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食品と科学に関するsarasaneのブックマーク (5)

  • 山崎製パン | パンのカビ発生メカニズムと保存試験の結果について

    温暖で湿度の高い気候を有するわが国では、品のカビは切実な問題となっております。 特に夏季にパンのカビについて、よくお問い合わせをいただいておりますが、パンのカビ発生のメカニズムは、詳細に研究されてきておりますので、その概略についてのQ&A及び弊社製品と他社製品のカビ発生に関する保存試験結果につきまして、ご紹介いたします。 Q1.どうしてパンにカビが生えるのですか? パンは、およそ38%前後の水分を含有しており、細菌が増殖しやすいかどうか判断する目安となっている水分活性値(注1)でみますと、パンの水分活性値は0.96とカビの生えやすい品といえます。 パンの製造は、通常200~250℃で30~40分間の焼成工程があり、その際の中心部の温度は95℃を超えカビは焼成により死滅するため〔但し小麦由来の耐熱性菌(枯草菌)の芽胞は死滅せず残存しますので、焼成後の温度管理を適切にする必要があり

  • エームス・ショック - 「天然の農薬」という考え方

    2.エームス・ショック 今回はちょっと脱線してべるものに関してです。「はじめに」で、「農産物に対する化学農薬絶対反対」を唱える人たちの「正気」を疑うということを書きましたが、その一端がこれです。 ・化学農薬よりスゴイもの 「買ってはいけない」の著者の中には、野菜は自分が所有する農園でとれる無農薬野菜ばっかりべ、水は谷川岳(だったかな?)の自然水だけなどという金に飽かせた贅沢な暮らしをしてるお方が混じってました。(そいえば誰かが「環境貴族」とか「エコ貴族」とかいって揶揄してましたね。そんな贅沢できる「資金源」についてもスルドいツッコミが入ってましたっけ(^◇^;) ところで、このお方が一日に摂取される「農薬」の量、特に発ガン物質の量ってどのくらいだと思いますか?そんな贅沢してるんだからほとんどゼロだろうって? と~んでもございません。実は腰をヌカすほどの量なのです。 おそらく「1g」をか

  • これからの「ミルク」の話をしよう ― いまを生き延びるための“乳”学 - 夜食日記

    今、首都圏や東北などの東日のスーパーやコンビニでは、牛乳や乳製品が不足しているところが多いようです。私も久しくヨーグルトというものにお目にかかっていません。 牛乳主要メーカーの各工場が計画停電で十分に稼働できないこと、飲料用の紙パック製造会社が被災していること、さらに、福島原発の放射能漏れ事故の出荷停止の影響で原料も足りなくなっていることなどが原因のようです。 当たり前にあると思っていた牛乳やヨーグルトが、品薄だったり、陳列棚にないという現状。「全然ウチの近くのスーパーにいっぱいあるよ」という所も多いでしょうが、こんなときだからこそ、身近な「ミルク」についてちょっと想いを馳せたいと思います。 ミルクとは、この世に存在する唯一の“べ物” 私は、農学部の動物系の学科の出身です。その学科の大学時の講義で、「ミルク科学」という講義名の必修科目がありました。授業のネーミングが柔らかすぎて、当時「

    これからの「ミルク」の話をしよう ― いまを生き延びるための“乳”学 - 夜食日記
  • 窒息死亡事故が多発する餅はなぜ規制されないのか? - A Successful Failure

    2011年01月03日 窒息死亡事故が多発するはなぜ規制されないのか? Tweet 新聞報道によれば、5都県で元日から2日にかけて、を喉に詰まらせ24人が病院に搬送、内10人が亡くなったという。亡くなったのは60~95歳の高齢者ということだ。実際にはどの程度のリスクがあるのだろうか? べ物による窒息死亡事故のほとんどは高齢者 総務省・全府省 政府統計の総合窓口(e-Stat) 人口動態調査において表「不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数」のうち「その他の不慮の窒息」の「気道閉塞を生じた物の誤嚥」によるものを抜き出したのが次の表だ。 平成総数0歳1~4歳5~9歳10~14歳15~29歳30~44歳45~64歳65~79歳80歳~不詳 9年3,66935156123625101,2281,7863 10年3,95640106318685371,3321,942- 11年4,08129

  • 「皆さんが食べているトマトには毒が入っています」 - 夜食日記

    日々、人に伝えるのが難しいなぁと思っていることがあります。 今日講義で、焼き肉や焼き魚のコゲに含まれる発がん物質の話をしました。どんな化合物の物質が生成していて、どんな生理的作用があってという話がメインですが、補足として、人はどのぐらい品からその発がん物質を摂取していて、実験動物で発がんするにはどのぐらいの量が必要かを具体的な数字で説明しました。 実際、焼き肉のコゲを今の100倍ぐらい毎日べても、発がんするかしないかのレベルですよと伝えたつもりですが、講義後に毎回書いてもらっている質問・コメント票には、「発がん物質→怖い」という脊髄反射的コメントがいくつかありました。 毒性と量の関係の説明は、伝わらない人には当に伝わりません。有害物質がほんのちょっとでも入っているとを聞くと、量のことは全く考えず拒絶する人が少なからずいます。とにかくリクスを避けたいという心境は分からないことはないので

    「皆さんが食べているトマトには毒が入っています」 - 夜食日記
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