、ドメイン層で行うことをポリシーとする。 Webアプリケーショ