小飼社長、「構造改革ステージ2」で実用化と宣言マツダは独自の技術群であるSKYACTIVの第2世代(Generation 2)商品の投入を2018年度までに開始する計画だ。SKYACTIV(以下SKYと表記)は2011年に、先代『デミオ』の1.3リットルガソリンエンジンから商品化が始まり、その後の同社の業績回復と拡大に大きく寄与している。 第2世代では自動車用ガソリンエンジンで、世界でも前例のない「HCCI(予混合自己着火)」という燃焼技術の実用化を目指している。このエンジンを元に、5月に提携拡大で合意したトヨタ自動車の技術を融合したハイブリッド車(HV)などの展開も予想され、第2世代SKYの開発動向には国内外から熱い視線が注がれる。 第2世代技術を採用したモデルの投入計画は、4月の決算発表会見で小飼雅道社長が明言した。マツダは16年度から18年度まで、中期計画に相当する「構造改革ステージ