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ブックマーク / www.cnn.co.jp (15)

  • 世界最大級のペンギンのコロニー、過去30年間で90%縮小

    (CNN) オウサマペンギンの世界最大級のコロニー(集団繁殖地)が過去30年の間に約90%縮小していたことがわかった。仏国立科学研究センターの研究者が明らかにした。 今回調査対象となったコロニーは仏領クロゼ諸島のココン島にあるもの。1982年に研究者が訪れた際には、200万羽を超すオウサマペンギンがいたという。これは、世界最大のオウサマペンギンのコロニーであっただけでなく、ペンギンのコロニーとしても2番目に大きなものだったという。 しかし、2016年と17年に研究者が訪問した際にはコロニーは著しく縮小していた。オウサマペンギンの数は20万羽程度で88%の減少を示していた。かつては50万羽を数えたつがいも、現在ではわずか6万羽にとどまっている。 訪問することが難しいため、何十年にもわたって新たな個体数の推計を行えなかったため、個体数が激減した理由は分かっていない。 過去数十年の間に撮影された

    世界最大級のペンギンのコロニー、過去30年間で90%縮小
  • 「世界一辛い」トウガラシで脳血管にダメージ、男性入院 米

    (CNN) 米ニューヨークで開かれたトウガラシの大い大会で、世界一辛いといわれる「キャロライナ・リーパー」というトウガラシをべた挑戦者の男性が、直後に激しい頭痛を訴えて病院に運ばれた。神経科の専門医が9日の医学誌BMJに発表した症例報告で明らかにした。 患者は34歳の男性で、頭と首の激しい痛みを訴えて病院の集中治療室に運ばれた。大会でキャロライナ・リーパーをべた直後に後頭部に激痛が走り、頸部から頭部にかけてたちまち痛みが広がったという。 病院で検査した結果、脳出血や脳梗塞は起きていないことが判明。しかしCT血管造影を使って脳内の血管を調べたところ、左側の内頸(ないけい)動脈など脳につながる4の血管に大きな狭窄(きょうさく)が見つかり、トウガラシが原因と思われる可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群(RCVS)と診断された。 専門家によると、RCVSは雷に打たれたような激しい頭痛を伴う

    「世界一辛い」トウガラシで脳血管にダメージ、男性入院 米
  • ふん便が薬に、新治療「ふん便移植」が脚光 9割で症状改善

    米マサチューセッツ州メドフォード(CNN) 米マサチューセッツ州ボストン近郊の研究室で、健康な人のふん便を腸炎の治療に役立てる方法が開発され、注目を集めている。 マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究助手、エリックさん(24)は昼時、便意をもよおした。仕事を中断すると電車とバスを乗り継ぎ、MITから30分ほどの地点にあるトイレに到着。見た目は普通の公衆トイレと変わらない、何の変哲もないトイレだ。違いはただ1つ。ここでのトイレ休憩は、命を救うのである。 エリックさんは収集用のバケツを便器の内側にかけ、用を足した。事が終わると容器にふたをして袋に入れ、隣接する「オープン・バイオーム」に向かう。オープン・バイオームはボストン北西部にある研究室で、特別に健康な人の便を治療薬に転換する方法を開発している。 研究室の技術員はエリックさんの「サンプル」の重さを計測。エリックさんは2カ月半で29回訪問し

    ふん便が薬に、新治療「ふん便移植」が脚光 9割で症状改善
  • 英国で異例のオーロラ観測 欧州や米国の一部でも

    (CNN) 米国や欧州の一部で7日夜から8日未明にかけて、磁気嵐による鮮やかなオーロラが観測された。 米海洋大気局(NOAA)は7日の時点で、強い磁気嵐の発生によって地球の磁気圏が乱れる可能性があるとして注意を促していた。 この日は英国などでも異例のオーロラが観測され、ソーシャルメディアには夜空の鮮やかな色彩をとらえた写真やビデオが投稿された。 英地質調査所によると、オーロラは太陽表面の爆発で膨大な量の荷電粒子が宇宙に放出され、地球の磁場に届いて大気中のガスの原子と衝突して形成される。 写真家のチャド・ハルボーソンさんは米ミネソタ州ミネアポリスの北部約50キロの地点で7日にオーロラを撮影した。 カメラを設置する頃には夜空にかすかな光が見え、夜が更けるにつれて光が強くなっていったという。4時間あまりも天体ショーを楽しんだというハルボーソンさんは、「オーロラが爆発していた。空で光が踊る様子は

    英国で異例のオーロラ観測 欧州や米国の一部でも
  • 絶滅危惧のネコ科保存へ「冷凍動物園」 米大学

    (CNN) 米ジョージア大学の再生生物科学センターが、絶滅の危機に瀕した大型ネコ科動物の遺伝子を凍結保存する「冷凍動物園」の計画を進めている。 計画では、麻酔をかけた動物の皮膚から細胞を採取し、初期化遺伝子を導入して幹細胞を作製。この幹細胞から精子や卵子を作り出す。 既にブタの幹細胞からの精子の作製には成功しているといい、大型ネコ科動物は生物学的構成の解明が進んでいることから、成功する可能性が大きいと判断した。 研究チームはアトランタ動物園の協力を得て、2010年に死んだスマトラトラ「ジャラル」と、13年に死んだウンピョウの「モビー」の細胞を採取済みだという。車にはねられるなどして個体数が減少しているフロリダピューマも、いずれ繁殖の対象に加えたい意向。 採取した細胞は液体窒素のタンクに保管して、幹細胞の作製に備える。理論的にはたとえ200年たっても遺伝子は生き続け、精子や卵子になる幹細胞を

    絶滅危惧のネコ科保存へ「冷凍動物園」 米大学
  • 世界で4番目に広かった湖「アラル海」、ほぼ消滅

    (CNN) かつて世界で4番目に大きな湖だった「アラル海」が過去14年で縮小を続け、有害な砂をまき散らす広大な砂漠と化している。米航空宇宙局(NASA)はこのほど、湖の縮小規模を示す画像を公開した。 アラル海は中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境をまたぐ地域にあり、現在は元の湖の中心だった部分が「南アラル海」と呼ばれている。縮小は今年に入ってピークに達し、南アラル海の東側の部分が完全に干上がった。 NASAによると、アラル海には1960年代までアムダリヤ川とシルダリヤ川の2つの川が注ぎ込み、雪解け水や雨水が流れ込んでいた。しかし旧ソ連が60年代、農業用水を確保するため、この2つの川の流れを変え、水を運河に流入させた。 この影響でアラル海は縮小を始め、塩分濃度が上昇。肥料や化学物質で汚染された湖底が露呈した。この土壌が風に吹かれて周辺の耕作地に広がったため、耕作用にさらに多くの水が

    世界で4番目に広かった湖「アラル海」、ほぼ消滅
  • セイウチ3万5千頭、海岸埋め尽くす 米アラスカ

    (CNN) 北極の氷が縮小し、北太平洋の海水温も過去最高を記録する中で、アラスカの海岸に大量のセイウチが押し寄せている。米海洋大気局(NOAA)は、アラスカ北西部のチュクチ海に面した海岸の一画が3万5000頭を超すセイウチで埋め尽くされた写真を公開した。 NOAAによると、セイウチは海に潜って餌をとる合間に海氷の上で体を休めるが、海氷が消滅すると海岸にたどり着く。 国立海洋哺乳類研究所の航空調査リポートによれば、この写真が撮影された9月27日、海氷は観測できなかった。海岸には3万5036頭のセイウチが確認され、うち36頭は死んでいたという。 この4日前の調査では、海岸にいたセイウチは死んだ50頭を含めて1500頭にとどまっていた。 海岸に大量のセイウチが集まる現象は2007年から観測され、2011年に約3万頭、13年には約1万頭が確認されていた。

    セイウチ3万5千頭、海岸埋め尽くす 米アラスカ
  • 首に張る「電子タトゥー」を特許申請 米モトローラ

    モトローラ・モビリティが「電子タトゥー」の特許を申請=U.S. PATENT & TRADEMARK OFFICE提供 (CNN) 米グーグル傘下の携帯電話大手モトローラ・モビリティがこのほど、首に張り付けるタイプの「電子タトゥー」の特許を申請したことが分かった。スマートフォン(多機能携帯電話)などと接続し、電源内蔵マイクとして使うことが想定されている。 先週公開された申請文書によると、タトゥーは「ブルートゥース」のような無線通信によって、グーグルが開発を進める眼鏡型端末「グーグル・グラス」などと接続。イヤホンやヘッドセットを装着せずに音声での操作が可能になる。音声の入出力をよりクリアにする機能も想定しており、実現すればにぎやかな部屋でもはっきりとした音声で通話できるなど使い方の幅が広がる。 また皮膚表面の電気抵抗を計測することで、うそ発見器としても使えるという。さらに「動物にも装着できる

    首に張る「電子タトゥー」を特許申請 米モトローラ
  • CNN.co.jp:ショッピングモールが携帯電話の電波で客の動きを追跡 米国

    ニューヨーク(CNNMoney) 米国のショッピングモール2カ所で年末商戦の期間中、携帯電話の電波を使って買い物客の動きを追跡する調査が行われる。 米国のショッピングモールでは従来から監視カメラや調査員を使って買い物客の動きを追跡する調査が行われてきた。だが携帯電話を利用するのは初めてだ。 このシステムは英パス・インテリジェンス社の製品で「フットパス」と呼ばれる。モール内の各所に設置したアンテナを使って携帯電話に個別に割り当てられた「ID番号」を検知、利用者の動きを記録する。 店内での滞在時間の傾向や寄りつかない場所、特定のブランドで買い物をした客のうち、何人がスターバックスに寄るかなどがわかるという。 フットパスは監視カメラとの連動はなく、購入した商品のデータを集めることもない。携帯電話の番号や持ち主の個人情報を、通信事業者がモール側に開示することも一切ない。 ショッピングモール側は施設

  • CNN.co.jp:アップルがかき立てる「宗教的反応」、BBCが科学実証

    (CNN) MacやiPhoneを愛するアップルファンの脳内には、宗教信者の脳内に起きるのと似たような反応が起きていることが分かったと、英BBCのドキュメンタリー番組が伝えている。 同番組では神経学の専門家が磁気共鳴断層撮影(MRI)を使ってアップルのファンに同社の製品を見せ、脳内の反応を調べる実験を行った。その結果、脳の特定の部位が明るくなっていることが判明。これは、宗教信者に神の像を見せた時に明るくなるのと同じ部位だった。 ドキュメンタリーのシリーズ第1回では、ロンドンに最近できたアップル直営店の開店イベントで、同社社員たちが何かに熱狂的に駆り立てられたような様子を映し出している。 ファンがアップルに極端にのめり込む傾向があることについては、以前から批判的な見方があった。 中にはタトゥーを入れたり車にバンパーステッカーを張ったり、自宅に設けた祭壇に古くなったMacを飾るファンもいる。2

  • CNN.co.jp:自殺の手助け禁止提案、住民投票で否決 スイス

    (CNN) 他人の自殺を手助けすることが認められているスイスのチューリヒで、外国から自殺目的で同国を訪れる「自殺旅行」の増加などが問題となり、自殺幇助(ほうじょ)禁止と自殺旅行禁止の是非を問う住民投票が実施された。 投票の結果、自殺する権利は守るべきであり、たとえ外国から来た人であってもその権利は認めるべきだとの意見が大多数を占めた。自殺幇助禁止の提案には85%が、自殺旅行禁止の提案には78%がそれぞれ反対票を投じている。投票総数は約27万8000票だった。 スイスでは1941年以来、医師以外の人物が行うことなどを条件として、自殺幇助を認めている。しかし報道によると、自殺目的でスイスを訪れる外国人が急増したことや、回復の見込みがない病気にかかっているわけではないのに自殺を希望する人が多いことが最近の調査で判明し、自殺幇助をめぐる論議が高まっていた。 チューリヒの自殺者は年間約200人に上り

  • CNN.co.jp:友人に1杯おごれるソーシャル自販機 ペプシコ

    (CNN) 自分の分だけでなく離れた場所にいる友人や知人のための飲料も買うことができる「ソーシャル自動販売機」を米飲料大手のペプシコが開発し、試作機を披露した。 この自販機はタッチスクリーン式で、飲料をおごりたい相手の名前と携帯電話番号、メッセージ文を入力すると、コードが生成されて別の自販機で飲料を取り出せる仕組み。短い動画を自販機で撮影して添えたり、見知らぬ相手に1おごることも可能だという。 インターネットの「ツイッター」や「フェイスブック」といった交流サイト(SNS)の人気が高まる中、自販機でも新しい形で交流を深めてもらおうという狙い。年内に試験的な設置を開始する予定だという。 ライバルのコカコーラも2009年に、タッチスクリーン画面で100種類以上の飲料の組み合わせが選べる「フリースタイル自販機」のコンセプトを打ち出している。 自販機は1920年代に世界で初めて登場し、37年に現在

  • CNN.co.jp:『東京現代建築ガイド』 パフォーマンスとしての建築

    東京ビッグサイト(江東区)Credit: JOSHUA LIEBERMAN/ KODANSHA INTERNATIONAL ロンドンやパリ、ローマなど世界の首都と比べ、東京には、歴史的建築のみならず、20世紀前半のアーリーモダンの建築がとても少ない。だがその穴を埋め合わせているのが、世界で最も独創的で印象的な現代建築家たちの作品だ。 新刊書、『東京現代建築ガイド』(21st Century Tokyo)は、1990年以後に建てられた、東京の建築の傑作を紹介する究極のガイドである。ジョシュア・リーバーマンの印象的なモノクロ写真はガラスとスチール、コンクリートの構造物の魅力を最大限に引き出し、現役建築家のジュリアン・ウォラルと、建築学教授のエレズ・ゴラニ・ソロモンがそれぞれの建物の来歴と意義を解説している。 CNNは、著者のウォラルとゴラニにインタビューを行い、東京独自の建築テーマと、低成長時

  • CNN.co.jp:獣医師の自殺が一般の4倍 過酷なストレスが原因か 英研究

    (CNN) 英国で獣医師の自殺率が一般の4倍の水準に達するとの調査結果を、サウザンプトン大学医学部の大学院生がまとめた。医療従事者と比べても2倍で、様々なストレスが原因ではないかと指摘している。 同大学で精神衛生学の博士課程に在学中の医師デイビッド・バートラムによると、英国の獣医師1万6000人中、毎年5─6人が自殺しているという。 はっきりとした原因は不明だが、獣医学部時代から始まる訓練や実際に獣医師として働く現場で、過酷なストレスを受けていると推測。また、自殺に使える薬物が周囲にあり、思い立った時にすぐ入手出来る環境が遠因とも見ている。 このほか、日ごろの治療で遭遇する困難で安楽死が最適な解決方法とする傾向に陥りがちとなり、これが自らの私生活に反映されるのではないかとも分析している。

  • http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200710100014.html

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