若手エンジニア、大雑把に27歳くらいまでをそのゾーンだという前提で話を進めよう。 若手SEに対して最優先にしなければならないのは一人前になってもらうことだ。そうだろう、手が足りなくて若手を回してもらったのだろう。だったら、最優先事項も若手SEへの期待も全部引っくるめて一人前になってもらうことが当面のゴールだ。もちろん、仕事をやりながら、である。 若手SEが配属されると雑用をさせる 本来、一人前の仕事ができるようになって欲しいのだから、参画したタイミング以降に予定している作業を全て一通り経験してもらうことをOJTのプログラムとして番組を作らなければならない。 では実際はどうかと言えば、雑用ばかりさせている。本来、雑用なんてプロジェクトでは存在しないものなのだが、動機付けをしなかったり、教える側の先輩エンジニアが仕事の意味を理解していないばかりに自分がやりたくない仕事を押し付けてしまうからわざ