【動画】中部空港にボーイング787飛来中部空港に着陸するボーイング787=10日午前7時すぎ、愛知県常滑市、恵原弘太郎撮影ボーイング787を見ようと、大勢の人たちが中部空港のスカイデッキに詰めかけた=10日午前7時9分、愛知県常滑市、恵原弘太郎撮影B787の日本メーカー担当部分 米ボーイング社の最新鋭旅客機787が10日、中部空港(愛知県常滑市)で公開された。機体の35%は愛知県に生産拠点を持つ重工メーカー3社が製造。ハイテクを駆使して炭素繊維を使った部品を開発し、機体重量を大幅に抑え、燃費効率を2割向上させた。 「工場のみんなが楽しみにしていた日が、ついにきたんだな」 10日の内覧会に訪れた富士重工業生産技術部の滝沢尚哉次長(49)は、半田工場(同県半田市)の作業員ら約200人と機体を見上げた。空港の展望デッキにはこの日、延べ5万人集まった。 B787の最大の特徴は、炭素繊維を樹