中国、韓国、世界で仕事をしてきたビジネスマンが読み解く時事問題。外国人とのビジネスで知った彼らの本質、政治家や評論家には見えない視点で迫ります。 皆様ご無沙汰致しております。今日は世界の嫌われ者中国経済について 語って見たいと思います。 最近の中国経済に対して、新聞報道や経済学者の論を読んでいるとひどく 混乱と迷いが感じられますが、ここに至って多くの経済評論家達は、中国 経済崩壊は避けられないと判断したようです。 しかし中国金融不安に対しての経済評論家達の論は中国経済に対してうまく 噛み合わないにもかかわらず、従来のイギリス・アメリカの伝統的な学問を 土台にして考察しています。 まず中国は国とはいえない、にもかかわらず先進国の経済方程式で中国経済 の答えを出そうとするなど無理があります。結果「中国経済大崩壊」や 「中国事変は米国サブプライムショックの再来か」などのありふれたタイ トルが新聞