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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (12)

  • 孫文でも毛沢東でもなく、地味な技術官僚が中国の恐竜史に名を刻んだワケ 江沢民と同い年の鄒家華の名が付いた経緯 【後編】世界一の恐竜大国、中国の実態 | JBpress (ジェイビープレス)

    世界の恐竜研究史を塗り替える様々な発見が相次いだ中国は世界一の恐竜大国だ。一方で、新たな発見の陰には共産党政権の歴史政治の影響も見え隠れする。中国の現地事情に詳しいルポライターで、3歳のときから恐竜図鑑にハマったという安田峰俊氏がまとめた『恐竜大陸 中国』(安田峰俊著、田中康平・監修、角川新書)から、中国の恐竜に関する知られざるエピソードを紹介する。 【前編から読む】 恐竜にも及ぶ共産党政治的特殊事情、なぜ中国で発見された恐竜には学者や発掘関係者の名前が使われないのか? 「タマゴ泥棒」との汚名が着せられた恐竜 白亜紀後期のモンゴルに生息したオヴィラプトルは、かなり昔から名前が広く知られている恐竜だ。学名の意味は「タマゴ泥棒」である。 1920年代に最初に発見された個体の化石が、角竜の仲間のプロトケラトプスとみられるタマゴのすぐ近くで見つかったことや、歯のないクチバシ状の口を持っていたこ

    孫文でも毛沢東でもなく、地味な技術官僚が中国の恐竜史に名を刻んだワケ 江沢民と同い年の鄒家華の名が付いた経緯 【後編】世界一の恐竜大国、中国の実態 | JBpress (ジェイビープレス)
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    sakstyle 2024/06/24
    1997年に発見された「カウディプテリクス・ゾウイ」/種小名は共産党の重鎮・鄒家華(Zou Jiahua)にちなんで命名。羽毛恐竜の研究に取り組む季強をバックアップしていたため。かなり珍しいケース
  • 中国で発見された恐竜には、なぜ「○○サウルス」という名前がつかないのか?恐竜にも及ぶ共産党の政治的特殊事情 【前編】世界一の恐竜大国、中国の実態 | JBpress (ジェイビープレス)

    世界の恐竜研究史を塗り替える様々な発見が相次いだ中国は世界一の恐竜大国だ。一方で、新たな発見の陰には共産党政権の歴史政治の影響も見え隠れする。中国の現地事情に詳しいルポライターで、3歳のときから恐竜図鑑にハマったという安田峰俊氏がまとめた『恐竜大陸 中国』(安田峰俊著、田中康平・監修、角川新書)から、中国の恐竜に関する知られざるエピソードを紹介する。 愛国的風潮の波は恐竜の命名にも 白亜紀前期(約1億3000万年前)に生息していたディロング・パラドクスス(Dilong paradoxus:奇異帝龍)は、体長は1.6メートルほどの小さな獣脚類である。とはいえ、近年の中国恐竜ではシノサウロプテリクスと並ぶ「メジャー選手」になりつつある。 その理由のひとつは、化石が発見された2004年の時点では最古とみられる(その後にもっと古いグアンロン・ウーカイ(Guanlong wucaii:五彩冠龍)が

    中国で発見された恐竜には、なぜ「○○サウルス」という名前がつかないのか?恐竜にも及ぶ共産党の政治的特殊事情 【前編】世界一の恐竜大国、中国の実態 | JBpress (ジェイビープレス)
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    sakstyle 2024/06/24
    2001年に米中共同プロジェクトにより発見された「ズオロン・サレーイ」/清朝末期の重臣・左宗棠(Zuo Zongtang)にちなみ命名/新疆の反乱を平定した功績がある。
  • 20年ほどで急進展した恐竜研究を気鋭研究者が描く HONZ特選本:恐竜の世界史 負け犬が覇者となり、絶滅するまで | JBpress (ジェイビープレス)

    (文:澤畑 塁) そこに描かれている恐竜の姿に圧倒されつつ、胸をワクワクさせてページを繰った子どもの頃。そのワクワク感を思い起こさせてくれるような快著である。 2010年代に描かれる恐竜は、かつてわたしたちが見聞きした恐竜とはまるで異なっている。というのも、恐竜にまつわる研究がこの20年ほどで著しく進展し、恐竜のイメージが大きく書き換えられたからだ。驚くなかれ、たとえば新種の恐竜は、平均して週に一度のペースで発見されているのだという。書は、そうした研究の進展を背景にして、気鋭の若手研究者が新たな視点から「恐竜の世界史」を再現しようとしたものである。 よく知られているように、恐竜は三畳紀、ジュラ紀、白亜紀といった地質年代を生きていた。だがじつは、従来のイメージとは異なり、恐竜はすぐさま生物界の覇者にのしあがったわけではない。三畳紀(とくにそのうちの2億3000万年前~2億100万年前)の恐

    20年ほどで急進展した恐竜研究を気鋭研究者が描く HONZ特選本:恐竜の世界史 負け犬が覇者となり、絶滅するまで | JBpress (ジェイビープレス)
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    sakstyle 2019/08/27
    『恐竜の世界史』T・レックスの脳化指数はチンパン並/臨場感あふれる恐竜絶滅の描写/「研究者たちの活動が生き生きと紹介」
  • 葛藤を乗り越えて「はやぶさ2」2度目の着陸へ NASAならやらない? 日本流の宇宙ミッションを世界に示せ | JBpress (ジェイビープレス)

    7月10日朝9時過ぎ、小惑星探査機はやぶさ2津田雄一プロジェクトマネジャーは運用チームにいつものように穏やかに声をかける。その後、11時1分、運用チームははやぶさ2がリュウグウの高度20kmから降下を開始したことを確認した。

    葛藤を乗り越えて「はやぶさ2」2度目の着陸へ NASAならやらない? 日本流の宇宙ミッションを世界に示せ | JBpress (ジェイビープレス)
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    sakstyle 2019/07/11
    「日本は予算がないから、何機も探査機を上げられない。ある程度リスクをとらないとリターンが得られないミッションを遂行している」「今後の国際協力で予想されるしんどい交渉も有利になるでしょう」
  • ブラックホールの写真、一体何を写したものなのか? 地球規模の超高角度分解能、イベント・ホライズン・テレスコープ | JBpress (ジェイビープレス)

    M87中心ブラックホールの周辺のイメージ図。 Image by Jordy Davelaar et al./Radboud University/BlackHoleCam. (小谷太郎:大学教員・サイエンスライター) 先日2019年4月10日13時(協定世界時)、「イベント・ホライズン・テレスコープ・チーム」による世界10カ国同時記者発表がありました。日では日時間で4月10日22時に国立天文台内のメンバーによって記者発表が行なわれました。

    ブラックホールの写真、一体何を写したものなのか? 地球規模の超高角度分解能、イベント・ホライズン・テレスコープ | JBpress (ジェイビープレス)
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    sakstyle 2019/04/21
    分解能の話とか詳しく説明されてる。あと、この論文がCCライセンスで公開されてるとか公開までが速かったとかいう話もちらっと
  • 遺伝子操作の双子誕生、誰も言わない問題の本質とは 「ゲノム編集ベビー」発表が私たちに突きつけた課題(後篇)(1/5) | JBpress(日本ビジネスプレス)

    世界中を驚愕させた、中国での「ゲノム編集による子どもの誕生」のニュース。今回の出来事は、技術の進歩とともに直面するさまざまな問題を、早くも社会に突きつけることになった。ゲノム編集にはどのような可能性と問題点があるのか、そして今後の議論はどこに向かうのか。サイエンスライターの島田祥輔氏が2回にわたり解説する。(JBpress) 【前篇】「今こそ知っておきたい『ゲノム編集』の大きな可能性」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54910) 11月26日、中国の南方科技大学の賀建奎(He Jiankui)氏が、「ゲノム編集」を施した受精卵から双子を誕生させることが成功した、というニュースが世界中を駆け巡った。 ゲノム編集という技術の簡単な原理と、すでに研究が進んでいる応用例について前篇で紹介した。後篇となる記事では、ヒト受精卵(または受精卵をつくるための精

    遺伝子操作の双子誕生、誰も言わない問題の本質とは 「ゲノム編集ベビー」発表が私たちに突きつけた課題(後篇)(1/5) | JBpress(日本ビジネスプレス)
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    sakstyle 2018/12/13
    体外受精の件数が世界一で受精卵を集めやすい日本こそ受精卵へのゲノム編集をやりやすい環境と見なすこともできる/日本は規制が緩く、現状の指針だと今回中国で行われたことは日本では違反ではない可能性すら
  • 世界初! 小天体上でホップし撮影するミネルバⅡ リュウグウを写せ、進化する「はやぶさ2」チームの舞台裏(1/5) | JBpress(日本ビジネスプレス)

    「リュウグウの地表から夜空を、宇宙を見上げた景色を見てみたい。それは技術者としてというより、(一人の)人間として非常に興味がある」 2018年9月21日13時6分、小惑星探査機「はやぶさ2」から小惑星リュウグウ表面に向けて、2台の探査ローバー(ミネルバⅡ1)が投下された。冒頭の発言は、同日夕方、着陸が確認される前の会見で、津田雄一プロジェクトマネジャーに探査ローバーへの期待を尋ねたときの答えだ。 そしておそらく、津田プロマネの期待をはるかに上回る景色が、約3億Km彼方の小惑星リュウグウから届いたのだ!

    世界初! 小天体上でホップし撮影するミネルバⅡ リュウグウを写せ、進化する「はやぶさ2」チームの舞台裏(1/5) | JBpress(日本ビジネスプレス)
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    sakstyle 2018/09/27
    「重力の小さな小惑星上では車輪を使えば浮かび上がってしまう。「それなら積極的に浮いてしまえ!」という逆転の発想で、ホッピング機構を搭載した。」
  • ホモ・サピエンスでない多様な人類がアジアにいた HONZ特選本『我々はなぜ我々だけなのか』 | JBpress (ジェイビープレス)

    人類進化の大きな流れを概説しながら、かつてのアジアにどれほど多様な古代型人類が存在したかを、最新の研究結果を踏まえながら教えてくれる一冊だ。現在の地球でホモ属に分類されるのはわたしたちホモ・サピエンスだけだが、数万から数十万年前の世界がどれほどバラエティ豊かな人類によって彩られていたかにワクワクせずにはいられない。書で特筆すべきは、これまで人類進化を語るうえでの中心地となりにくかったアジアの地に焦点が当てられていること。人類誕生の地アフリカやネアンデルタール人の闊歩したヨーロッパだけでなく、アジアもまた人類揺籃の地だったのだ。 アジアの人類進化を中心に追いかけていく書では、文筆家である著者が人類学の研究現場に自らその足を運び、知の最前線のリアルな姿を臨場感たっぷりに伝えてくれる。「新たな人類の発見」というニュースの裏にある、人類学の研究者たちが何を探して、どのような証拠をもとに何を考え

    ホモ・サピエンスでない多様な人類がアジアにいた HONZ特選本『我々はなぜ我々だけなのか』 | JBpress (ジェイビープレス)
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    sakstyle 2018/01/16
    川端裕人、海部陽介、ブルーバックス「かつてのアジアにどれほど多様な古代型人類が存在したかを、最新の研究結果を踏まえ」/レビューの見出しに「人類は5段階を経て進化した」とあるけどいいの
  • 正体に近づいた? 宇宙の長年の謎、ダークマター 未知の物質は「超対称性粒子」という仮説 | JBpress (ジェイビープレス)

    STS-134ミッションで、国際宇宙ステーションに取り付けられた宇宙線観測装置「AMS」(2011年7月撮影)。(写真:NASA) この正体不明の物質は、宇宙空間を漂っているはずなのに、可視光も電波も出さず、望遠鏡や観測装置を向けても捉えることができません。そのため、「見えない物質」という意味で、「ダークマター」とか「暗黒物質」と呼ばれます。SFにそのまま使えそうな素晴らしいネーミングです。 2016年12月8日、国際宇宙ステーションに搭載されている宇宙線観測装置「AMS」のチームが記者発表を行ないました。その観測データには、ダークマターの形跡が見られるというのです。 これまでどんな観測装置もすり抜けてきたダークマターが、ついに捉えられたのでしょうか。長年の謎、ダークマターの正体が明かされる時が来たのでしょうか。解説しましょう。

    正体に近づいた? 宇宙の長年の謎、ダークマター 未知の物質は「超対称性粒子」という仮説 | JBpress (ジェイビープレス)
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    sakstyle 2016/12/28
    ISSのAMSが「5年間かけて貯めた陽電子のデータ」から、高エネルギーの陽電子は超対称性粒子由来かもしれない。でも、そうでないかもしれない(中性子星由来かもしれない)、と。
  • 日本の歴史的「化石」発見、発表までなぜ10年も? HONZ特選本『ザ・パーフェクト 日本初の恐竜全身骨格発掘記』 | JBpress (ジェイビープレス)

    北海道むかわ町穂別で日古生物学史上最大級の発見があったのは2003年4月。それから10年以上が経過した2013年7月17日、日初の恐竜全身骨格発見が北海道大学のプレスリリースで世間に伝えられた。 誰がどのようにしてこの化石を発見したのか、公表までの10年間研究者たちは何をしていたのか、このハドロサウルス科の新種と思われる恐竜は7000万年以上前どのように日にたどり着いたのか。書『ザ・パーフェクト―日初の恐竜全身骨格発掘記: ハドロサウルス発見から進化の謎まで』は世紀の発掘に携わった様々な人にフォーカスを当て、それぞれの視点から発掘の過程をドラマ仕立てで伝えてくれる。 化石の謎が少しずつ解き明かされていくエキサイティングな展開に、最後には全身骨格が発見されるのだと分かっていても、ページをめくる度に鼓動が高なっていく。 そもそも恐竜とは何なのかということから丁寧に解説されており、サイ

    日本の歴史的「化石」発見、発表までなぜ10年も? HONZ特選本『ザ・パーフェクト 日本初の恐竜全身骨格発掘記』 | JBpress (ジェイビープレス)
  • JBpress(日本ビジネスプレス)

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    sakstyle 2015/03/06
    “フリースタイルスキー 米谷優選手 今期最後の戦いへ”
  • ロボットに求められる倫理的判断

    (英エコノミスト誌 2012年6月2日号) ロボットの自律性が増す中、社会にはロボット管理のルールづくりが求められている。 SF映画の名作「2001年宇宙の旅」の中で、宇宙船の人工知能HALは、あるジレンマに直面する。HALに与えられた命令は、宇宙船のミッション(木星近くの人工物の探査)を遂行すると同時に、そのミッションの真の目的を宇宙船の乗員から隠しておくことだった。この2つの命令の矛盾を解消するために、HALは乗員を殺そうとする。 ロボットの自律性が増すにつれ、コンピューター制御された機械が倫理的な判断に直面するという事態は、SFの世界の話にとどまらず、現実のものになりつつある。現代の社会では、ロボットがHALよりも倫理的に優れた判断を下せるようにする道を探ることが求められている。 ロボットの寓話 意外なことではないが、自ら判断を下す機械の開発の最前線にあるのが、軍事技術だ。軍事技術

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