タグ

ブックマーク / gendai.media (114)

  • 日本の軍部は、こうして言論を統制した〜基準を作り忖度させる巧妙さ(魚住 昭) @gendai_biz

    ノンフィクション作家・魚住昭氏が極秘資料をひもとき、講談社創業者・野間清治の波乱の人生と、日の出版業界の黎明を描き出す大河連載「大衆は神である」。 昭和10年代に入ると、戦争の気配が濃厚になっていく。そんななか軍部は言論統制に乗り出すが、そこには、恣意的な基準を作り出し、出版社に忖度させる巧妙な手法があった。 第七章 紙の戦争──不協和音(3) どこからともなく、誰がいうでもなく 『講談社の歩んだ五十年』の執筆者のひとり、辻平一(つじ・へいいち:元『サンデー毎日』編集長)に言わせると、軍の発言が非常に強力になってきたのは昭和14年から15年のことであった。もちろんまだ対米英戦争は始まっていなかったが、軍の圧力が不気味に国民にのしかかっていた。 といって、軍から直接、編集者に対して、あの男には執筆させるな、とか、こういう記事はけしからんとか、別段の発言はなかった。少なくとも辻が関係している

    日本の軍部は、こうして言論を統制した〜基準を作り忖度させる巧妙さ(魚住 昭) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2019/08/25
  • がん治療の大革命となるか? 極貧研究者が生んだ「光免疫療法」とは(週刊現代) @gendai_biz

    現在、治験の最終段階にあり、認可されれば、がん治療に大革命を起こすと期待される光免疫療法。今週発売の「週刊現代」では、その開発の裏で資金不足に泣き続けた研究者の汗と労苦の物語について特集している。 がんが「過去の病」に…? 昨年12月8日、スウェーデン・ストックホルムで京都大学の庶佑特別教授が、ノーベル賞記念講演を行った。受賞に日中が沸き、庶氏が開発に携わったがん免疫治療薬「オプジーボ」は誰もが知る薬となった。 その3週間前、東京の千代田区、平河町。 消化器癌発生学会総会で行われた、ある研究者による講演は、庶氏の記念講演ほどはメディアの注目を集めていなかったかもしれない。 出席者も専門家だけなので、会場も満員ではなかった。だがこの日、集まった日中のがん専門医や研究者たちは、確信した。 「この治療法が確立したら、オプジーボどころの騒ぎではない。がんは結核のように『過去の病』になるぞ

    がん治療の大革命となるか? 極貧研究者が生んだ「光免疫療法」とは(週刊現代) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2019/02/05
  • 「何故攻撃に出ぬか…」太平洋戦争下の昭和天皇「お言葉」の数々(辻田 真佐憲) @gendai_biz

    12月8日は、太平洋戦争開戦の日である。 この戦争を巡っては、昭和天皇が晩年の1987年まで「辛い」「戦争の責任のことをいわれる」などと悩んでいたことが、今年発見された資料で明らかになった(「小林忍侍従日記」)。 日共産党の志位和夫委員長は、この資料発見のニュースに関連して「昭和天皇は、中国侵略でも対米英開戦決定でも、軍の最高責任者として侵略戦争拡大の方向で積極的に関与した。個々の軍事作戦に指導と命令を与え、戦争末期の45年に入っても戦争継続に固執して惨害を広げた。歴史の事実だ」(8月23日)などとツイートし、大きな反響を引き起こした。 「『戦争責任言われつらい』晩年の昭和天皇吐露」 昭和天皇は、中国侵略でも対米英開戦決定でも、軍の最高責任者として侵略戦争拡大の方向で積極的に関与した。個々の軍事作戦に指導と命令を与え、戦争末期の45年に入っても戦争継続に固執して惨害を広げた。歴史の事実だ

    「何故攻撃に出ぬか…」太平洋戦争下の昭和天皇「お言葉」の数々(辻田 真佐憲) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2018/12/08
  • 酒も飲まず、貯金もゼロ…スーパーボランティア尾畠春夫さんの生き様(週刊現代,齋藤 剛) @gendai_biz

    山口県周防大島町で行方不明となっていた2歳男児を発見し、大きな注目を集めたスーパーボランティア・尾畠春夫さん。現在、広島県呉市でボランティア活動を続ける尾畠さんに、週刊現代の齋藤剛記者が「被災地に行く理由」と「家族の話」を訊いた――。 前編『スーパーボランティア・尾畠春夫さんが語った「壮絶なる我が人生」』はこちらから⇒https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57170 健康保険証は11年無使用 私は65歳から格的にボランティア活動を開始して、最初は新潟の中越地震のときかな。災害があるとすぐ現地に向かいました。それこそ全国を回りましたね。 東日大震災のときは、南三陸でがれきの中から思い出の写真などを見つけ、被災者に戻す「思い出探し隊」の一員として、約500日間ボランティア活動をしました。このとき、酒をやめました。それまで自分は浴びるほど飲むタイプでした。

    酒も飲まず、貯金もゼロ…スーパーボランティア尾畠春夫さんの生き様(週刊現代,齋藤 剛) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2018/08/25
  • 「休日に旅行やスポーツでリフレッシュ」はとんでもない勘違いだった(梶本 修身) @gendai_biz

    の大人と切っても切り離せない「疲れ」。連載では、東京睡眠・疲労クリニック院長の梶修身先生が、その知られざるメカニズムと対処法を明かします。 第1回はこちら→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55174 「疲れ」は「老化」に変わる 疲れの感じやすさには個人差があること、自律神経の機能は加齢とともにどんどん低下してゆくことはこれまで説明しましたとおり。 しかし、日頃の運動によって筋力の低下を遅らせることができるのと同じように、自律神経の機能低下をい止めたり、維持したりすることは、決して不可能ではありません。 今回は、「疲れをためない生活をする」具体的な方法について解説しましょう。 自律神経の機能を正常に維持するために最も心がけてほしいことは、自律神経を酷使しないこと、すり減らさないことに尽きます。とはいえ、仕事や勉強を一切やめてしまうのも、現実的

    「休日に旅行やスポーツでリフレッシュ」はとんでもない勘違いだった(梶本 修身) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2018/05/12
  • 虫歯になっても、神経は絶対に抜いてはいけない(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    「何とか歯を残したい」。そんな気持ちで「削る治療」を選ぶ人は多い。しかし、一度歯を削ると、口のなかどころか、全身が蝕まれることをご存じか。 削るとより悪化する 「これまで虫歯の治療と言えば歯を削ることでした。しかし、その考え方はもう古い。安易に虫歯を削ってしまうと、むしろ症状が悪化し、歯を抜かざるを得ない状況につながることが明らかになってきているのです」 こう語るのは、小峰歯科医院理事長の小峰一雄氏。埼玉県で開業して35年以上。歯科医療のプロフェッショナルだ。 虫歯になったら患部を削り、詰め物をしてもらう。小さな虫歯であっても見つければ即座に削る。それがいままでの「常識」だった。しかし近年、歯を削ることが、むしろ口腔内に悪影響を与えるという考え方が有力になっている。 さらに、後述する通り、小峰氏によれば、虫歯は削らなくても、自然治癒によって症状を改善することができるというのだから驚きだ。

    虫歯になっても、神経は絶対に抜いてはいけない(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    s_rsak
    s_rsak 2018/01/04
  • 「まず、根性論を捨てる」日本柔道復活を成し遂げた、井上康生流「大改革」そのすべて(柳川 悠二) @gendai_biz

    「大奮闘」と言ってもいい記録をリオ五輪で残した日選手団。その躍進を支えたのは、柔道だった。4年前は金メダルゼロに終わった日柔道がなぜ復活を遂げたのか。「井上改革」その全容について、過去五度オリンピックを現地で取材している、ノンフィクションライターの柳川悠二氏が解説する。 ブラジル・リオデジャネイロの地で、日選手団は、史上最多だった2004年アテネ五輪の38個を抜く41個(金12、銀8、銅21)のメダルを獲得した。4年後の地元開催に向け、日のスポーツ界全体が活気づく結果だろう。中でもかつて〝お家芸〟だった男子柔道が復活を果たしたことが、この快進撃を支えた。 12年ロンドン五輪で、男子柔道は史上初めて金メダルがゼロに終わり、母国としての威信は失われた。立て直しを敢行したのはロンドン惨敗の責任を取る形で辞任した篠原信一氏(現タレント)に代わって監督に就任した、井上康生である。 筆者は4年

    「まず、根性論を捨てる」日本柔道復活を成し遂げた、井上康生流「大改革」そのすべて(柳川 悠二) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2016/08/28
  • 「過疎の町のパン屋」が実践する、利潤を追わない経営哲学() @gendai_biz

    MBA講義にきたのは意外な人物 2016年1月13日(水)、企業経営の戦略や方法論を学ぶMBA(経営学修士)の講座に、意外な人物が特別講師として招かれた。その人物とは、日一人口の少ない県からやってきた「田舎のパン屋」の主である。店の名前は「タルマーリー」、鳥取県東部の智頭町で店を営む。人口7,500人ほど(2016年1月1日時点)の過疎の町に、多いときには一日400人もの客を呼び込む人気店だ。 「タルマーリー」の名を世に知らしめるきっかけとなったのが、オーナーにしてパン職人の渡邉格(わたなべ・いたる)氏の手による一冊の書籍、『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』(講談社)だ。2013年9月に刊行した書は今も売れ続け、2016年1月時点で11刷31,500部と版を重ねる。テレビや新聞、雑誌などのメディアからも注目も高い。 タルマーリーについては、現代ビジネスでもこれまで何度か紹介してきた

    「過疎の町のパン屋」が実践する、利潤を追わない経営哲学() @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2016/03/05
  • 財務省はなぜここまで落ちぶれてしまったのか!〜政策立案・根回しに失敗、議論も説得力がない(長谷川 幸洋) @gendai_biz

    財務省はなぜここまで落ちぶれてしまったのか!〜政策立案・根回しに失敗、議論も説得力がない 軽減税率をめぐって「大迷走」 これほど無様な姿をさらすとは 消費税の増税に伴う軽減税率問題が決着した。最大のポイントは税率の中身もさることながら、政治的に首相官邸が党内の増税派と財務省に圧勝した点だ。これで安倍晋三首相は2017年4月に10%に引き上げるかどうか、完全にフリーハンドを握った形になる。 約3ヵ月にわたった攻防で、財務省は終始一貫して読み違いをした。 間違いの始まりは、唐突にぶちあげた増税分の一部を後で家計に戻す「還付金案」だった。これは理屈の上では低所得者対策として正しかったが、まだ始まってもいないマイナンバー制度を活用する問題点や根回し不足もあって、あっという間に消えてしまった。 財務省はその後も迷走を続けた。4000億円の財源枠にこだわるあまり、与党である公明党の政治的重さを測りかね

    財務省はなぜここまで落ちぶれてしまったのか!〜政策立案・根回しに失敗、議論も説得力がない(長谷川 幸洋) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2015/12/18
  • スペシャル対談 養老孟司×内田樹 日本人はなぜ、「バカ」になったのか(週刊現代) @gendai_biz

    スペシャル対談 養老孟司×内田樹 日人はなぜ、「バカ」になったのか ——「ありのまま」「ネトウヨ」「ヘイトスピーチ」を大批判 他人には攻撃的な言葉を投げつけるのに、自分のことは「ありのままで」と肯定する。すべてをカネで解決しようとし、立場を有利にするためにとにかく怒る。最近、ヘンな人が増えていませんか? 非理性的で攻撃的 内田 最近、「日人の知性が劣化している」とよく言われます。つまり、日人はバカになったんじゃないかと。確かに今、非理性的な推論をしたり、ひたすら攻撃的な言辞を弄する人たちがずいぶん目立ちます。 でも、僕は社会全体の知性の総量は変わってないと思うんです。従来なら知性が発動していたはずの領域が知性的でなくなっている。逆に、僕たちの知らないところが知性的に活性化している。そうして「知の分布の変化」が起きているんじゃないでしょうか。 養老 内田さんがよく引用する勉強しない高校

    スペシャル対談 養老孟司×内田樹 日本人はなぜ、「バカ」になったのか(週刊現代) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2014/09/08
  • 私たちは5秒で「ありもしないもの」を見る! 池谷裕二先生連続講義(池谷 裕二)

    「世界」は脳の中で作られる。 脳研究が明らかにした、 映画「マトリックス」のような事実。 全5回の集中連載で名講義が復活! この絵を見たことある人いますか? 立命館大学の北岡明佳先生が描かれたイラストです。動きの錯覚を呼び起こす不思議な絵。見てください、ほら、なにやら動きを感じませんか? これは動画じゃないんですよ。静止画ですけど、なぜかウネウネと動いて見えますよね。動きを感じる目の錯覚です。 北岡先生の研究グループは、この絵を、ヒトではなく、サルに見せる実験をしているんです。 脳の中のニューロン(神経細胞)に細いガラス電極を刺せば、ニューロンの活動を記録できる。すでに脳の中に、いろんなニューロンが見つかっています。たとえば赤色を見たときに反応する赤ニューロンとか、丸い形を見たときに反応する丸ニューロンとか、顔を見たときに反応する顔ニューロンとかね。とにかく、いろんな種類のニューロンがある

    私たちは5秒で「ありもしないもの」を見る! 池谷裕二先生連続講義(池谷 裕二)
    s_rsak
    s_rsak 2013/09/02
  • 奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」【第17回】「自分は嫌われやすい」という自覚のない友人の悲劇(奥村 隆) @gendai_biz

    【第16回】はこちらをご覧ください。 仕事中に声をかけられるのを極度に嫌がる この前の月曜日の早朝、息子の思わぬ言動が、久しぶりに僕たち家族を驚かせた。 そのとき僕は出社前で、や息子より早めに朝を終えると、前日の職場で終わらなかった仕事を片づけるべく、パソコンに向かっていた。息子は機嫌が良く、笑顔であれこれ喋りながら、おいしそうに朝べていた。僕ももその様子を見て、「今日は無事に学校に行ってくれそうだ。よかった・・・」と、ホッと胸をなでおろしていた。 ところが、朝を終えた息子は急に何かを思い出したらしく、駆け足で自室に戻った。やがて引き返してくると、キーボードを叩いていた僕のところにまたも慌てて駆け寄り、水糊が入ったプラスチックの小さな箱を差し出した。 その辺のコンビニや文房具店で売っているような、何の変哲もない水糊である。息子はそれを僕に見せながら、こう尋ねてきた。 「お父さ

    奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」【第17回】「自分は嫌われやすい」という自覚のない友人の悲劇(奥村 隆) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2013/02/16
  • 体育会系もかなわない軍隊出身者のド迫力!ハーバードビジネススクールを席巻する「ミリタリーエリート」(田村 耕太郎) @gendai_biz

    体育会系もかなわない軍隊出身者のド迫力!ハーバードビジネススクールを席巻する「ミリタリーエリート」 日の若者は彼らとの「戦争」に勝てるか ハーバードが士官学校に ビジネスのウエストポイント(士官学校)といわれるハーバードビジネススクール(HBS)。先が読めないビジネスという名の戦場で、リーダーシップを発揮して勝利に導く人材を育成するのがHBSの役割ということだ。しかし、このところ、HBSは物の士官学校になりつつある。入学者の一割(約100名)は軍隊出身者となり、学生会長や成績優秀者も軍隊出身者が総なめし始めているのだ。 今回はアメリカ教育界、いやビジネス界で台頭しているミリタリーエリートについて紹介したい。 HBS教授陣の中でも、次世代スターの代表と言われるラマーナ・カーシク教授が先日10日間ほど来日していた。情報公開、企業統治から政治経済まで幅広く研究し教鞭をとるカーシク教授。わず

    体育会系もかなわない軍隊出身者のド迫力!ハーバードビジネススクールを席巻する「ミリタリーエリート」(田村 耕太郎) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2011/12/05
  • 田原総一朗×夏野 剛「カネ、人、技術の揃ったニッポン企業はこうやれば浮上する」(田原 総一朗) @gendai_biz

    vol.1 はこちらをご覧ください。 田原: この20年、日が完全に落ちこぼれたといわれます。それについてはいろんな統計があるんだけど、スイスのある機関の調べでは、1990年には日の国際競争力は世界で第1位だった。それが今27位に落ちてしまった。あるいは、2000年には日の一人当たりのGDPが世界で3位だった。それが23位に落ちてしまった。なんでなんですか? 夏野: 日に対しての悲観論はたくさんあります。だけれど、僕は楽観視してるところがあるんです。 田原: そこが聞きたい、一番。 夏野: それは何かと言うと、経営の三種の神器は何って考えるんですよ。そうすると、まずお金ですよね。だいたい企業が何かやろうとすると、どうやってお金を集めるかが大事なんですね。 これを海外から集めるってすごく大変なんですよ。日は1400兆円の個人金融資産というのが国内にある。 これがほとんど銀行に預けら

    田原総一朗×夏野 剛「カネ、人、技術の揃ったニッポン企業はこうやれば浮上する」(田原 総一朗) @gendai_biz
    s_rsak
    s_rsak 2010/10/18