欧州SAPや米オラクル製のソフト保守を5割引で代行する米リミニストリートの日本支社長に、前SAPジャパン 自動車産業統轄本部副本部長だった脇阪順雄氏(わきさかよりお、50、写真)が2015年9月15日付けで就任した。脇阪氏はNEC子会社を経てSAPジャパンに18年間勤務し、ERP(統合基幹業務システム)顧客の中でも医薬品製造と並ぶ最大規模の自動車メーカーを担当してきた。 米リミニストリートは2005年に創業したソフトウエアの第三者保守(3PM)ビジネスの草分け。2014年の売り上げは前年比42%増の8670万ドル(約104億円)。日本市場には2014年に進出し、これまでに41社の顧客を獲得している。 SAPジャパン時代から顧客の保守選択肢を増やす3PMに個人的に興味を抱いていたという脇阪新支社長は、3PMのビジネス価値について、次のように話す。 「SAPやオラクルに将来をコミットする顧客も
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