ERPは、新たなビジネスを実現し、従業員体験を大幅に向上させ、事業の効率を高める手段の一つだ。しかし、ERPのアップグレードは、コア業務を中断させ、ビジネスの継続に影響を与えるリスクがある。 ERPのアップグレードでは、十分な情報に基づいた意思決定と綿密なプロジェクト計画が求められる。本稿では、ERPのアップグレードを成功させるため8つのヒントを紹介する。 ERPをアップグレードすべき理由 企業は、ERPを導入してから5~10年が経過し、パフォーマンスや信頼性に問題が生じ始めたときにアップグレードをする傾向がある。アップグレードをDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むタイミングに合わせたり、ERPベンダーが顧客にアップグレード期限を設定したりしている場合もある。 ERPコンサルタントは、アップグレードすべき理由は他にもあると述べた。 より近代的なERPへのアクセス テクノロジー
![ERPのアップグレードを成功させるための8つのヒント](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/166ef599875b6832e14ab13b9a1e66e2cbf957dc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F2404%2F12%2Fcover_news021.jpg)