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  • いとも簡単に「操作」できちゃう「研修の満足度」!? : 研修評価アゲアゲの「悪の!?マニュアル」!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

    研修やセミナーの効果測定として、あなたは「何」を測定していますか? ・ ・ ・ 今日の話は「研修の効果測定」についてです。「研修の効果測定」は、人材開発業界の永遠のテーマであり、これだけ語るだけで、おそらく15コマの講義ができちゃいそうな分野ですね。 というか、当は、この内容自体が、そもそも「無理ゲー」なのです(自爆)。 1.企業は、研修の効果測定だけに人手やコストは避けない (統計的な解析はできるひとがほぼいない) 2.実験群と統制群をつくることは、ほぼ不可能 (その研修が「よい」から導入している。よいなら全員にやれ、といわれる) 3.ランダムで被験者を割り付けできない という状態で「効果を厳密に明示しろ」と言われても、「はー?何、言ってくれちゃってんの?そんなの、無理ゲーですがな」状態であるとは、少し学んだことのある人は、すぐにわかります。 しかし、それでも、「小うるさい上」はどこに

    いとも簡単に「操作」できちゃう「研修の満足度」!? : 研修評価アゲアゲの「悪の!?マニュアル」!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
    sagaraya
    sagaraya 2018/10/30
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 3回やれば事業が「安定」する、安定した頃には「マンネリ化」がはじまる!?:組織学習をめぐる闘い!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「組織学習」という概念があります。「組織が学ぶ」という風に「組織」が「主語」になっている概念は、何とも「奇妙」に聞こえるかもしれません。 が、それをワンセンテンスでいいかえますと、「組織がスマートに振る舞えるようになること」と言い換えることもできるのかもしれませせん。 組織学習とは 「組織に所属するさまざまな人々が、そこで業務経験をつみ、学び、それらの智慧が共有されることで、組織全体としては、少しずつ効率性がたかまり、さまざまなオペレーションが確立していくこと」 です。 経験を積んで、だんだんと「組織がスマートに振る舞えるようになること」。このことを、今、ここでは「組織学習」と呼ぶのだとします。学術的に様々な詳細な

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 個別の物事を組み合わせて、創造するとはどういうことか?:沖野修也著「DJ選曲術」を読んだ!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 沖野修也(2005)「DJ選曲術-何を考えながらDJは曲を選び、つないでいるのか」を読みました。 このは、日を代表するDJのひとりである沖野修也さんが、「選曲するとはどういうことか」を論じているです。 書名には「選曲術」とありますが、むしろ現場で生まれた、沖野さん自身の「選曲の思想」に近いかもしれません。 まず、どういう音楽を「誰」に聴かせるのか。オーディエンスは「誰」であり、その人は、現在、どういう状況にあるのかを把握するところから、選曲は、はじまります。 選曲とは、決して、音楽をざっくばらん、適当パンチで、並べることでは、断じてありません。まして、ヒット曲をやたらめったら並べて、アゲアゲの雰囲気をつくるこ

    sagaraya
    sagaraya 2012/04/01
    この本読みたい。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 学会とは何か?、その存在意義とは何か? : 学会員の減少がはじまっている!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、あるところで、「一部の学会では、学会員の減少に歯止めがきかない」というお話しを伺いました。小さな学会の話ではありません。具体名を出すことは差し控えますが、由緒ある伝統的な学会で、その領域の研究者ならば、誰もが知っているような学会のお話です。しかも、それが個別の学会だけの話じゃない。ひとつの学会が「つまらなくなって」、人がいなくなっているのではなく、いくつもの巨大学会から、学会員が減少する現象が現れているのだそうです。 僕の専門領域では、たぶん、そのような現象がまだ現れていません。むしろ、学会員は大幅増加傾向ですので、少し驚きました。 「学会員減少」が止まらない領域の関係者にとっては、「今さら、何をいってんだか

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 先行研究をまとめる5つのプロセス、陥りやすい3つの罠

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 このところ、某書籍の編集を合間を見つけてやっています。この、中原研の大学院生との共同研究をまとめた専門書で「職場学習の探求」(生産性出版)といいます。おそらく春までには書店にならぶものと思われます。 嗚呼、「これでもか、これでもか、ひぇー、もうカンニンしておくれやす」的に送付されてくる原稿(?)をしこしこ読んでいて、きちんと、大学院生に指導をしていなかったな、と反省したことがあります。ごめんよ、みんな。 それは「先行研究のまとめ方」ですね。原稿の中には、あきらかに僕の指導不足だったものが含まれていました。ついつい、うっかりしてたよ。うっかりはちべえ、最近、見ないね(笑)。 以下、それについて書きます。「偉そうに、

    sagaraya
    sagaraya 2011/11/10
    とても参考になります!
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 知識統合、知識構築、そして知識創造・・・何が違うの?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 今日は学習科学の読み会でした。国内の学習科学に興味のある方々と一緒に、「The Cambridge Handbook of Learning Science」というを読んでいます。 この、いいだと思いますよ。これだけハンディに学習科学のすべての知見がまとまっている、今までなかったのではないでしょうか。もっとも最近では、日語でもよいがでていますけれども。 ちなみに、当日研究会で用いたレジュメはここからダウンロードできますので、雰囲気を見てみてください(研究会幹事の三宅君がこのページを制作してくれています)。 ダウンロードはこちら! http://www.nakahara-lab.net/com.html

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 自分の「情報圏」をデザインする:情報入力と情報出力を「絵」にして考える!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 最近よく、 「自分の情報入力・出力の状態を、把握・整理し、自己管理していくこと」 の必要性を感じます。 自分は、どのようなところから情報を仕入れていて(入力)、それを、誰(宛先)に対して、どのようにアウトプット(出力)しているのか、まず、それを「絵」に描いてでもして可視化し、整理しなければならんな、と。 情報入出力の「効用関数」を求める、といったら、誠に「大げさ」で、全く小生にはそんな数学はできないんだけど、せめて、自分が目にしている情報くらい、その全体像を把握し、整理し、管理をしないとならんな、と思っているのです。 ▼ 感覚的なもので誠に申し訳ないのだけれども、なんか、この1年で、自分のふれる情報量が爆発的に増え

    sagaraya
    sagaraya 2011/01/30
    これは意識したいなあ.でもすぐにアウトプットにつながらなくても必要なインプットはあると思う
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「知がめぐり、人がつながる場のデザイン(仮称)」のプロローグ

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 10月・・・後期授業がはじまり、またセンターの仕事も「今年の第二幕」がはじまり、だんだんと忙しくなってきました。嗚呼、全学の教育課題・・・・あまりの複雑さに、頭がクラクラしてきます。駒場行ったり、郷行ったり、教室行ったり、会議室行ったり。なかなかハードな日々が続いています。 で、暇を見つけては、ここ最近、原稿を書きまくっております。先日、論文を一投稿しました。とりあえず、ホッとしています。 もうひとつ、今、執筆・編集中なのが、俗称「ラーニングバー」です。仮題は「知がめぐり、人がつながる場のデザイン」ということになっております。このは、一言でいうと、「学びの場づくり」について書いているです。英治出版から出版

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: アイスブレイクのデザイン

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 のっけから「恐縮」なのですが、僕は「アイスブレイク」という言葉に、ひっかかる人間です。アイスブレイクとは、「授業、研修、セミナーなどの一番最初にやる、小さなワーク」のことですね。 「さぁ、皆さん、アイスブレイクをしましょう」 という感じで、受講者の緊張をときほぐすために、「教育内容とは関係ないワーク」が実践されることがあります。たいていは、教授者のインストラクションに従って、ワークが進行します。 この言葉、自分でも、ついつい使ってしまうことがないわけではないんですが(笑)、自分が受講者の立場だった場合に、誰かが、この言葉を発すると、ついつい 「オレはアイスで、これからブレークされるのか・・・」 と「ほとんど、酔っぱ

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: あなたの使っている「場」という言葉の意味は何ですか?:場のコンセプトとユーザー参加型デザイン

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 昨日のMCC授業「ラーニングイノベーション論」では、東京工業大学の妹尾大先生に「知識創造のための場のデザイン」というご講義&ケーススタディをいただきました。 「知識創造」というコンセプトにあらためて共感するとともに、「場」という、もっともシンプルで、もっとも深遠なコンセプトについて、改めて考え直すきっかけを与えてくださいました。妹尾先生には、この場を借りて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 ▼ あらためて考え直してみると、「場」とは難しいものです。 一般には「場」とは「物理的な場所」のことを指したり、「仮想空間上の場所」を指示すると思われがちです。たとえば、「学びの場」とは、どこかの「物理的空間」を指

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 時代の扉を自分たちで開けたい・・・電子書籍「AiR」を読んでみた

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 作家の瀬名秀明さん、桜坂洋さんらが、「出版社を通さず」、自ら会社をつくり発刊した電子雑誌「AiR」が発売になった、というので、早速、ダウンロードしてみました。 現在、キャンペーン価格350円で、iPhone/iPadでのみ閲覧できます。iTunesからの購入になります。アプリのかたちで配布されています。 電子 http://electricbook.co.jp/ 内容は下記のようなものバラエティに富む内容です。個性的な一流の書き手が、それぞれのテーマで書き綴っています。 ■巻頭グラフ「横山裕一、豊潤の世界」 ■小説「デビルマン魔王再誕」永井豪=原作/桜坂洋=小説/籬讒贓=画 ■評論「平安デジャブ──抱擁国家、日

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ipadで見られる電子雑誌を創ろうプロジェクト:授業シラバス、まだまだたたき台!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ブログやTwitterなどですでにお知らせしている、来学期開講の学部生向け授業「メディア創造ワークショップ」ですが、関係各位の暖かいご協力の結果、だんだんと骨格が見えてきました。皆さん、アドバイスをありがとうございます。技術的にも、いろいろ教えていただき、何とか、実現のめどがつきました。 下記、「たたき台のシラバス」(まだまだ変わるよ)ですが、公開させていただきます。とはいっても、まだ趣旨しか書いてないけどね。ご意見いただければ幸いデース。 ================================================== 東京大学 駒場キャンパス 全学自由ゼミナール 2010年後期水曜4限「メデ

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 小石と虹と軍手:都会で子どもを育てるということ

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 田舎出身者の「感傷」と言われればそれまでなのですが、「都会で子育て」をしていると、時に、「困惑してしまうシーン」に出会うことがあります。 以下に書くことは、「都会での子育て」の「是非」を論じたいわけではありません。つまり「都会での子育て」がよい、悪いと言っているのではありません。一言でいえば、「都会でも、田舎でも、子どもは環境に適応して育つ」でしょう。結論は以上です。 しかし、僕は、時に戸惑いを感じます。その困惑の根源は、僕自身が、都会で育ったことはないことに由来します。どうしても、自分の子ども時代と、TAKUZOを比較して、その違いの大きさに、戸惑ってしまうのです。 ▼ たとえば、TAKUZOは「小石」が大好きで

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 電子書籍ブームとeラーニングブーム・・・既視感のある光景:読者不在の電子書籍論

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 このところ電子書籍の話題が、メディアを賑わしていますね。 AMAZONKindleApple社のipadに加えて、日の通信会社、書店など、多くのステークホルダーが、電子書籍市場への参入を表明し、「明日のプラットフォーム」の「主導権」を握ろうとしています。まさに群雄割拠。関係者の方々は、さぞエキサイティングな日々を過ごしていることでしょう。 東京ビックサイトで開かれている「デジタルパブリッシングフェア」もめちゃくちゃ盛り上がっているそうですね。何人かの方からご報告をいただきました。ありがとうございます。 僕も、一応、年間で数十万円のを買う「読者」の一人です。また、あんまり売れなくて出版社の皆さんには申し訳ない

    sagaraya
    sagaraya 2010/07/12
    重要な視点
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 激変するラーンスケープ(Learnscape - 学びの光景):TwitterとUST時代の学びを考える

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、土曜日。 間正人さんのやっておられる「NPO 学習学協会」が主催なさっている「学習学フォーラム2010」というイベントで、小生、パネリストをつとめさせていただきました。間さんには、去年のワークプレイスラーニング2009で大変お世話になりました。 学習学フォーラム2010 http://www.learnology.org/LF/2010.html このフォーラムのテーマは「バーチャルとリアルの融合」。「ネットに拡大する学習空間」と、いわゆる「リアルな学習空間」の「関係」を考えることが、このイベントの目的であったと思います。 基調講演では、「天空の魔法アイランド」という幼児向けの英語ビジネスをなさっているM

    sagaraya
    sagaraya 2010/05/20
    「ネットの学習はリアルの学習を駆動するもの」
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 研究室のパフォーマンス向上をめざす3つの工夫!?:他者からのコメントで、内省をうながす!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 今年、中原ゼミで導入した最先端の学習テクノロジー(!?)について、企画者であり、推進役である館野君がブログを書いてくれています。 中原研究室では、研究室メンバーの研究のパフォーマンスをあげるため、「コメントシート」「内省シート」「中原研究室Twitter」の3つを導入しました。ここでは「コメントシート」「内省シート」を短く紹介します。 中原ゼミでは、毎回のゼミで2名の大学院生が研究発表を行います。コメントシートは、これらの研究発表に関して、ゼミの他のメンバーがコメントを行う際に利用します。 内省シートは、研究発表を行った大学院生自身が、研究発表を振り返りつつ、次回までに何をなすべきかを宣言するシートです。 今年、僕

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 人生いろいろ、リフレクションいろいろ:リフレクションを整理してみた!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「人生いろいろ」という名曲があります。しかし、「いろいろ」なのは決して「人生」だけではありません。「人生いろいろ、内省いろいろ」です(こじつけ)。今日は、内省(リフレクション)とよばれる活動には、様々な種類があることがよく知られています。 先行研究を読み込んでいくと、リフレクションを仮に便宜的にわける基準として、下記のようなものが提案されていることがわかります。ちなみに、僕が読んでいるのは、「組織と学習」関係の先行研究です。リフレクションは、人文社会科学の様々な文脈で取り扱われている概念ですので、他の分野ではどうなっているかまで完全にカバーはできていません。ぜひ、教えてください。 1.リフレクションの「深さ」 2.

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 緊張屋、情報屋、熟慮屋 : あなたの周りには「どんな人」がいますか?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 いつも、自分に心がけていることがあります。 自分が愉しく仕事ができるようになるために、「緊張屋」「情報屋」「熟慮屋」という3タイプの人たちと一緒に仕事がしたい。そういう人たちに、自分の「周囲」に居続けていただけるように、自分は何をなすべきなのか、と考えているのです。 ▼ 「緊張屋」は、時々、ハッとするような角度から、僕に、「言いにくいこと」をストレートに言ってくれる人です。 「このままいくと、"普通"になっちゃうけど、それでいいの?」 緊張屋のメッセージは、常に耳が痛いです。 でも、こういう「言いにくいことを言ってくれる人」は、非常に貴重な存在です。 自分が、どんなに尖ったことを成し遂げようと心に決めていても、終わ

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「思考停止するビジネス書」と「問いかけるビジネス書」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 この世には、二種類のビジネス書があります。 「思考停止するビジネス書」と「問いかけるビジネス書」です。 ▼ 「思考停止するビジネス書」には、その著者に「迷い」や「戸惑い」がありません。彼/彼女は、「事実」を知っているのです。それを支配している語り方は、「もし○○したかったら~しなさい」です。 著者が何らかのかたちで所有している「権力」 - 人気、社会的立場、成功の経験 - を背景にして、彼/彼女は、自信をもって高らかに、言い放ち、あなたに迫ります。 「もし○○したかったら~しなさい」 読者は、「迷い」や「戸惑い」のない著者の言葉を心地よく受け止めることができます。なぜなら、「自分の頭で考える」必要がないから。 それ

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