KDDIは11月7日、セキュリティ企業のラックに対し、普通株式の公開買付(TOB)を実施し、完全子会社化すると発表した。買付価格は1株あたり1160円、買付総額は約246億円におよぶという。 KDDIとラックは2007年に資本提携し、新サービスの共同開発や、クラウド・IoT領域への拡大など、数多くの協業案件を通じてサイバーセキュリティーソリューションを提供してきたという。KDDIは「本取引を通じて、ラックのサイバーセキュリティーに関する豊富な知見と、KDDIのネットワークサービスなどの経営資源を集約し、お客さまに最適なソリューションを提供できる体制を構築していく」としている。 公開買付は11月下旬を予定。買付が成立した場合、一連の手続きを経て上場廃止を見込む。これに先駆け、ラックが設置した特別委員会による答申を受け、24年11月7日開催のラックの取締役会において、TOBに賛同するとともに、
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本シーサート協議会(NCA)は、「脆弱性管理の手引書 システム管理者編 1.0版」をウェブサイトで公開した。システム管理者の立場で脆弱(ぜいじゃく)性管理の取り組みをサポートするドキュメントになるという。 NCAの脆弱性管理ワーキンググループは、脆弱性管理がサイバーセキュリティに取り組む上で最重要課題の一つだとしつつ、どのようなことが必要になるのかは、立場や役割によって異なると説明する。このため「脆弱性管理の手引書」は、システム管理者、ITサービス/製品の提供者、システムインテグレーターの3つの立場に分類して作成し、今回は第一弾として、システム管理者向けのドキュメントを公開した。 ドキュメントは約30ページで構成され、脆弱性管理の対象
はじめに こんにちは。IT基盤ネットワークグループの守屋と申します。 主に社内のネットワーク、CDN (Content Delivery Network)関連の業務を担当しています。 今までのブログではネットワークグループで採用しているサービスや、ネットワーク移行についてご紹介してきましたが、 今回は DeNA のネットワーク運用監視で使用してるツールをご紹介いたします。 AWS BYOIP を使った自社 IPv4 運用手法 DeNA での GCP ネットワーク運用 DeNA 本社移転でネットワーク構築・移行作業を実施しました DeNA のネットワークについて ネットワークは障害や品質が悪いと複数のサービスやユーザに影響を与えます。 そのため、24/365体制で、業務を円滑に進められるようなネットワークを運用監視することがネットワークグループの基本方針となります。 ただし、リソースは有限な
訂正のお知らせ 本文中で、修正前は「技術サポート詐欺が400%増加した。」と記載していましたが、正しくは「技術詐欺が400%増加した。」の誤りでした。誤解を招く表現となっていたことをお詫び申し上げます。該当箇所を訂正しました(2024年10月21日15時32分更新)。 Microsoftは2024年10月15日(現地時間)、最新のサイバーセキュリティに関する年次報告「Microsoft Digital Defense Report 2024」を発表した。同レポートは2023年7月~2024年6月の期間を対象にサイバー攻撃の傾向とその影響を分析している。 主な報告内容として国家がサイバー犯罪者と協力して技術を共有するケースの増加、地政学的に不安定な地域への攻撃の集中、ランサムウェア攻撃の急増、生成AIを利用した攻撃手法の進化などが挙げられている。Microsoftは企業と政府が協力し、実効性
「昼夜を問わず研究開発に没頭できる人材はいないか」。台湾積体電路製造(TSMC)の幹部は2024年8月下旬、日本のある国立大学の大学院教授にこう尋ねたという。 具体像を確認しようとする教授に、TSMC幹部ははっきり答えた。「日本人は想定より働かないが、博士号を取得できる学生なら違うはずだ。積極的に受け入れるルートを広く築きたい」 ■本連載のラインアップ予定 ・TSMC、博士獲得へ全国行脚 「昼夜問わず仕事できる人材」(今回) ・博士の卵も囲い込むアマゾン キリンHDやJR西、争奪戦で挽回に動く ・ポケモン、博士手当100万円 専門性だけでない「ゼロイチ」の力 ・富士通、博士課程進学と同時に雇用 研究しながら働く二刀流人材に ・三井住友信託銀行、異色の理系バンカー部隊発足 博士の目利き力に着目 ・北大博士学生、ゴルフ場の集客を分析 育成へ大学も変わる ・筑波大博士、学生と企業がオンラインサロ
Imagine you are a company with a lot of remote employees, and they all hate the local Internet service providers (ISPs). Videoconferences are the worst: People cannot hear each other, they randomly start sounding like Darth Vader, and they occasionally just disappear from the conversation. Or you are a small ISP, and your customers say they hate you. When you talk to your ISP or supplier, they say
2024年10月02日 京セラコミュニケーションシステム株式会社は、奈良県の斑鳩町立図書館様からのご依頼で、9月10日より弊社の図書館システム(以降、本システム)の導入作業を行っておりましたが、新規構築したサーバがランサムウェアに感染していることが判明し、2024年10月1日に予定していた図書館利用者様向けのサービス利用開始を延期する事態となりました。現在、原因究明と被害状況の確認、また、本システムの運用再開に向けて取り組んでおります。 斑鳩町立図書館をご利用の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。 被害の全容の把握にはいましばらく時間を要する見込みですが、現時点で判明している内容について、以下の通りご報告いたします。 2024年9月10日 弊社のソフトウェア製品である図書館システムの導入作業開始 2024年9月29日 本システムの稼働開始
物流大手の日本通運が基幹システムの開発失敗を巡り、約124億9100万円の損害賠償を求めて開発ベンダーのアクセンチュアを訴えていたことが日経クロステックの取材で分かった。 日本通運の親会社であるNIPPON EXPRESSホールディングスは2023年1月、基幹システムの開発が当初計画に比べてさらなる開発コストの増加と開発期間の延長が見込まれることなどから、システム開発の断念を決定したと発表。2022年12月期の連結決算で154億円の減損損失を計上した。その後、日本通運は2023年7月12日、アクセンチュアを相手取って東京地方裁判所に提訴していた。 計5回の検査で大量の「不具合」 訴状によると、日本通運は航空輸送事業におけるグローバル共通基盤の構築を目的に、国内外のシステムを統一した「新・国際航空貨物基幹システム」を開発することとした。開発プロジェクトの開始は2017年4月25日。当初は3年
全員に、全体を。 デジタル人材不足と言われています。 では、デジタル人材とはどんな人で、 誰がなるべきなのでしょうか。 それは、 あなたを含む「すべての人」です。 あらゆる人が デジタルに何らかの関わりを持つ この社会においては、 ビジネスに関わる全員が、 デジタルを“使う”人材であるべきだと 私たちは考えます。 そして、変化の早い社会の中で、 デジタルを“使う”人材であるためには、 常にその全体像 を理解しておくことが重要です。 ビジネスに関わる全員が デジタルを“使う”人材になることを 目指して。 デジタルリテラシー協議会は、 誰もが学びの道すじを見出す入り口として 共通リテラシー『Di-Lite』を整備し、 ご賛同いただける団体、 企業の皆様とともに、 人材育成加速に向けた 社会環境づくりに取り組みます。 Di-Lite とは
We’re excited to announce the Microsoft Incident Response Ninja Hub. This page includes a compilation of guides and resources that the Microsoft Incident Response team has developed on threat hunting, case studies, incident response guides, and more. Many of these pieces were also developed in collaboration with Microsoft’s partners across Microsoft Security, providing a unique view into how the M
テクノロジー専門メディア「日経クロステック」(日経BP)は、「日経クロステックが選ぶCIO/CDOオブ・ザ・イヤー2024」、「日経クロステックが選ぶCTOオブ・ザ・イヤー2024」の受賞者を決定した。受賞者は、それぞれ大賞1人、特別賞2人。2024年10月10日~11日に東京国際フォーラム(東京・千代田)で開催するイベント「日経クロステックNEXT 東京 2024」で記念講演・ネットワーキング(名刺交換会)・表彰式を実施する。 CIO/CDOオブ・ザ・イヤー大賞は、DX(デジタルトランスフォーメーション)への強力なリーダーシップや全社員へのデジタル人材育成で成果を上げた双日の荒川朋美氏が受賞した。特別賞は、事業部門とIT(情報技術)部門による「伴走型」のシステム開発を主導したクレディセゾンの小野和俊氏と、データ基盤整備やIT人材育成などDXの長期施策を進めた日本郵船の高橋泰之氏が選ばれた
今週あなたは仕事で何回「調べ物」をしましたか? 仕事においても、日常生活においても、私たちは常に何かを調べています。 そして、近年は「探す方法」も増えて、さまざまな情報にアクセスしやすくなりました。しかしその反面、得られる情報量が多く、「正しい情報かどうか」の判断は難しくなったと言えます。調べ物をしながら「これじゃない……」を繰り返した経験は誰しもあるはず。 「国会図書館にはのべ4700万点の本やその他の資料があるけれど、調べたい内容がその中に書いていないこともよくあるし、本の内容が直接検索できるようになっているのは、2024年9月時点だと体感で3割くらいなんです」。 そう語るのは、国立国会図書館のレファレンス業務に15年以上携わり、著書『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』がSNSなどで話題を集める小林昌樹さん。 レファレンス業務とは、図書館の利用者が必要な情報を得るため
2024年2月までの1年間にサイバー攻撃などでデータを侵害された企業の平均被害額は、前の同じ時期に比べ10%増え、過去最多の488万ドル(約7億円)になったことが5日、米IBMの調査で分かった。日本国内の企業の平均被害額も過去最多で、5%増の6億3千万円だった。 日本、米国、ドイツなど16の国・地域でデータ侵害に遭った604社の状況を調べた。このうち日本企業は42社。事業中断による損失や、顧客対応などの費用増が被害額を押し上げた。平均被害額は国・地域別では米国の936万ドル、業種別では医療の977万ドルがそれぞれ最も多かった。 データ侵害を検知してから封じ込めまで平均258日かかっていた。セキュリティー業務に人工知能(AI)を導入している企業は封じ込めまでの日数が平均より短く、セキュリティーに精通した人材が極端に不足している企業は被害額が平均を大幅に上回った。 IBMの担当者は「セキュリテ
Microsoftは9月3日(米国時間)、IntelとAMDの新プロセッサを搭載したx86版のCopilot+ PCを11月に提供開始すると発表した。 Copilot+ PCは、40TOPS(毎秒40兆回)以上の処理性能を持つNPUを内蔵したCPU/APUの搭載がハードウェアの必須要件となっている。 AMDが7月に発表したRyzen AI 300シリーズや、Intelが今回発表したモバイル向け新CPU「Intel Core Ultra Mobile プロセッサ(シリーズ2)」(開発コード名:Lunar Lake)は要件を満たしており、11月に提供されるWindowsのソフトウェアアップデートで、正式にCopilot+ PCの機能が使えるようになる。現時点で公開されている機能は以下の通りだ。 翻訳機能付きのライブキャプション(字幕) 背景ぼかしやアイコンタクト、自動フレーミングなどが使える「
2023年から生成AI(人工知能)のビジネス活用の模索が始まった。企業の動きはどうか。 コンサルティング大手のアクセンチュアは、プレゼン資料を自動生成する独自アプリの試験運用に取り組むなど全社で生産性向上に生かす。AI業務アプリ作りも奨励し、公開する社内基盤も整えた。その数は200超だ。当然、「Copilot for Microsoft 365」を使い倒す社員も多い。 同社のAIセンターチーフフェローを務める佐々木三泰氏はその一人だ。例えば、Teamsに投稿されるコメントやファイルから、目当てのものをCopilotに検索させる方法は比較的ポピュラー。しかし佐々木氏は知りたい情報について詳しい人物もCopilotによく尋ねている。 投稿内容を読み込んだCopilotがTeams利用者の知見を“理解”している点を応用した使い方だ。社内にいるその道の情報通と直接やり取りすると、「背景やニュアンス
仕事と勉強を両立したいのに、切り替えがうまくできない……。勉強中も、仕事のことやいろんな雑用のことを考えてしまって、集中できない……。 仕事、勉強、家庭や趣味など、たくさんのことを両立して生活している読者の方は多いと思います。すぐに頭を切り替えて別のことに取り組むのは至難の業。 そこで、上手に切り替えるための手段として「ブレインダンプ」をご紹介します。頭のモヤモヤを晴らすだけでなく、勉強の復習にも役立つ手法です。ぜひ取り入れてみてくださいね。 【ライタープロフィール】 柴田香織 大学では心理学を専攻。常に独学で新しいことの学習にチャレンジしており、現在はIllustratorや中国語を勉強中。効率的な勉強法やノート術を日々実践しており、実際に高校3年分の日本史・世界史・地理の学び直しを1年間で完了した。自分で試して検証する実践報告記事が得意。 記憶と集中に役立つブレインダンプ ブレインダン
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