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ブックマーク / magazine-k.jp (3)

  • IoT×BookShopハッカソンに散った、書店を地域コミュニティにするアプリの話

    2009年にiPhoneのARアプリ「セカイカメラ」が流行った頃、書店で働いていたぼくが夢想したことがある。書店に置かれる手書きのPOPが将来、書店員はもちろん、客も書き込むことができるARのタグに置き換われば、書店でと出会う体験は、もっとワクワクする体験になるかもしれない――。 去る1月28日、日出版販売(日販)とデジタルハリウッドの主催で開催された「IoT×BookShopハッカソン」に参加してきた。2日間のあいだ、チームに分かれ書店体験を変えるIoTプロダクトを開発し、優勝を競い合うハッカソンだ。 書店勤務、フリー編集者を経て、いまは2016年4月に「すごい旅人求人サイト SAGOJO」というWebサービスを提供するスタートアップをやっている。書店を離れて久しいにもかかわらず、参加を決めたのは、「セカイカメラ」流行時に抱いた妄想がどこかに残っていたせいかもしれない。紙のも書店も

    IoT×BookShopハッカソンに散った、書店を地域コミュニティにするアプリの話
    sagaraya
    sagaraya 2017/04/07
  • 「フィクショネス」という本屋の話

    1998年7月4日に開業した東京・下北沢の書店「フィクショネス」を、2014年7月22日に閉店しました。当は開業と同じ7月4日に閉店したらきっちりしてていいと思ったのですが、閉店の腹を決めたのがひと月前で、それまで十数年続けてくれた詩人カワグチタケシの「詩の教室」(毎月第3日曜日)をしっかり終えて貰うため、この日を終業日としました。 「人のいうことを聞きたくない」 「フィクショネス」を開くまでの僕は屈したサラリーマンでした。横浜のポルタという地下街に今もある書店から始まって、書店中心に職場を二、三度変えました。自分は小説家であるはずなのに、なんでこんなことやってるんだと思いながら毎日満員電車に乗っていました。その屈は、結果サラリーマン生活を放り出して「フィクショネス」を開いてしまった程度には、度外れたものだったと思います。貯金も保険もつぎ込んで、親からお金も借りました。 ですから心情

  • 「プロジェクト(D.I.W.O.的)編集」の時代に

    さる5月20日、東京、恵比寿のクリエイティブスペースamuで、これからのパブリシングを考える集まり「Open Publishing@amu」のプレオープン会議が開かれた。呼びかけ人は、この「マガジン航」の編集人である仲俣暁生さん、出版社ビー・エヌ・エヌ新社編集長の吉田知哉さん、副編集長の村田純一さん、出版社フィルムアート社編集部の私、の計4人。会場の参加者とともに輪になって話し合った。 編集とは発見である 私たちはまず、こう考えた。これからの世界を「設計」、「デザイン」、「編集」の力で作れないだろうか。
たとえば、デザイナー、編集者、ライター、プログラマー、キュレーター、さらには建築家、庭師、花屋、料理人なども含めたこうした職能の人は、このテーマに近い場所にいるはず。それぞれの立場を超えて、広領域な「未知のメディア」を作る。1人で悩んでいるのではなく、D.I.W.O.(Do it With

    sagaraya
    sagaraya 2011/06/16
    おもしろい編集の定義。でも発見したことをを表現することまでやらないと編集じゃない気がする
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