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ブックマーク / next49.hatenadiary.jp (8)

  • 「何がわからないか」がわからないをそのままにしておかない技術モドキ - 発声練習

    残念ながら技術までにはまとめきれなかった。 まとめ 完璧主義者だから質問しないのではなく、わからないという事実を悩んでいるだけで、何がわからないのかを考えていない(考えることができない)学生、別の言い方をすると「何がわからないか」がわからないをそのままにしておく学生もいる このような学生は、失敗を恐れない、意図的に質問をするように心がけても、質問はできない。理由は質問の内容がないから。 「何がわからないのか」を取り扱うステップは以下のとおり 自分が『考えている』のは、『何がわからないかわからないので困った』ということなのか、『何がわからないのか』なのかを区別する 何らかの方法を用いて自分の頭の中を可視化する 頭で考えるのでなく手で考えるということ 追記1:Togetter:私的メモ:「頭がよくなる『図解思考』の技術」の感想 追記2 はてなブックマークのコメントにとても良い指摘があったので転

    「何がわからないか」がわからないをそのままにしておかない技術モドキ - 発声練習
    sagaraya
    sagaraya 2013/02/17
    可視化だいじ。「手で考える」っていう表現いいなあ
  • 面白いかもしれないから会いに行く - 発声練習

    最近読んだ「新しい市場のつくりかた」(こちらは私の読書感想、私的メモ:「新しい市場のつくりかた」の感想つぶやき)にて、商品(サービス含む)の開発のためには、文化の創造が必要であり、その最初のステップは問題発明(not 発見)であると述べられていた。問題発明とは、そもそも誰にも問題として認識されていなかったことを問題として創造するということ。これは、トラブルメーカーとかマッチポンプという意味ではなく、新たな価値基準を生み出し、その基準においては現在は「よくない」「快適でない」「幸せではない」と認識すること。例としてはウォシュレットがこのの最初で挙げられている。要素技術はエジソンの時代からあったのに「用をたしたあと水でおしりを綺麗にできれば幸せ、そうでないのはおかしい」という問題が認識できなかったのでウォシュレットという商品は生み出されなかった。 問題発明は簡単ではない。そこで、「新しい市場

    面白いかもしれないから会いに行く - 発声練習
    sagaraya
    sagaraya 2012/12/16
    前フリがおもしろい。「役に立つこと」「効率がいいこと」を突き詰めてもいけない。問題を発明しないと。本読んでみるか。
  • 卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習

    はてな匿名ダイアリーで以下のようなエントリーを見ると、自分の研究室でうつ病になった子を思い出して心配になる。 自殺すると研究室にお金が入る仕組みってないのかなぁ 気持ちの整理になるかもしれないので書いてみる 私は、卒業研究や修士研究で得た経験が今後の人生においていくばくかの役に立つと信じているので、卒業研究や修士研究を真剣にかつ楽しく行って欲しいと思っている。でも、一方で、卒業研究や修士研究は長い人生において、何回か登場するちょっとした進級試験でしかないことも理解している。だから、はっきりいって卒業研究や修士研究で自分の心や体を壊すなんていうのはあまりにももったいないと思う。 博士研究は別として、卒業研究と修士研究は成果ではなく努力を評価の対象としている。「でも、中間試問や最終試問とかでは成果について問いただすじゃないか?」という疑問もあろうかと思うけれども、それは、努力の度合いを成果を用

    卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習
    sagaraya
    sagaraya 2012/01/19
    けっこう話題になってたこの記事をようやく読んだけど,コメント欄まで含めて,すごい.揺さぶられる.
  • [発声練習][研究] 補足:卒論・修論テーマの選び方 - 発声練習

    YAOsanさんを混乱させてしまうようなことを言ってしまったのでお詫び申し上げるとともに補足説明させていただきます。 落ち着きのない三十路(数えで):「研究の勉強」「テーマ決め」ってなんだ 「興味=テーマ」は茨の道,さあどうする ごめんなさい。私のエントリーの書き方が悪かったです。確かに以下のような文章ならば「自分の興味はひっこめなさい」と言っているようにしか見えませんね。 学生の方々へのアドバイスとしては、興味あることをそのまま研究テーマにするというのは苦難の道であることを理解していただきたい。どれくらいの情報感度、マニアック度を持っているかによって違うのだけれども、精力的に情報収集をしていないあなたが手に入れられる程度の情報の中から興味あることを選んだ場合、それは研究の世界においては掘り尽くされつつある分野である可能性が高いということ。普通は、研究者が研究をし、それを企業が実用化し、宣

    [発声練習][研究] 補足:卒論・修論テーマの選び方 - 発声練習
  • 卒論のテーマ選択について - 発声練習

    以下は、研究者になる人にはあてはまらないかもしれません。あくまでも個人の考えです。(追記:2008/6/10、私の所属は計算機科学・情報工学系です) 私は、修士2年次で始めて研究者の道について考えたので、卒論や修論ははっきりいって卒業&修了に必要な単位という認識だった。なので、研究室の選択基準は4年生でも部活を続けることを許してくれるかどうかだけ。卒論テーマも卒業できればよかったので、先生が得意であると言ってくれたテーマを選んだ(手助けが一杯もらえるだろうという下心)。 こだわりがなかったので、「卒業研究というのはこういうもんかな」と素直に受け入れて、結果としては卒業研究の結果をレベルは低いながらも査読つきの国際会議に発表することができた。その後も卒業研究のテーマを発展させつつ、博士を取得。偶然と幸運が重なり、大学教員になっている。自分の研究テーマが好きになった(興味が持てるようになった)

    卒論のテーマ選択について - 発声練習
  • ポスドク、博士の就職問題がボンボンの甘えにしか見えない理由 - 発声練習

    大「脳」洋航海記:学振PD騒動雑感:なぜポスドクの人件費は「生活保護」扱いされるのかという良エントリーがでているので、あえて逆張りしてみる。なお、ポスドク問題、日の科学行政問題を気にしている人たちのほとんどが以下のことをわかった上で意見を述べているということをぜひ理解しておいていただきたい。 共感を得られにくい理由 裕福だから(恵まれているから) 全員が全員好きなことを仕事にできるわけでないから 生活ができないのは博士だけじゃないから 弱者でなく強者であるはずだから 税金は弱者に使うべきだから 「博士課程まで行けたこと」=「裕福な証拠」でしょ? 大学闘争に明け暮れていたイメージのある団塊の世代(60代)は、5人に1人から10人に1人しか大学に行っていない。世代別大学経験者、修士課程進学者のいる割合 with 投票率で試算した内容によれば、修士課程に進学しているのは100人に1人。博士課程

    ポスドク、博士の就職問題がボンボンの甘えにしか見えない理由 - 発声練習
  • 大学院生が卒論・修論指導をすべき理由とそのやり方 - 発声練習

    大学院生(修士課程、博士課程)が卒論・修論指導をすべき理由は大きくわけて二つ。第一の理由は、後輩の論文を指導することにより自分の論文執筆能力および研究能力の向上をはかるため。第二の理由は、論文中の初歩的な点を大学院生の方にあらかじめ指摘してもらうことによって、教員がより質的な点について指導することができるようにすること。 指導をしてもらっている卒論生や修論生はこちらも読んで欲しい。 真っ赤な論文原稿が指導教員から帰って来たら? 「あっ、それ**さんにも、指摘されました」はメリットがないので言わないこと 他人の考えを勝手に想定して諦めちゃダメ! ちなみに、私の所属研究室では、修士1年が卒論指導、博士課程の学生が修論と卒論の指導をすることにしている。 論文指導で得られると期待されること 後輩の論文を指導することによって、自分の論文執筆能力および研究能力の向上が期待できる理由は以下のとおり。

    大学院生が卒論・修論指導をすべき理由とそのやり方 - 発声練習
  • 数学の壁は2つある - 発声練習

    Life is beautiful: 一度も会ったことのない恩師 を読んで、急に書きたくなったので書きます。それは、数学の難しさについてです。 数学についていけなくなってきたのは、高校のときからでした。なぜ、高校で数学についていけなくなったのか?それは、数学というものが人工的に組み立てられた世界であるということが理解できなかったからです。数学は、「定義」に基づき世界を構築します。定義から何の前提もなく正しいとわかる事柄が「公理」と呼ばれます。定義から何の前提もなく正しいとわかる事柄、および、定義に関係なく無条件に正しいとみなす事柄が「公理」と呼ばれます。この定義と公理から、第三者が理解できないようなジャンプをせずに説明できる事柄が「定理」です。これは、数学のどの分野においても成り立ちます。 高校のとき(実は中学校のときも)、私はこの理屈を理解できなかったのです。 「なぜ、定義や公理を証明し

    数学の壁は2つある - 発声練習
    sagaraya
    sagaraya 2009/04/24
    俺も同じようなこと思ってたなあ。そのうち「人工的な世界を構築する」ってのにはなんとなく気づいたけど、「現実世界の問題を抽象化する」ってのには気づけなかった。
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